背振山地西部縦走 2020

日帰り

雷山羽金山女岳浮嶽十坊山（九州・沖縄）

2020.03.15（日）

パーティ： 1人 (コシアブラさん )

コシアブラさん

行程・コース

天候

晴れ，時々曇り。風強い

登山口へのアクセス

マイカー
その他：前日，道の駅吉野ケ里で車中泊。
吉野ケ里（5:30）～東背振トンネル経由，雷山観音下駐車場（6:50）
※途中コンビニ休憩（15分ぐらい）

この登山記録の行程

雷山駐車場（7:10）～清賀の滝（7:32）～上宮（7:58）～雷山山頂（8:19～8:28）～長野峠（9:14）～羽金山（10:26～10:42）～荒川峠（11:59）～女岳（12:48～12:58）～荒谷峠（13:06）～浮嶽（13:48）～白木峠（14:26）～十坊山（14:48～14:54）～浜崎駅（16:16）

コース

総距離: 約29.0km

累積標高差: 上り約2,334m; 下り約2,654m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

先週，三瀬峠から雷山まで来たので，今週は雷山から西へ十坊山（浜崎駅）まで尾根つなぎ縦走。
　電車で戻ろうと考えていたので，糸島コミュニティバスの時刻を調べたら，土・日の筑前前原駅発の雷山観音への始発は9時台，最終は17時台（これは雷山入口まで）だったので，前原駅前にマイカーを駐車した場合，浜崎駅に着く時間が少々遅くなっても回収は可能だが，9時台乗車で山行時間を計算すると山中で暗くなる時間になりそうだったため，筑前前原駅最終17時20発のバスに乗ることが出来るよう，雷山観音下に駐車して浜崎駅16:00頃着（16:22発の電車乗車予定）に向けて出発した。
　上宮から雷山山頂までの急登はなかなか登り応えがあるものの，距離も短く歩き始めたばかりなのでスルスルっと。
山頂は無人，いい眺めで先週の霧での無眺望を取り返した。
次に羽金山へ，ヒノキや杉の植林地を歩き，長野峠で少し舗装路歩きの後に再び山に入り，直登気味のズルリと滑る斜面を登ると電波塔のフェンスが立ちはだかり，右へ回りフェンス沿いに正面ゲートへ向かった。
敷地内にある山頂へ行くためにインターフォンで用件を告げ，許可を得た後に敷地に入るが，山頂近くで職員の方がお出迎えしてくれており，どうしてかと思ったらバインダーに挟んだ紙に住所，氏名，携帯番号を記入してくれと言う。それが終わると施設の解説や禁止事項の説明に入り，世間話も交えながらなかなか気さくな方だった。この地は西日本の標準時刻電波発信，東日本は福島県に施設があり今はここから遠隔監視とのこと。（今日の福島は雪らしい）
　施設を後にしてひたすら樹林下尾根歩き。羽金山から最初のピークの前後に筑紫ショウジョウバカマが咲いているのを発見。もう春だなと思いながら峠を横切り女岳，浮嶽，最後の十坊山へ。
この順番にだんだんすれ違う人が多くなってくる。・・・羽金山の先までは二人だけだった。
十坊山手前の坂の途中にはデポザックが多数で，大岩ゴロゴロの山頂にも登山者が多数。身軽な方達はデポしてきた方たちのよう。
坊主岩の上も下もかなりのいい眺めで，山は海からせりあがっているので海の遠くまで見通せて感じがいい。（かすみ気味だったが）
さて下山。ここから麓までがてこずった。
ＧＰＳの地図を目安に降りて行ったが，道は荒れ，しの竹が倒れてかぶり，笹や立ち枯れの草が邪魔をする。暫くしてようやく手の入った畑前の林道になり，舗装路に入って行った。（少し踏み跡があったので同じルートを歩いた方がいる様子）
尾根から林道に降りた際に進行方向を誤ったのだろうけど，おかげで駅までの貯金を使い果たして，小走りで借金を返す羽目になってしまった。
　ほとんど乗っていない電車内で着替えて筑前前原駅へ。途中強風でノロノロ運転になったものの余裕で到着してバス待ち休憩。
定刻のコミュニティバスに無事に乗って雷山入口で下車し（この最終便は雷山観音までは行かない）そこから急な坂道を駐車場まで歩いて戻った。（1.5キロぐらいかな）
　この縦走路は適度なアップダウンの繰り返しで歩きやすく（各山の直登気味の急坂は滑るが。），十坊山からは福吉駅側に降りたら快適に山行を終えることが出来るのではないかと思う。
　これで昨秋の三瀬峠からの背振山往復を入れて背振山地は東の背振山までが未踏となったので，東側から背振山まで繋げてみようと思う