行程・コース
天候
晴れ後曇り時々雨
登山口へのアクセス
タクシー
その他:
長野に泊まっていたので、朝一のはくたかで糸魚川へ。糸魚川タクシーの雨飾山1000円を使って雨飾温泉へ
この登山記録の行程
雨飾温泉(07:52)・・・中の池(10:24)・・・笹平分岐(11:36)・・・雨飾山(12:12)・・・笹平分岐(12:55)・・・中の池(13:39)・・・雨飾温泉(15:43)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
名は体を表すと申しますが、この山、雨が飾った色とりどりの植物で彩られておりました。広葉樹、針葉樹、苔、シダ、笹や数々の花、キノコまで、飾りたてられておりました。圧巻は苔!写真には取れませんでしたが、雨が降った後の苔を見たら、葉を思いっきり広げて、一面黄緑色の絨毯だった場所がありました。
高妻山の悪夢があったので、今回は是が非でも帰りを間に合わせるべく、慎重にかつ大胆に、7:52に登り始めました。登り始めの登山道は、石に苔むす有り様、さらに苔が生えていない場所は、ツルツル!。最初の尾根に出るまで、この状態で、非常に苦労いたしました。その後も下草や、枯れた笹の葉や枝がルートを覆っている場所がそこかしこにあり、朝露もあって滑る滑る。全体的には土中心のルートで、大きめの石がゴロゴロしている場所や、浮いている石もあり、前に歩いた人が乱すとルートが破壊され、歩きにくい状態になったり、滑りやすくなったりしておりました。梯子は3か所、トラロープは4か所位あり、少し段差が大きい場所も沢山あり、苦労いたしました。ただ、それほど息が切れることもなく、前回と違いルートが少し広めで、コースタイムより早く登ることができました。
笹平を抜けると低木と御花畑、笹藪漕ぎの横移動。ふっと上を見上げるとなんと高妻の九勢至から見た光景とほぼ同じ光景が広がっているではありませんか。愕然としながら進み、手前の御花畑の白や黄色の花々を愛でて、最後の上りに入りました。高妻の1/3程度のほぼ壁ではない登りで、すんなり攻略し頂上に到着いたしました。
休憩中にガスが上がってきたので、早々に下山を開始しましたが、中の池手前で雲行きが怪しくなり、ゴロゴロ言い始め、中の池から10分ほど大粒の雨にやられました。そのため、ルートが少し水を含み、滑りやすくなっており、ひやひやすることが何度かありました。雨がやんだ後、晴れ間を見ると山がくっきり見えて清々しかったのですが、山荘に近くなると、やはり石に付いた苔と、雨に濡れたツルツルの石にやられ、少し慎重に下山しました。山荘に着く直前に、また大粒の雨が降ってきて、一苦労いたしました。
最後に少しケチ(雨)が付きましたが、今回の山行は、大変楽しい山となりました。今度は裏側からも挑戦したいと思わせるほどいい山だったと思います。
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