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針ノ木・船窪・不動・野口五郎・水晶・赤牛(その4)

蓮華岳・船窪岳・不動岳・烏帽子岳・野口五郎岳・水晶岳・赤牛岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (ヒロ さん )

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行程・コース

天候

(16日)雨、(17日)晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: (その1参照)

この登山記録の行程

16日
 奧黒部ヒュッテ(7:30発)~平の渡(8:50着 渡船10.20)~黒部ダム13:15)~ロッジくろよん(14:15) 泊
17日
 ロッジくろよん(7:15)~黒部ダム(7:45)~トロリーバス(8:05)~扇沢=往路の逆コースにて帰宅

コース

総距離
約15.0km
累積標高差
上り約2,640m
下り約2,691m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

夜半から降り続く豪雨、昨日とは打って変わり間断なく雨が降り続いている。ただここは谷底のため風当たりは弱く殆ど無風と言っても良い。平の渡しがこの豪雨の中、決行にでもなったら大変だ、、、と思いながら朝食の際宿の人に聞いたら、平の渡しが欠航したと言う話は聞いたことが無い、、、と言われひとまず一安心をする。

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フォトギャラリー:10枚

夜半から降り続く豪雨、昨日とは打って変わり間断なく雨が降り続いている。ただここは谷底のため風当たりは弱く殆ど無風と言っても良い。平の渡が10時 20分のため、奧黒部ヒュッテを遅めの7時半に出発する。途中、丸太の橋や階段が多数有り滑りやすいので2時間半は見ておくよう、ヒュッテの主人に言われ たのである。ヒュッテを出るとすぐに東沢に架かる丸太橋を渡る。

その後至る所に出現する丸太製の橋や上り下りの梯子、ただ単に丸太を番線で括り付けただけ の物であるが、痛んだ登山道を高巻きするため取り付けられている。これはその中の一つであるが、もっと長く大きなものも多数あった。

平の渡しには意に反して1時間半もかからずに到着ちょっと拍子抜けしてしまったが、おかげで雨の中立ちづくしで1時間半も渡船を待つ羽目になってしまった。後から到着した岐阜と愛知から来たという若者二人と定刻の渡船で対岸へ渡る。

渡船から降り石段を登り登山道に出たところから下を振り返ると先程乗ってきた渡船が下に見える。ここからダムまではかつて若い頃に方向は違うが何度か歩いたことがある。確か大した上り下りは無く殆ど水平の道だったように思う。

降り続く雨のため普段よりはずいぶんと増水しているようであるが、まだまだ丸太作りの橋やそして、梯子も架けられている。平の渡まで程多くは無いがそれでも多数ある。登山道が崩れている場所に高巻きするように設置されているのである。

途中昼食をはさんで、2時間と45分程かかり黒部ダムの堰堤に到着、観光客は誰もいない。最もこの天気好んで来る人もいないだろうと思う、、、それにし てもちょっと不気味である。ダムの堰堤を渡りトロリーバスの黒部湖駅への入口で自転車に乗った黒部ダムの職員だという若者にであう。「どちらに行かれるの ですか?、、、」「どちらって???トロリーバスに乗って扇沢へ出るんだよ、、、」「バス、止まってますよ!」えっ、、、事態が把握しきれていない私はま るで狐につままれた状態であった。

。よくよく聞いてみると、大町温泉を過ぎた辺りから扇沢までの間の連続雨量が規定値を超えたため、通行止めとなりそれに併 せてトロリーバスも運休となったのだという、但し富山方面へは運行していると言うのだ。予定が一気に崩れ去った感があるが致し方が無いので、今宵は「ロッ ジくろよん」へ戻って泊まることにする。  「ロッジくろよん」には同じ境遇の方が私の他に4名程泊まっていたが、他の宿泊客は無く混雑はしていなかった。

17日
 翌日は朝から良いお天気、台風一過だ。宿で朝食を食べ1番のトロリーバス、8時05分発に乗るべく黒部湖駅を目差す。途中にある吊り橋は朝日があたり輝くかのごとくであった。

黒四ダムの堰堤もまだ客は無く、ロッジに泊まった我々のみである。昨日の大雨の中無念に引き返した事がまるで夢の中の出来事のようであった。ダムでは観光放水が行われていた。決して昨日の大雨により増水したからでは無い。観光放水なのである。

湖面の水位は昨日に比べほんの1m程増えているに 過ぎない。やはりキャパシティの大きさなのだろう。  思わぬ足止めで予定より一日遅くなったが、何とか当初の予定通りのコースは踏破できた。連日ちょっとハードな行程で体力的にちょっと心配な部分もあった のだが、何とか大丈夫だった。7月8月は殆ど山行に行けず体力維持のための運動も特にやっていなかったので、足腰の筋力が持つかどうか不安だったのだ。何 とか無事に終えることが出来ました。

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