• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

北海道遠征第2弾 4山目

幌尻岳 チロロ林道口( 北海道)

パーティ: 1人 (hiko さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

前日、初雪、雨は降らねどハイマツに着いた雪でびしょ濡れ・・翌日は快晴

登山口へのアクセス

その他
その他: 前日、セントレアからジェットスター便で移動、ホンダオートレンタカーでホンダN-VAN借用(これ助手席まで完全なフラットになるので車中泊には最高!)
道の駅 樹海ロード日高で車中泊(コンビニ、Aコープ、寿司屋/そば屋、温泉(ひだか高原荘 車3分 600円)があり快適、ただ帯広との主要道のため、大型トラックが一晩中ひっきりなしに通る)

この登山記録の行程

9月20日
チロロ林道登山口(0617)⇒取水口(0705/0720)⇒二ノ沢分岐(0750)⇒トッタの泉(0955/1012)⇒ヌカビラ岳(1145)⇒北戸蔦別岳手前天場(1225)
9月21日
北戸蔦別岳手前天場(0520)⇒北戸蔦別岳(0525)⇒幌尻山荘分岐(0611)⇒戸蔦別岳(0636)⇒幌尻岳(0840/0932)⇒戸蔦別岳(1107/1124)⇒北戸蔦別岳(1217)⇒北戸蔦別岳下天場(1221)⇒ヌカビラ岳(1310)⇒トッタの泉(1350/1402)⇒二ノ沢分岐(1520)⇒取水口(1550)⇒チロロ林道登山口(1645)

コース

総距離
約24.9km
累積標高差
上り約2,551m
下り約2,548m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

今回は2の反省文の理由のとおり、写真が全くありませんので、感想が長いです。
1 朝、道の駅から千呂露川分岐の国道までは直ぐだけど、チロロ林道の砂利道が長く、5時登山口出発の予定が6時過ぎになってしまった。駐車場には車は2台、1台は前夜泊かな一人寝てる。トイレは簡易式で使用後はペタルを必ず踏めと書いてあるけど、踏んでも踏んでも何も起こらず?そっか隣のポリタンクの水で流すのが正解でした!
いや~誰もいないよ~寝ている前夜泊者に先に行ってもらいたいけど、全然出発しそうにないので、仕方なしに意を決して出発((+_+)) 時々、熊脅し用ピストルを撃ちながら45分で発電用取水施設に到着。ちょっと朝ごはん休憩~って、何やら後ろに気配がする~振り返ると・・北キツネが~おいおい脅かすなよ( ゚Д゚)てな具合で、早く前夜泊の人、追い越さないかな~と思いながら林道から二ノ沢沿いの山道に入るが、周りは沢沿い&藪ってことで、より緊張感が増す。ちょっと行ってはバーン、バーン・・おっと弾切れだ。8発しか撃てないので慌てて交換('ω') さらに沢を登って行くと、人が降りてきた。話を聞くと、昨日は雪降って、強風で、二人テント泊の予定だったが、一人は帰ってしまったので独りだけで北戸蔦別岳手前でテント泊したけど、今朝も強風だったので諦めて下山してきたとの事。「おー駐車場のもう1台の人か~と言うことはこの先、誰もいないってことだけど、まあ~この人は何事も無く降りてきたみたいなので少しは大丈夫かな~」とさらに進むと沢を離れ山道に入る所で、やっと前泊者が追い付いてきた!(^^)!~どうぞどうぞお先にどうぞ~これで一安心。。トッタの泉までは結構登る。ドリンクは2L持って来たが、食事用と明日用に1.5L程補給する。さらに登ると地元の人か、様子見てヌカビラ岳くらいまで行くかなと言うおじさんが追い抜いて行った。ヌカビラ岳辺りまではハイマツの道も人が通れるくらいあるが、そこから先はハイマツを掻き分けて進むことになる。前夜の雪と強風でそこらじゅう、エビフリャだらけで、寒くなってきたことと、びしょ濡れになるのでザックカバーと雨衣を着込み、北戸蔦別岳を目指すと、元気そうなテント泊者が追い付いてきた。暫く進むと、手袋が濡れて、指が痛い。さっきのおじさんが下って行き、、あれ!前泊者も下りてきた?「北戸蔦別岳まで行ったけど、強風で先に行けず、明日の飛行機に間に合わないので帰る」との事、さらに進むと、さっき追い抜いて行った若者も下りて来た~同様に寒さと強風で撤退するとの事、「え~みんな帰っちゃうの(*´▽`*)」ここまで来た道を帰るの辛いよ~でも独りか~しばしの葛藤(~_~;)~まあ~二度とは来たくないよな~装備もOKだし~天気も回復する予報だし、何とかなるだろうと天泊を決心( ;∀;)
北トッタベツ岳の手前に風が避けられて広い場所があったが、何かハイマツの茂みが怖かったので、その先の風除けは劣るが見晴らしの良い場所に設営した。夜半中、吹いた風も朝方には止み、星空になり翌日は風も無く良い天気になりました!(^^)! あれ!登山靴に足が入らないぞ?靴は昨日の雨で濡れていたのでカチコチに凍っていました( ゚Д゚)
 0520までに食事とテントを片付け、ザックをデポして出発!北トッタベツ岳からすばらし眺めです。羊蹄山~大雪山まで一望・・が幌尻岳はずーーと向こうだ。ハイマツ漕ぎににはうんざり・・七つ沼も帰りは一端、沼まで下りて登り返した方が楽なんじゃないかと思うほど、昨夜の風で殆どの雪は落ちていて濡れることなく、幌尻岳への最後の急登を登り終えると山頂に着いたわ(*^^)v おおーあれがヒグマ被害の出ている「カムイエクウチカウシ山」か~尾根続きだわ~幌尻山荘までの林道にはでかい糞があったとなんて話を夕方5時のバスまで暇だと言う人とのんびりしてたら、何と今朝、チロリ林道から5時間程で登ってきた強者のおじさんまで現れて、、いかんいかん、のんびりしている場合じゃないわいと下山にかかる。帰り道は、昨日の登山者は4人だったのに今日はわんさかテント泊者が登ってくる。天場足らないだろうな~でも賑やかで熊も来なくて良いな~まあ、普通の人はこんな日に来るんだろうな~と思いながら、せっせと下り、何とか日が暮れる前に駐車場にたどり着いた(*´▽`*) トマム方面は山の中で車中泊する所は少ないよと情報を得て、一昨日と同じ日高町の道の駅へ、ひだか高原荘でひとっ風呂浴びて、道の駅内にあったお土産店で地酒を買い、頑張ったご褒美に、お寿司屋さんで生ビール&お刺身定食(*^。^*) ヒグマに怯えることなく、トラックの心地良い地響きとエンジン音を子守唄に眠りに就きましたわ(-_-)zzz

2 反省事項
 ➀ 今回は、プリムスのガス‣ストーブとMSR ガソリン・ストーブを持って行き、空港近くのDAYショップでガスカートリッジとホワイトガソリンを調達するつもりでレンタカー借りてから行く途中にお店を探したけど、千歳空港出て、占冠方面へ向かうと、あっという間に人家が無くなり、農地と牧草地帯になってしました(@_@;) いくつかのDAYショップらしき所に立ち寄るがあったのはカセットコンロ用のみ。何とかガソリンスタンドで無鉛ガソリン調達できたので、不便だけどガス・ストーブは諦めた。空港内にある「スノウショップ出発売店」、ニッポンレンタカー千歳空港営業所で購入できるみたい、
 ➁ 携帯の充電はレンタカーに12Vシガライター電源はあったもののブラックダイヤモンドのランダン(内蔵電池又は単3電池式ランタンで、USB端子から携帯の充電が出来る優れものと思っていた)で取り合えず充電できるからとシガライターアダプターは買わずに車内で寝てる間に充電してたら携帯残量45%⇒78%まで充電されたもののそのままにしてたら朝見たら14%になってる(゜.゜)それ以降は充電出来ず・・・結局、携帯は使えなくなり、もう一つガラケイ持っていたので非常用の通信手段は確保できたものの、もっとも重要な写真が撮れない事態になってしまった(+o+) 山降りてからコンビニで探したらシガライター用アダプターは何種類も売ってた~最初に買うべきだったわい
 ➂ 幌尻岳は山中でテント泊予定だったので、一晩中、音が出るようにウォークマンと小型スピーカーを持って行ったが、出発前に聞きたい曲に編集したせいか、さあ聞こうってONしたら機器内に何も曲は入ってませんとメッセージ!! ガーン( ゚Д゚) あーあ、確認しとけば良かったわい。。仕方なしに時々、ヒグマ対策用に買って来た、「火薬銃 ビックバンR-3 8連発 音追いピストル」をバーンと撃って夜を過ごした(+o+)

続きを読む

フォトギャラリー:6枚

装備・携行品

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

戸蔦別岳

戸蔦別岳

1,959m

幌尻岳

幌尻岳

2,052m

よく似たコース

戸蔦別岳 北海道

カールを見下ろす日高山脈最高峰に登る

最適日数
2泊3日
コースタイプ
周回
歩行時間
18時間10分
難易度
★★★
コース定数
68
登山計画を立てる