行程・コース
この登山記録の行程
馬返し(04:55)・・・一合目・・・五合目(06:38)・・・八合目避難小屋(07:36)[休憩 11分]・・・不動平避難小屋・・・岩手山(薬師岳)(08:33)[休憩 3分]・・・不動平避難小屋(09:13)[休憩 38分]・・・八合目避難小屋(10:01)[休憩 7分]・・・五合目(10:43)・・・一合目・・・馬返し(11:57)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
てんくらは「C」、登山口から小雨の中、レインを着て出発。1合目までが妙に長い。2.5合目から旧道へ。4合目下~5合目は火山岩の開けた斜面、6合目付近はヤマオダマキロード。
8合目避難小屋はとても立派な建物で夏季は管理人さんがいる。靴を脱ぐのを厭って外のベンチで休憩していたら、土間に折り畳み椅子を出して迎え入れてくださり有り難く風雨をしのぐ。
平原を抜けて不動平に出て、外輪山への登りにつく。砂礫斜面に変わると今年始めてのコマクサや、黄色いスミレの群生が。外輪山はそこここに石塔や仏像が立つ信仰の道。風が強まりガスで対岸は見えず、他の登山者もなく、異界に踏み入れたかのよう。薬師岳でお社に手を合わせ、先を急ぐ。黄スミレの大群に目を奪われ、ふと見ると細い踏み跡がお鉢の中に続いている。辿るとロープで囲われた登山道に合流し、奥の院が。どうやら手前の分岐をガスで見落としたらしい。
外輪山を1周して不動平に駆け下り、こちらは無人の避難小屋でお湯を沸かしてチリトマで冷えた体を温める。こじんまりしたとても清潔な小屋でいつか泊まってみたい。帰りがけに8合目小屋で朝のお礼にバッチと手拭いを購入し、下山にかかる。樹林帯に入ると泥濘が増していて滑らないように気を付けながら。登山口の水場で靴を洗って雨の岩手山登山終了。
網張温泉の温泉館で白濁の湯を堪能し、小岩井農場前のキッチンカーでジェラートを食し、いつのまにか現れた青空の下、広々した畑を抜けて盛岡に戻った。次回は天気のいい日に裏岩手縦走で訪れたい。
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