• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

下ノ廊下(旧日電歩道) 

( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (遊歩道 さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

スタート:雨、全体に曇り

登山口へのアクセス

バス
その他: 扇平からバス、ろっじくろよん泊り

この登山記録の行程

1日目】
ロッジくろよん(04:53)・・・黒部ダム渡渉(06:01)・・・内蔵助谷出合(06:40)・・・黒部別山谷出合(08:53)・・・十字峡(10:48)・・・仙人谷ダム(13:00)・・・阿曽原温泉小屋(14:00)

【2日目】
阿曽原温泉小屋(04:20)・・・欅平(10:36)

コース

総距離
約36.2km
累積標高差
上り約7,780m
下り約8,668m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

タイム:
ロッジくろよんは5時前に出発、この時期は必ず相部屋となる。同室に長野県出身の自称「ジジイですから」という男性がいた。なんでも3時に出発という。そのため8時に寝た。
ツアー客が5時半に出発するらしいため、少なくとも30分前には出ることにした
雨と夜道はリスクがあると感じた、黒部ダムの底(渡渉)に夜明6時に到着。
あとはひたすら阿曾原まで歩く。2日目も阿曾原の佐々木さんに聞いたところ6時間は欅平まで見込んでくださいとのことで、4時台に出発。トロッコの混雑も連携を受けているようだ。
朝一番の扇平からだと、混雑にはまり込むため、前日泊がお勧め。渋滞はなく一人歩行は楽しめた。

コンディション:
雨のせいで始終泥道。鳴沢のあたりになると、ヤマレコに書いてある断崖の歩道となる。歩いて1時間半感覚である、全行程でヘルメットが必要なのはこの区間だけ、1度頭を岩にぶつけた。
横幅はおおむね1.2メートル、すれ違いも無理ではない。ワイヤー(鉄線)がすべての危険区間に張ってあるわけではない。あとは単に崖を歩くだけと考えてよい。
キャンプは禁止だが、野営をしようと思えば可能(途中で野営をした人と出会う)
黒部川に流れ込む湧き水が豊富なため、水濡れ対策はある程度必要、慣れた人は飲用可能。

安全装備:
初日はヘッドランプは夜間歩行のみ必要、2日目は滝の下を通過するためトンネルに入る箇所のみ必要。ヘルメット、確保用品は必須ではない。

SNS:
参考にしないほうが良い。自分の山行を美化する読み物と思って間違いなし。阿曾原温泉でもヤマレコの話が出たが、こういう人たちが書いているのかと感じた
命を落としかねない断崖歩行と紅葉絶景というイメージが独り歩きしすぎ。
植生に偏りがあるので、紅葉しても絶景とまではいかないと思う。写真もあまり満足いかなかった。

ヒューマンウォッチング:
読者には失礼だが、参考のため。
「ジジイですから」氏を始め、関西の(見知らぬ)若者同士のノリ、最初から最後までヘルメットにヘッデン装着する登山者が95%。年寄と同室になるのが嫌な若者はテント。テン場は通路をふさぐ設営。マナーも何もない。またヤマレコ信者が多いみたいだった。阿曾原は1部屋23人定員の倍×3部屋。ソロで楽しくない場所と思う。DOCOMOは小屋で通じたと思う。
タモリの言う「スキー場の出会い」ではないが、女性が若くかわいく感じてしまう。
小屋のサービスに過剰期待する人が目立った。あくまで個人の嗜好だが、熊鈴が不快。

アクシデント:
1日目の後半になると、雨で転んだためか、ズボンが破け左ひざが痛いため下り坂が引き擦り足となる。2日目は6時間確保して正解。
遭難者は前々日1名、当日ヘリが出ており1名、翌日1名。いずれも転倒滑落のようだ。
佐々木さん曰く、危険なところでは事故が起きず、何でもないようなところで事故は起きる、
注意したい。

特筆事項:
台風のため電車が不通、それでもやってくる登山者。代替えで車で来ている人が多かった
交通のキーワードは、「扇平に車。大町まで普通電車で6時間」「宇奈月まで車を回送」「新幹線」「ピストン」、ちなみに自分は黒部ICから高速バスで帰宅。登山者はなく特にタイムロスはなかった。
朝食は小屋ではなくすべて弁当での提供となるため、省略はできる

続きを読む

フォトギャラリー:50枚

すべての写真を見る

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル グローブ
着替え 地図 ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー
行動食 GPS機器

関連する山岳最新情報

登山計画を立てる