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2012年秋vol.2 鳥海山

鳥海山( 東北)

パーティ: 1人 (しわっち さん )

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行程・コース

天候

晴れ、強風

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 日本海東北自動車道・酒田IC=(国道7号・鳥海ブルーライン)=鉾立
鳥海ブルーラインは快適なドライブを楽しめる山岳道路
鉾立にはビジターセンターや山荘・トイレ、広い駐車場がある

この登山記録の行程

鉾立(5:25)ー賽ノ河原(6:15/6:25)ー御田ヶ原分岐(7:18/7:28)ー御室(8:26/8:30)ー新山(8:43/9:15)ー七高山(9:45/9:50)ー伏拝山(10:13/10:16)ー文殊岳(10:33/10:44)ー御浜鳥海湖分岐(11:44/11:57)ー賽ノ河原(12:16)ー鉾立(13:01)

コース

総距離
約15.1km
累積標高差
上り約1,327m
下り約1,327m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

登山口の鉾立からは南東に新山が遠く高く、西には日本海に伸びる「影鳥海」が望めた。

駐車場からは遊歩道のような石畳の道を進み、石がゴロゴロした賽ノ河原を過ぎると、やがて御浜に着いた。
御浜小屋の前を通って稜線に立つと、台風の影響による強風が正面から吹き付け、まともに立っていられない。しかし、眼下に鳥海湖と鍋森の優しい風景が広がり、左手には荒々しい新山が聳え立ち、振り返れば日本海を見下ろす雄大な眺望にしばし目を奪われた。

七五三掛で千蛇谷コースと外輪山コースに分岐するが、強風を避けるため前者を進んだ。鳥海山は当初女性的なイメージだったが、ルートは外輪山を見上げながら火口内壁の石がゴロゴロした中を進み、男性的で荒々しかった。

頂上御室小屋からのルートも岩だらけで、巨岩の中をくぐり抜けると新山に着いた。目の前に七高山が立ちはだかり、月山や朝日連峰などが望める360度の眺望が楽しめた。

下山を始めた時にアクシデントが発生、何と右足の登山靴のソールが半分剥離し、口が空いたようになってしまったのだ! 10年以上愛用していたからもう寿命だったのだろうが、前の登山靴も白峰三山縦走時に大門沢下り途中でソールが剥離して難儀させられており、続けて2回目とはトホホである・・・
取り敢えず予備の靴紐で縛り、閉鎖中の御室小屋で落ちていた針金を拾って何とか応急処置を施したが、歩いているうちに緩んでしまうので以後はペースダウンを余儀なくされてしまった。

七高山に登り返した後、荒涼とした風景を楽しみながら外輪山コースを進む。御田ヶ原分岐からは一転して伸びやかな風景が広がり、鳥海湖から振り返ると、青く澄んだ空に荒々しい頂上部が映えていた。またまた印象が変わり、幾つもの違った顔を見せてくれる山だと思った。

河原宿から賽ノ河原へのルートは、「山と高原地図」では点線になっているが、実際には、道標はないものの踏み跡はしっかりしている。但し、ガスに巻かれるとこの辺りはルートが分かりづらそうだ。

登山靴のソールは最早完全に剥離してしまい、途中何度か縛り直しながらやっとのことで、観光客で賑やかな鉾立にたどり着いた。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) 健康保険証
医療品 非常食 行動食 ライター
【その他】 ラジオ、エマージェンシーシート

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登った山

鳥海山

鳥海山

2,236m

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