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雲海に浮かぶ天空の城鑑賞&兵庫県最高峰登山

氷ノ山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 2人 (ヤマちゃん さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 名神~新名神~中国道~舞鶴若狭道~立雲峡P(雲海鑑賞)~大段ヶ平P(氷ノ山登山)

この登山記録の行程

大段ヶ平登山口:0846 ⇒ 大屋町避難小屋:0913 ⇒ 神大ヒュッテ:0930 ⇒ 氷ノ山山頂:1001/1059 ⇒ 大段ヶ平登山口:1202

コース

総距離
約5.5km
累積標高差
上り約422m
下り約422m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

9日の土曜日に嫁さんと立雲峡で雲海を見た後、氷ノ山に登ってきた。

立雲峡は朝来山(756m)の中腹にある、天空の城 竹田城を望む絶景スポットである。
金曜日の仕事終了後の23時過ぎに自宅を出発。
嫁さんによると条件がそろっており、本日は雲海の期待大とのこと。
名神~新名神~中国道~舞鶴若狭道を使って(一部北近畿道が工事中だった)、2時半に現地着。
既に結構な車が停まっており、その並びになんとか駐車して、しばし仮眠。
5時に目覚めてヘッデンを装着して行動開始。
停めた車の下側は多くの車が停まっており人気の程が伺える。
周囲の人達も既に行動を開始しており、ツアーバスでの団体さんも大勢 到着していた。
立雲峡には3ヶ所の展望台があり、一番上の第一展望台まで登っていく。
途中見下ろすと既に雲が出ているようだ。
20分程かけて第一展望台に着くと、沢山の人で賑わっていた。
三脚設置での本格的な撮影者も一杯いる。
なんとか場所を確保して、夜明けを待つ。
前回のおにゅう峠では空振りだったので期待がふくらむ。
6時前から明るくなりだし、幻想的な風景が眼前に広がりはじめる。
6時を過ぎると写真でしか見たことがなかった、あの光景が肉眼で認識できるようになる。
まさに天空の城だ!!
今まで、登山も含めて幾多の雲海を見てきたが、確かにこの立雲峡からの眺めは素晴らしい。
しかも苦労してまで山を登る必要はなく、車でヒョい と登れるのだから、人気スポットであるのも頷ける。
完全に明るくなるのを待つと、混雑するので早めに下りて次の目的地を目指す。

氷ノ山は標高1510mの兵庫と鳥取の県境に位置する、日本二百名山で兵庫県の最高峰である。
登山道も複数あり、迷った末に今回は兵庫県側の大段ヶ平(おおだんがなる)登山口から登る。
立雲峡から1時間と少し、途中 但馬アルペンロードという、舗装はされているものの極めて狭い林道を詰めていく。
対向がきたらヤバいし、ハンドルを誤るとさようならである・・・。
8時過ぎに大段ヶ平Pに到着。
まだ車は2台しか停まっていない。
比較的 駐車台数は多く、バイオトイレもあり、東屋のベンチまで用意されていて、車でのアプローチの困難さのわりには充実した登山口だ。
せっかくなのでベンチで朝ごはんを食べる。
立雲峡もそうだったが、風はなく お陽さんのおかげで暖かい。

準備をして8時40分に出発。
しばらくはブナ林の中、枯れ葉の絨毯の上を進んでいく。
残念ながら紅葉は終わっているようだ。
しばらく進むと大屋町避難小屋が現れる。
今日も快晴だ!
更に15分ほど進むと神大ヒュッテ(正式名称は神戸大学氷の山体育所というみたい)に着く。
距離と標高差があまり大したことがないので休憩はしなかったが、良い間隔で休憩場所があるので、初心者でも安心して登れるルートだ。
ここから少し進むと笹路となり、少し傾斜がキツくなっていくが、息を切って登るほどではないが、少し登山道は荒れている(一部木道、木段である)。
神大ヒュッテから約30分で頂上小屋が笹原の向こうに見えると 頂上はもうすぐ。

登山口からゆっくり歩いても1時間20分程度で登頂である。
山頂小屋と一等三角点は最近リニューアルした、と常連さんらしき方が仰っていた。
西は大山が望め、北東には鉢伏山が見下ろせる。
さっき登山口でパンを食べたところなのであまりお腹は空いてなかったが、せっかくの良い天気なのでカップ麺を食べてコーヒーを飲んだ。

風が少し冷たかったが、アウターを羽織って1時間ほどまったりして下山した。
大段ヶ平ルートからだと周回は難しく、今回はピストンで駐車場へ戻る。
往復3時間もかからないので、これから山頂を目指す登山者の方が多い。
霜が溶けているのか、山頂からしばらくは泥濘状態なので滑らぬよう慎重に下る。
下山までは快晴であったが、下り途中から少し曇りだした。

1時間と少しで無事下山。
往復2時間17分・・・コースタイムよりは少し早かったかな?!
山バッチは鳥取側の自然ふれあい館で販売されていることは調査済みであったが、兵庫側での販売場所がわからず、とりあえず国際スキー場に向けて 但馬アルペンロード を再び進む・・・・。
こちら側も極めて狭い道路で、さらに未舗装箇所が多く、スリップしたらアウトなので、登山以上に慎重に運転する。
30分程度でようやく奈良尾キャンプ場~国際スキー場に着いたが、当然ながらお店は全て閉まっている。
結局、山バッチはゲットできず・・・

今回は雲海に浮かぶ天空の城をバッチリ見ることができ、兵庫県最高峰も踏破できた。
ただ山行時間が短く、少し物足りなった・・・・。
氷ノ山に登って山バッチをゲットするのであれば、鳥取側(氷ノ越・仙谷・三の丸)からをお勧めします。

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装備・携行品

登った山

氷ノ山

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