行程・コース
天候
晴れ後曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
青木鉱泉(駐車料金一泊750円)
2:30時点で駐車場は2割程度
この登山記録の行程
青木鉱泉(08:00)・・・中道登山道入口・・・御座石・・・観音岳・・・アカヌケ沢ノ頭・・・鳳凰小屋・・・燕頭山・・・西ノ平・・・御座石温泉(16:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
友人を松本駅でピックアップし、その足で登山口へ。
最終のあずさで松本着は23:46。
途中でコンビニに寄りつつ登山口に到着したのが2:30頃。
車は10台ほど。キャンプサイトでキャンプしているグループが3つほど。
青木鉱泉で登山届を提出するとポスト横にドンドコ沢の登山道に関する注意書きの貼紙が。
基本的には気を付ければ通れるらしい。
(後にこの注意書きで問題が発生する)
ルートは傾斜の緩そう&体力がある先に標高を上げて観音岳まで登る作戦のため、登りは中道を通り、下りはドンドコ沢を通る予定。
登山計画では5時に出発して16時少し前には降りてこれる予定だったが、長距離山行なので前倒しして3時に出発。
下界の気温は10℃だったが、登山口はそこまで寒くなく、上着はザックにしまって、長袖インナーと半袖、アルパインパンツの恰好。
餓鬼岳では後半バテてしまったので、反省を生かし、休憩も多くとりつつ、のんびり行っても15時までには降りてこれるだろうと気楽に山行開始。
最初は来た道を少し戻り、川を渡った所を右へ、車道を進んでいく。
暗かったこともあったせいか、中道登山道入り口らへんは小さい木が生い茂り、道がうっすらなのと、目印が少ないので道がわかりにくいので注意が必要。
この日も日の出は6時ころ。
樹林帯の中で日の出を迎える。
木々の間から富士山が見え始める。
手前に障害物がなくしっかり見えるのは薬師岳山頂が近づいてから。
薬師岳までに下りのすれ違う人が1人だけだったから空いているかと思ったが、薬師岳につくと10人くらいが休憩中だった。
観音岳への稜線も何人も歩いている。
どうやら中道ルートが空いているだけだった。
山頂に出ると冷たい風が強く吹きかなり寒いのでここで上着を着て、手袋もして、雪化粧した北岳や甲斐駒ヶ岳を眺めつつ休憩。
その後観音岳へ向かう。
ここはキツイ登りもほぼなく登頂。
眺めを堪能したら地蔵岳へ向かう。
基本下りになるのだが、アカヌケ沢ノ頭付近になると登りがある。
ここを越えると地蔵岳へは下るだけとなる。
オベリスクに登っている人が沢山いたので、下から眺めるに留めて鳳凰小屋へ。
鳳凰小屋まではかなりの急坂&砂なので、下りは雪渓を下るようにして簡単に進めるが、登りは、山頂手前の登りでと考えると、急だし足取られるしで相当にしんどいと思う。
鳳凰小屋もテントが10張りくらいあったが、人は少なく空いていたのでのんびりと休憩。
軽食はなし。
休憩を終えてドンドコ沢へ下りようとすると、山小屋スタッフの方が、呼び止めて一言。
「無い無い。行っちゃダメだよ。道無いよ。」
聞くと先日の台風19号で道が崩落したらしい。
青木鉱泉の貼紙の件も話したが、素直に忠告を聞くことに。
夜から朝の間で悪化したかもしれないしね。
それに忠告無視して何かあっても結局迷惑をかけてしまうのは山小屋の方達なのだから。
(でも通れないなら行けないように工夫してほしいよなあ。)
ということで、ドンドコ沢が通行不可と判明したので、御座石温泉経由で青木鉱泉へぐるっと迂回して戻ることに。
距離としては御座石温泉から青木鉱泉間が増えただけのようだが、前倒しして早くでてよかった。
地図上では御座石温泉から青木鉱泉へは標準で50分。
こちらの道は燕頭山と旭岳と2つの山の名前があるが、下りのルートでは登る箇所もなく歩いているうちに到着する。
道が崩壊している部分もあるので注意が必要。
旭岳を越えたあたりから急坂になるため膝に負担がかかる。
西ノ平に出たあと少し登り、その後また急な下りとなる。
御座石温泉に着くと駐車場は満車に近い状態だった。
宿のご主人と経緯を話したりして休憩する。
その後青木鉱泉に向かう。
御座石温泉のすぐ下にある川を渡り青木鉱泉へのルートへ入る。
急な登りが続くので汗が噴き出す。
この登りが終わると笹が生い茂る林の中を森林浴しながら歩くことができとても気持ちがよい。
森林浴ゾーンを抜けると急な下りが始まる。
長い下りを抜けると青木鉱泉に到着する。
標準では50分とあったが、30分程で到着した。
車に戻り、お風呂道具を持って青木鉱泉へ。
ここで駐車料金1泊750円と、入浴料1000円を支払う。
その際、鳳凰小屋でドンドコ沢が通れないと言われ御座石温泉経由で戻ってきた話をすると、
「日帰りでこの時間でしょ?お兄さんたちなら余裕で通れるよ!」
とのこと。
この一貫性の無い情報はなんなんだ。
青木鉱泉は気を付ければ通れると言い、他は通れないではなく危険だから【オススメはしない】ということなんだろうけど。
通れるって言ったり通れないって言ったり混乱するからどっちかにしてくれ。
と思いつつ温泉に浸かった。
青木鉱泉の温泉はぬるめ。無色無臭。シャンプー、ボディーソープあり。シャワーなし。
しっかりのんびり温泉に浸かりスッキリして帰路に就いた。
後日、ネットサーフィンをしていると、気になる情報があった。
本当かどうかはわからないが、青木鉱泉、御座石温泉、鳳凰小屋の評判を検索してみると、今回の釈然としない部分を補う情報がちらほら出てきた。
もし本当ならそんなことで登山者を別ルートへ誘導するなんて最低な行為だ。
重ね重ね本当かは知らないけど。
フォトギャラリー:13枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | サングラス | 地図 | コンパス | 腕時計 | カメラ |
健康保険証 | 医療品 | 虫除け | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
トレッキングポール |
みんなのコメント