行程・コース
この登山記録の行程
大倉(10:12)・・・観音茶屋(10:45)[休憩 10分]・・・雑事場ノ平・・・駒止茶屋(11:45)[休憩 7分]・・・小草平(12:30)・・・茅場平・・・花立山荘(13:20)[休憩 5分]・・・金冷シ・・・塔ノ岳(14:05)[休憩 2分]・・・金冷シ・・・花立山荘(14:30)[休憩 7分]・・・茅場平・・・小草平・・・駒止茶屋・・・雑事場ノ平・・・観音茶屋・・・大倉(16:15)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
誰が呼んだかバカ尾根。
「尾根じゃなくて、登るヤツが馬鹿」とか、「バカにする奴が馬鹿」とか、色々ご意見もあるようですが、いい尾根ですよね。 真っ正直な感じで。
前日の雪で、コンディションは悪いだろうと思いましたので、そこをあえて登ってみようと、またコソコソと車で出かけました。
天気予報の午後からの晴れマークに少しだけ期待して、遅めの出発です。
海老名SAは、下り線も人がいっぱい。 そして、お山も人がいっぱい。
このところ、ファミリーに人気のお山は結構な混雑ぶりと噂に聞いていたために選んだ塔ノ岳でしたが、何とまあ、元気な山の中高年と若いトレランの皆さんで、こんな天気なのに?と思うほどたくさんの人がいました。
歩き始めは霙交じりの小雨。 ザックにカバーを装着し、防水の上着も着用しますが、冬に汗濡れは危険なので、中間着を一枚減らしてミレーの網網ベースとメリノウールの半袖シャツだけの上から羽織ります。
また、低山樹林帯の春の雪は、気温が上がればすぐに雨のように降ってきますし、枝葉の雪の塊もシャーベット状にまとまって落ちてくることもしばしば。
汗濡れ以前に雨でずぶ濡れになってしまっては本当に危険ですから、そのあたりも歩き始める前にしっかり見極めることが大事だと思います。
汗をかかないようにと意識して、はじめはゆっくり歩きました。
ガスがかかり、先週とは打って変わった幻想的な雪景色の登山道です。
遅い時間から歩き始めたため、すでに登頂された多くの方々とすれ違います。
駒止茶屋を過ぎた頃から、軽アイゼンやチェーンスパイクを装着された方を見かけるようになりました。 なるほど、足下はすでに「下りだったらあった方が安心だよね」という感じになっています。 実際、尻餅をつかれる方もおられました。
花立山荘で、私たちもチェーンスパイク装着。
天気はまだ十分に回復せず、そこからは黙々と歩いてこの日のミッション完了。
下山時には、登りで雪道だったところもすっかり溶けて泥道となり、大倉まで下りきったときにはもうのどかな春の日が傾いていました。
つい先ほどまで雪を踏んで歩いていたなんて嘘のようです。
何となく息苦しい毎日ですが、山ヤさんたちは体力にも免疫力にも自信があって、自分はコロナに罹っても軽いか症状の出ないタイプと思われている方が多いのだろうと思います。
だからこそ、メディアなどで「加害者」などという言葉が聞かれるたび、居心地の悪さを感じられる方もいらっしゃるかなと。
私自身も、しばらくは自重すべき?と日々気持ちが揺れてしまいますが、それでも通勤で電車に乗らなくちゃいけない生活は変わらないのに、山だけ自粛して意味あるのかな?という気持ちの方がだんだん強くなってきました。
山ヤさんたちの体力も免疫力も、自分でコツコツ積み上げ培ってきたものですからね。
ここはもう、胸張って堂々と研鑽を続けていくのが正解なのじゃないかしらと今は思い始めています。
山を楽しみながら、微力でもできる範囲で山を取り巻く経済の一部に参加し続けて、あとは咳エチケットや手洗いの徹底など基本さえ忘れなければ、後ろ指指される覚えはないわ…と、そんな風に思うのです。
やっぱ、登る馬鹿です。
フォトギャラリー:2枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | 登山計画書(控え) | ナイフ |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール | カップ |