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いつもの線路の「向こう側」  朝飯前に川崎の飛地、岡上を歩く

宝積寺 岡上営農団地 梨子ノ木緑地( 関東)

パーティ: 1人 (すてぱん さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

その他
その他: 徒歩

この登山記録の行程

宝積寺・・・岡上神社・・・岡上営農団地・・・梨子ノ木緑地・・・鶴川駅

コース

総距離
約7.0km
累積標高差
上り約221m
下り約221m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

朝飯前にご近所を散歩。今日は、自宅の窓から見えている川崎市の飛び地、岡上を歩いてみた。自宅を5時半に出て、7時過ぎには帰宅。

いつでも行けると思っているところは、実際には尋ねることがいつまでもなかったりする。古い例えで恐縮だが、東京タワーを訪れたことがあるのは地方からの観光客などで、東京出身者は存外行ったことが無かったりするように思うのだが、いかがだろうか。私はこれを密かに「東京タワー効果」と呼んでいる。

ご近所に里山の面影を残すところが、あちこちにあることは知ってはいた。しかし、休日に出かけるところは他にたくさんあった。山とか・・・。だから、毎朝の通勤電車の線路の向こう側に足を向ける機会は、これまでほとんどなかった。

郊外の「ベッドタウン」とはよく言ったもので、ここには主に寝に帰る場所で、仕事も含めた全面的な暮らしの場とは言い難かった。歩いてもいないのだから、ご近所の知識はあっても、実感を伴わなかったのだ。海外勤務などで20年離れていた自宅に戻り、コロナ禍で遠出ができないこの時期だからこそ、ご近所再発見の機会が得られたともいえそうだ。

自分の住む場所の来し方に思いたすことが増え、周囲を知ることで、わが町という思いも深まっていくのだろう。朝飯前の散歩でお腹がすいた。地元で掘り出されたばかりの竹の子で、今日はご飯を食べよう。

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フォトギャラリー:23枚

東光院宝積寺。真言宗で行基が開山との言い伝え。早朝と言うこともあってか、閉門。

仁王門があり、なかなか立派な構え。秘仏・毘沙門天立像は川崎市の重要歴史記念物になっているそうだ。

岡上神社。何の鳥だろう、声高らかに美しく鳴いている

岡上神社先から尾根筋の二車線道路を離れ、岡上営農団地に折れ降っていく

竹の秋。竹の子が伸びる時期に親竹の葉は黄ばんでいくのだ。

岡上営農団地には柿の畑が多く広がっている

谷の向こう側が我が家だ。徒歩で20分ほどでこんなところが広がっている。自宅の窓から見えていた景色はこれだったのだ。

岡上梨子ノ木緑地

岡上梨子ノ木緑地は、川崎市の保全緑地となっているそうだ。

緑地内には、川崎市の花「ヤマユリ」が植え付けられているそうなのだが・・・素人の私には花がつく季節でなければ判別できない。

緑地を抜けて西に向かうと尾根筋の細い道に出る。お寺と言うけれども、無住の廃屋となっているようだ

玉川学園駅方向に抜ける尾根道を辿るのも、面白そうだが、今日は偵察のみ。

玉川学園に行くのは他日として、本日は引き返して、再び緑地へ

緑地の谷筋を辿ろうとしたが、ぬかるんでいる上に藪が濃くなり、スニーカーで進むのは諦めて引き返す。

市民ボランティアが整備している

緑地の中を元の入り口もどり、鶴川駅方向に下る

途中、民家の玄関先で掘り立ての竹の子を水煮したものを買う。300円なり。どうやら「寡黙堂」と号し、土曜日の昼のみ屋内で野菜を中心とした料理を食べさせてくれるところらしい。

晩ご飯は竹の子ご飯にしてもらった。

5時半出発、7時過ぎに帰宅。文字通り朝飯前の散歩だ。いつもの線路の向こう側には、魅力が詰まっていた。

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