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にゅう、楽しい! 天狗岳、楽しい!

にゅう・天狗岳・高見石( 八ヶ岳)

パーティ: 2人 (カピトラ さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

初日:晴れ一時強い雨、2日目:晴れのち曇り、その後雨が降ったようです

利用した登山口

白駒池入口  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 白駒の池駐車場:普通車・1日600円(1泊2日で1200円)
※最初に支払ってから歩き始めましたが、車の場所が遠かったためチケット(領収書)2枚を車に置きに戻りませんでした。結果、「未だ支払われていません」のメモが…。ちゃんと2枚持っていたので、係の方にお見せしましたが、これは次回から要注意だなと思いました。

この登山記録の行程

【1日目】
白駒池入口(08:10)・・・白駒池分岐(08:22)・・・白駒荘(08:28)・・・白駒池南岸(08:35)・・・にゅう分岐(10:40)[休憩 30分]・・・中山峠(11:22)・・・黒百合平(11:25)

【2日目】
黒百合平(05:10)・・・東天狗(06:40)[休憩 10分]・・・中山峠(07:50)・・・黒百合平(07:55)[休憩 45分]・・・中山峠(08:44)・・・にゅう分岐(09:02)・・・中山(09:20)・・・高見石(10:15)[休憩 7分]・・・白駒池分岐(10:55)・・・白駒池入口(11:05)

コース

総距離
約12.0km
累積標高差
上り約869m
下り約869m
コースタイム
標準7時間53
自己7時間38
倍率0.97

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

8月最後の週末の天気予報は晴れ。
直前に黒百合ヒュッテの予約が取れて、ウキウキしながら白駒の池駐車場へ!
(7時半過ぎの到着で第一駐車場は満車、第二も7~8割埋まっていました)

白駒の池は、分岐より時計回り(青苔荘の方向)が順路ですが、時間短縮で白駒荘の方向へ歩いて南岸分岐から「にゅう」に向かいました。
「白駒湿原」「にゅうの森」は静かで美しい苔の森。 風がなく、思った以上に気温も高かったので、汗がどんどん溢れてくるキツイ登りもありましたが、とにかく楽しい!楽しい!
「ここは景信っぽいかも」
「この木の根の急登は、堂所みたい?」
「青年小屋への巻き道の感じを思い出すね」
…なんて話しながら登っていくと、急に開けて明るくなり、ひと登りで「にゅう」山頂です。

“岩峰”なんて言われると、何だか厳ついイメージですが、直前までは静かな森です。
そこに急に現れる岩の塊と積み重なりは、天気が良ければ大展望だそうで…今回は、時間も遅めのスタートでしたので、ガスが上がってきてしまって、残念でした。
「にゅう」から中山峠を目指し、黒百合ヒュッテでお昼をいただいていたら、空模様が急に怪しくなってきましたので、天狗岳は明日にすることにしてしばらくのんびり過ごしました。

午後1時頃より雨が降り始め、2時間くらいでしょうか、本降り~土砂降りになりました。
あのまま天狗に向かっていたら…と思うと、欲張らずに留まって正解でした。
…というか、無理に日帰りを考えなかったことが結果的に功を奏したって感じでしょうか。

びしょ濡れの登山者が次々に到着され、小屋の入口に殺到する状態となり、ただでさえ人数少なめで運営されていると思われる小屋のスタッフさんたちはてんてこ舞いの大忙し。
でも…「なんでこんなに密なんだ?」と、苛立つ人がいたり、小屋の配慮が足りないのでは?と不平を漏らす人もいたりして…、少し居心地が悪かったです。

黒百合ヒュッテは通常100名収容のところ、30名の定員として今夏の営業を再開されたそうです。
最盛期の黒百合ヒュッテの混雑ぶりを知っている人にとっては、それがいかに少ない人数であるか、経営は大丈夫なのかと、心配になってしまうほどだと思うのですが…一瞬の「密」であっても、やや過剰気味に反応されてしまうのが現状…ではあるのでしょう。 
本当に、山小屋にとってはお気の毒なことですし、とても残念です。

翌朝は、ちょっと寝坊をしてしまったので、初めから西天狗は諦めて歩き始めました。
風も殆ど無く、明けゆく朝はワクワクするようないいお天気の気配。
天狗ノ奥庭の方から登りましたので、大きな岩が、楽しい!楽しい!
これまでにも何度も天狗岳を目指しましたけど、今回が一番楽しかった。
西天狗は、また今度でいいなーと、素直に思えました。
下りは、中山峠の方を選びましたが、やっぱり岩岩の方が楽しいですね。

黒百合平から高見石経由の下山ルートは、登り下りとも何度も歩いていますが、今回は、中山から高見石の区間で、濡れた石があまりにも滑って大変でした。 いくら何でも…という感じで、「こんなの初めてだよね」と話しながら下りてきましたが、夫が、「いつもより苔が多いような気がする」…と。
もしかして、今夏は登山者が少なくてあまり踏まれていない?と、考えられなくもないかも…。

高見石では、また雨の予感があったため急いで下りてきましたが、今回の「黒百合一泊・天狗岳周回」の旅では、一度もレインスーツを着ることなく楽しむことが出来ました。

29日~30日の黒百合ヒュッテの気温は、日中が20度未満、夜が10度前後、明け方は9度でした。
日によっては、もうそろそろ最低気温5度未満の日もあるだろうなと思います。

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フォトギャラリー:9枚

北八ヶ岳らしい苔の森ですが、とても静かで美しく、歩きやすい道です。

にゅう!
展望が無かったので、山頂の写真は省略です。

名物のチキンカレーは、とりもも肉にしっかり塩味がついていて、ご飯単品(200円)を追加してもいけそうです。

寝坊してしまった…。
歩き始めでいきなり朝焼け。

東天狗岳。
風も殆ど無く、いいお天気でした。

西天狗岳は、今度改めて西尾根から…かな?と思います。

素敵な朝でした。

テント場も賑わっていました。
前はこんなパラソル無かったような…。
29日の午後は、沢山の登山者がここで寛いでいました。

これは、セリ?
今回は、トウヤクリンドウもウメバチソウもミヤマアキノキリンソウも、歩きながら写真に収めることはやめました。
やめてみたら、やっぱり歩くことに集中できた気がします。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ 修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品
虫除け ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール
ストーブ 燃料 ライター カップ クッカー カトラリー
【その他】 携帯トイレ、マスク類、除菌グッズ、体温計、インナーシーツ

登った山

高見石

高見石

2,225m

にゅう

にゅう

2,352m

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