• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

花の楽園漫歩・・・ガスと風と共に焼石岳を歩く

焼石岳( 東北)

パーティ: 2人 (スーさん さん 、ほか1名)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

露の天気(ガス、雨、風、時々青空)

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 金曜日(6/19)自宅より北関東道の駒形ICより高速利用
岩手県の東北道パーキング(中尊寺)にて車中泊
土曜日(6/20)深夜一時に出発し平泉前沢ICで高速を降りる
国道397号で胆沢ダム付近にある中沼登山口看板に従って悪路に入る
悪路を慎重に運転して駐車場(3台ぐらい止まっていました)に
車の腹擦りしないようゆっくりとね。

この登山記録の行程

【車移動6/19】
              自宅     13:15
 18:40     東北道(中尊寺PA)
 【車移動6/20】
           東北道(中尊寺PA)  1:00
  2:35     中沼登山口駐車場
【山歩き】
           中沼登山口駐車場   4:15
  4:46       中沼ベンチ    4:49
  5:05       上沼
  5:29      ツブ沼分岐
  5:52     銀名水・避難小屋   6:00
  7:05      姥石平分岐
  7:08       泉水沼
  7:30       焼石岳
  7:55     焼石神社分岐     8:05
  8:26      南本内岳
  9:06    東焼石岳西分岐
  9:20     東焼石岳       9:22
  9:32    東焼石岳西分岐
  9:43     姥石平分岐      9:44
 10:13   残雪脇ランチ休憩    10:25
 10:56     銀名水広場     11:00
 11:15     ツブ沼分岐
 11:33      上沼       11:35
 11:50     中沼ベンチ     12:02
 13:00    中沼登山口駐車場
【車移動】     
          中沼登山口駐車場   12:56
 13:30     やけいし館     14:50
      入浴料金      500円
中沼登山口駐車場よりの距離 9.3km
   〃      時間  35分(ゆっくり慎重に悪路を降りる)
 15:30 世界遺産「中尊寺」     17:00
 18:20 東北道「長者原SA」
【車移動6/21】
       東北道「長者原SA」     6:12
 10:50    自宅

 

コース

総距離
約16.1km
累積標高差
上り約1,043m
下り約1,043m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 年休を利用して東北へ(当日まで一切経山を20日、焼石岳を21日と予定していましたが直前で焼石岳天気が変わり焼石岳一本に変更して妻の帰りを待って出発しいつもの中尊寺PAで車中泊し、夜中の0時を回ってから夜間割引利用して高速を降りて中沼登山口駐車場へ(国道を離れると登山口までは悪路です)。
駐車場にはまだ3台ぐらい下山してきても8割ぐらいの数でした。

【山歩き】
 少し仮眠をしてから出発、一人の女子登山者の自己撮りポーズを見てから歩きだしましたがすぐに追い抜かれすぐに見えなくなるスピード違反で切符を切っても良い位のレインコートをまとった女子でした、

 途中より朝日が差し始め中沼ベンチに到着この手前で夫婦連れに抜かれ、皆さん足が速いと感心していました。マイペースでゆっくりと登っていきます、残念ながら目指す焼石岳は雲の中、葉っぱが大きくなったミズバショウお化けを見ながら木道歩きから湿原、沢状登山路を歩きこの時期名物となっているツブ沼分岐の残雪の壁をロープ使って登ります、お花畑の始まりです、ミズバショウ、リュウキンカ、ミツバオウレン、シラネアオイ、ツバメオモトは残雪上部の藪の中、ムラサキヤシオ、ショジョバカマ等を見ながら銀名水と避難小屋に到着(前回同様お腹冷えで調子が悪くトイレを借用)誰もいない避難小屋も珍しい。

 その後残雪登りゴロー登りと続き、ハクサンイチゲ、ミヤマシオガマ、などが現れると姥石平に到着、ハクサンイチゲの花畑はガスの中、足もとにはヒナザクラ、ムシトリスミレなどが咲いています、残雪を過ぎてミヤマダイコンソウが風にあおられダンシング大根(農大の大根踊りではありませんよ)いよいよ山頂に晴れを信じてきましたが、鳥海、栗駒、早池峰、岩手山などは見えませんでした、風が強く休むこともできないで周回コースに降ります、

 予定していた南本内岳は分岐に降りてから決めることにしましたが、先発隊(仙台のご夫婦)がアタックしているのを見て、休息を挟んでいきます、チングルマの花畑目的でしたが遅くて穂になっている物も数多くありますネ、やはり風とガスに悩まされ山頂をピストン下山開始、

 分岐手前の残雪上をショートカットして東焼石西分岐へ、ここはハクサンイチゲの花園、楽園です、ガスでもこの景色が見られこれが青空だったら尚凄い事に成っているでしょうね、イチゲの花畑を風にあおられてよたよたと花鑑賞タイムです、イチゲは盛りを超えていますがシオガマの紫、ムシトリスミレの紫が調和しています、

 花を堪能して雲上の天国から地上へ戻ります、高度を下げるとガスの下に出てお日様の光を浴びて中沼より地元の若い子と妻は駐車場に着くまで話に夢中でしたね、無事下山終了。

 温泉に入って世界遺産(平泉中尊寺)観光をしてから高速に入り長者原での車中泊は酔いが回ってぐっすりオネンネ、翌日5時間をかけて自宅へ戻り東北遠征終了。

続きを読む

フォトギャラリー:86枚

朝の中沼からの展望はまだ晴れない山頂がありました

上沼の木道沿いに咲いていた
ハクサンチドリ
ミズバショウはお化け特大葉っぱになっている

カラマツソウやバイケイソウが白い花をつけていました

シラネアオイはいっぱい咲いています

上沼木道より
イワウチワかと思って写しましたが
ミツガシワです(花にひげがウジャウジャ)

朝のリュウキンカはまだオネム状態だったようです

ツブ沼コースとの合流点残雪を
右のロープを使って登ります

相変わらずシラネアオイはそこら中に咲いています

木道沿いに
ミズバショウが咲いています

リュウキンカも咲き初めの花を見つけました

ムラサキヤシオもまだ残っています

小屋から残雪を登ると
ショウジョバカマの大群が押し寄せてきました

ミズバショウも

シラネアオイも

イワイチョウも

リュウキンカも

ヒナサクラも

イワカガミも登山路に花を添えています、
天気は良くないが花は一級品です

葉っぱが細かいのでミヤマシオガマですね

シオガマが出てくると
ハクサンイチゲが咲きだし登山者を迎えてくれます

3日ぐらい前にはあまり咲いていなかったという
ムシトリスミレを見つけました

その傍に
ササバギンラン(オノエラン?)も見つけました
この場所でカッパを着込んだので見つける事ができたのです

着替えを終わったら
イチゲの花畑をバックに霧の霞を入れて

今日はこの花(ムシトリスミレ)
多く咲いているではないですか

そんなこったで
姥石平に到着
ガスと雨と風あと2時間で本当に晴れるのかな???

泉水沼も御覧の通り
全景が見えません山頂は当然拝むことができません

残雪歩きで焼石岳山頂へ向かって
風との戦いが始まりました

ミヤマシオガマを真上より見たら面白いですね

ヒナザクラも所々で咲いていました

ありました、山頂に続く岩尾根に黄色い花
ミヤマダイコンソウ

強風にあおられてダンシングを続けるのでうまく撮れませんね、・・・帽子は飛んでいったり大慌てでした

一瞬だけども山頂で晴れ上がると期待させてくれたガス切れ展望

ダイコンソウがあったのだからイワウメもと探しましたが遅かったですね、
やっとこの一輪が残っていてくれました

ほぼ山頂で
シオガマと一緒に撮ってと催促

山頂三角点タッチ
風は強いけどガスは晴れなく寒いので神社方面に下山します

三角点タッチ

山の反対側は
ハクサンイチゲでなく
チングルマの勢力圏です

南本内岳方面のガスが取れてきました・・・と思いましたが

焼石神社分岐

残雪を下って登り返した池付近に咲いていた
キヌガサソウ

この近辺の
リュウキンカは生きが良いですよ

石柱のあるところから降ると湿原が現れ池塘が綺麗です

池塘の周りにはワタスゲとチングルマが咲いています

南本内岳山頂に到着、又も裏切られました
9時近くになるので晴れてもいいのに???

チングルマの花期は過ぎていました
前回の記憶に沿ってチングルマ畑を期待していたのですが遅すぎました

帰り道に入り
ハクサンチドリ街道を降って行きます

雪融け場所には
ミズバショウが咲いています

イワイチョウも

チングルマも生きの良いのを見つけました

もう、東焼石岳へ向かう登山路を歩いています
ハクサンイチゲがで出てくる出てくる

紫のシオガマが良いアクセントなるイチゲ花畑が始まりました

青空はありませんが
ハクサンイチゲの花畑です

東焼石岳への分岐の所です
ガスッていますが花畑は一級品です

近づいて花を見ると綺麗ですね

周りの見るとガスの中のお花畑も綺麗ですよ

それと、
ムシトリスミレもいっぱい咲いていました

代わりに
ユキワリコザクラは五本の指が余ってしまいました

一面白と紫のお花畑

オット
ここには紅白のミヤマシオガマとハクサンイチゲが共存していました

違う場所の白いシオガマ
前回は3ヶ所確認できたのですが今日は2か所となった

風でなびく髪の毛

ここでの晴れ間を期待して歩いていたのだけども
残念

耐風姿勢??
風で目が明けられないのか??
花畑と一緒に

お花畑はすごいですよ
登山者を魅了する景色ですよ

本日3っつ目のユキワリコザクラ

ガスが取れてもすぐにガスに覆われてしまうお花畑でした

南本内岳より歩いて来た道です

ガスがとれるとすぐにカメラを向けるお花畑風景
花の楽園焼石岳の花畑漫歩です

イワベンケイも咲いています
帰りに中尊寺内の弁慶堂を見ました(これは関係ないか)

姥石平より泉水沼の残雪とお花畑

ヒナザクラも咲き誇っていますよ

後ろを振り向くと今日始めて拝むことのできた
焼石岳

スライドも多くなって来ましたけど
腹ごしらえで残雪ステップを外して休息

この青空待っていたのだぞ!
歩き始める時には又しても雨が落ちてきました

咲きすぎていてありがたみが薄れてしまったシラネアオイ
朝よりきれいでしたがネ

光輝くウマノアシガタ(ミヤマキンポウゲ?)

妻はスパッツを福島の姉より譲り受けたピンク色に変更して、コージネイトしてかわいらしいポーズをとって

雨が降っていたのでスケスケルックが見られると思っていましたが
帰りの登り時に見つけた場所に行ってサンカヨウの白い花鑑賞

この場所は結構広範囲にサンカヨウが咲いていました

銀名水でカッパを脱いで下山中
登りに時にはステップはなかったのにステップが掘って作られていました

ミズバショウとリュウキンカ花畑をバックに
お日様の下でゲット

朝は開いていなかったアヤメも帰りには花咲いていました

上沼より振り返るが焼石岳山頂は雲の中

中沼からも山頂は雲の中
南岳は見えていますが

中沼ベンチで水分補給休憩
その後スライド地元登山者が降りてきて一緒に話ながら駐車場へ下りました

下山温泉入浴後は、何時もパスしていた世界資産見物に
平泉の中尊寺へ行きまして翌日自宅へ戻りました
京都のお寺とは趣が違っていましたね、

すべての写真を見る

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス 腕時計 カメラ ナイフ ホイッスル
虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 トレッキングポール
ライター

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

焼石岳

焼石岳

1,547m

南本内岳

南本内岳

1,486m

よく似たコース

南本内岳 岩手県

南本内川源流域の奥深さを感じる花の山

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
4時間35分
難易度
★★
コース定数
21
焼石岳 岩手県

東成瀬口から焼石岳へ往復 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
5時間35分
難易度
コース定数
24
焼石岳 岩手県

ブナ林の湖沼、湿原や草原のお花畑を目指す

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
5時間45分
難易度
★★
コース定数
23
登山計画を立てる