行程・コース
天候
曇りのち晴れ!
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
自宅(5:20) → 狭山日高ICから圏央道、関越道で月夜野ICへ →
R17で元橋駐車場へ(7:40)
この登山記録の行程
元橋駐車場 → 鉄塔 → 松手山 → 平標山山頂 → 平標山ノ家 →
登山口 → 平標登山口
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
紅葉真っ盛りの平標山に行ってきました。平標山といえば6~7月のお花を目当てに行く人が多いかと思いますが、紅葉も素晴らしいと聞きつけ、行ってみました。
今日は天気予報では晴れだったのに駐車場に着くとどんよりした曇天模様・・・。気分は下がってしまいましたがせっかく来たので準備をして出発。スタートから急登が続き、標高差1000m以上あるこの山を気分が下がったままで登れるのか?と不安になりながらも黙々と登り続けました。とりあえずは鉄塔を目指して頑張ります。鉄塔に着くとひどいガスで上の方は見えず気分は下がりっぱなしでしたが少し斜度が緩くなったので歩き続けました。途中で反対から下りてきた方が、「上は風が強くて雨も降っていて寒かったよ~。」とおっしゃっていたので「紅葉はどんな感じでしたか?」と聞くと、「ガスってて何も見えなかったよ。」とのお返事・・・。あー、ついてないなあと思いながらも天気はわからないのでわずかな希望を胸に進みます。
松手山あたりで開けて念願の稜線歩きが始まりますが、やはりガスが出ていて先の平標山などの稜線がほとんど見えませんでした。それでも時折ガスが流れたところで写真撮影。しばらくはなだらかな登りでしたが目の前に急登の斜面が現れ、覚悟を決めて登ります。途中だんだん明るくなり時折日も差してきて嬉しくなりました。登り切ってもそこはまだ山頂ではなく緩やかに登っていきます。長いのでかなり疲れました。
山頂は広めでたくさんの人がランチをしていました。わたしも早速食べ始めましたが途中で急に青空になり、皆さん嬉しそうに写真撮影を開始。やはりみなさん同じ気持ちだったのでしょう。ガスが急に取れて現れた山々に感動しました。特に美しかったのは仙ノ倉山です。たおやかな山容を見ていると行ってみたくなりますが往復で2時間かかるので、日が短いこの時期はやめておいた方が賢明だと言い聞かせ平標山ノ家のほうに下山しました。
なんといってもやはり青空は気持ちがよく、午前中の分を取り戻すかのように写真を撮りました。
平標山から山小屋までは木道ですが景色が素晴らしかったです。左に仙ノ倉山、後ろに平標山、
何度も振り返って立ち止まり山を見つめ、名残惜しい気持ちで下りていきました。
山小屋からは急な長い下りが続き、足が悲鳴をあげました。ゆるやかな林道になるとようやく足も
落ち着いてずんずん進めました。林道は車は通行止めなので通らず気持ちがよく歩けました。
今日は天気にヤキモキしながらでしたがそのぶんガスがすっきりとれて青空が広がったときの喜びは何物にも代えがたく、心配していた標高差も無事クリアして紅葉も楽しめ大満足の一日でした。
でも次はやはりお花の時期に・・・今度は仙ノ倉山もピストンして・・・山小屋に泊まるのもいいなあ、なんて夢が膨らんでしまいました。(笑)
フォトギャラリー:102枚
平標山登山口の駐車場に着きました。150台駐車可能の広い駐車場です。8時前ですがガラガラでした。
この時間係員はおらず駐車料金は帰りに払う仕組みになっています。帰りは係の方がいたので600円払いました。この横に自販機があります。
きれいな水洗のトイレもありました。登山靴を洗う水道も外にあり。
トイレ左脇からスタートです。登山届もここで提出します。
車道を少し進むと松手山経由の登山口があります。
急登の階段からスタートです。バテないよう、いつもよりゆっくり目に歩きます。
一合目の標柱がありました。平標山山頂まで設置されています。
天気が悪く、テンション低めですが鉄塔が見えました。まだまだです・・・。
あれは松手山かな。
ミヤマアキノキリンソウ。今年は暖かいのでまだ花が残っています。
岩は濡れているので滑らないように。
木の間から苗場プリンスホテル(通称苗プリ)が見えました。だいぶさびれてしまったようです。バブル時代を思い出します。
さすが花の百名山、いろんな花が残っています。ノアザミの蜜を集める蜂。
アザミに似ていますが大きいです。何だろう?
急な場所にはロープもありました。登りでは使いませんが、下りの時にはあったほうがよさそう。
霧雨の降る中、鉄塔に到着。
上の方は全然見えません。
鉄塔でようやく4合目です。
何も見えない・・・天気予報では晴れだったのに~。
色鮮やかな葉っぱに励まされます。
少し緩やかになった気がしますがまだまだ階段、続きます。
さっき上から下りてきた人が上は強風で雨で何も見えないと言っていました。凹みます・・・。
目の前の紅葉はきれいなんだけどなあ。
ようやくお待ちかねの稜線にでました~!・・・がガスで先が見えません。
松手山山頂で小休憩。
晴れていれば苗場山とか見えるらしいんですが。
秋の定番、リンドウ。
ミネウスユキソウ?
ハクサンシャジン。
後ろを振り返ると斜面が少し色づいていました。
今日はウチの専属モデルがいないので・・・。スミマセン。
だんだん赤くなってきました~!
この先ガスっているかもしれないので今のうちに撮っておかなきゃ。
わ~!後ろを振り返るとすご~い!!
稜線上の紅葉、初めてみました!
ガスっているけど来てよかった~!
何度も振り返ってしまいます。
す、すごい!
いつもの如くなかなか進めません。
今日のコースではこの辺りが一番きれいでした。
7合目に到着。これからあの山を登ります。でもあれはまだ平標山ではないんです。
右斜面は笹原になっていますがこちらも素敵です。
登っている人が見えます。
何度も振り返って。
このスケールの大きさに感動!
同じような写真になってしまいますが、
何枚も何枚も
シャッターをきります。
普通ならこれくらいの斜度、平気なのですがかなり足の疲れが・・・。
またガスってきた・・・。
だいぶ登りました。
急なので階段もジグザクです。
綺麗に色づいています。
登り切った後も山頂はまだ先です。
やっと9合目・・・。ガスがとれない・・・。
これも鳥たちのえさになるのかな。
平標山山頂に到着です!やったあ~!でも天気は相変わらず。
ランチをしていると急にガスがとれ、青空が!
またガスったら・・・と思い食事もそこそこに写真撮影。
あらまあ、こんなにすっきりと晴れました!
山の天気はわからないですね。
今まで全く見えなかった仙ノ倉山の全貌が明らかになりそう・・・。
さきほどひーこら歩いていた道もガスがとれてよく見えました。
天気も安定しそうな感じです。まだ標高差1000m下らないといけないのでそろそろ行かねば。
山頂から平標山ノ家までは木の階段です。この眺めもいいですね!
仙ノ倉山が徐々に見えてくる。
後を振り返ると青空の下には平標山が。
日本二百名山、仙ノ倉山。
仙ノ倉山のアップです。こんなにいい天気だと行ってみたくなります。今日は我慢です。雄大でゆったりとしたいい山です。
足がガクガクですがまだまだ階段続きます。
草紅葉も見事!
後の景色。
すっかりガスのとれた仙ノ倉山が。
やはり青空は気持ちがいいです。
木段の間にシラタマノキがありました。
あの奥の山は万太郎山かな。
平標山と仙ノ倉山の稜線。
紅葉の中に平標山ノ家が見えます。
そしてようやく到着。まだ新しそうです。
平標山の湧水が流れていたので顔を洗い、飲んでみました。冷たくて美味しかったです。
平標の鐘。バックは仙ノ倉山。
山小屋からは雄大な景色が見られます。テントを張っている人もいました。
ここからも仙ノ倉山がバッチリ見えます。
「ぐんま県境稜線トレイル」の看板がありました。名だたる名山を通過しながら歩く道、行ってみたいですがきつそうですね。
小休憩の後、まだ先が長いので出発します。
自然のアート。
林道に出るまではかなりの急な坂を一気に下ります。足が限界です・・・。
登山口に着きました~。
可愛らしい石碑がありました。
ここからはなだらかな気持ちの良い林道歩きです。長いですが苦ではありませんでした。
ゲートを通り抜け、
林道から登山道に入ります。
沢沿いの気持ちが良い道です。
でも人気がなくてちょっと怖いかも。
イガグリが落ちていました。
そしてようやく駐車場のある登山口に着きました。疲れたけど充実した山歩きでした。
次はお花の時期に来たいな。
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