行程・コース
この登山記録の行程
麦草峠(06:35)・・・白駒池分岐(07:09)・・・白駒池北岸(07:17)・・・白駒池南岸(07:33)・・・にゅう(08:39)[休憩 30分]・・・にゅう分岐・・・中山(10:01)[休憩 27分]・・・高見石(11:20)[休憩 47分]・・・白駒荘(12:45)[休憩 25分]・・・白駒池分岐・・・白駒池入口(13:22)[休憩 7分]・・・麦草峠(13:44)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は嫁さんが白駒池の紅葉を見て、高見石小屋の揚げパンを食べたいとのことで行ってきた。
自分も前回登山の左膝痛を抱えているので、わりとユルめのコースのようなので快諾。
金曜業務終了後の19時に自宅を出発。
23時に麦草峠無料Pに到着。
寝酒を飲んで車中泊。
朝4時半に起床し、朝食後の6時半にスタート。
麦草ヒュッテ(麦草峠)・白駒の奥庭を越えて白駒池へ。
紅葉は残念ながらすでに終盤。
風も強くリフレクションもなし。
池に付かず離れず、八ヶ岳らしい苔むしたもののけの森を抜け、池を1/3周回り しばし進むとにゅうの森着く。
案内板には代表的な苔が紹介されているが違いが分からない・・・。
登山道(というか遊歩道)はよく整備されていて木道が多く、とはいえ木道の無い箇所はジメジメ・ドロドロの悪路である。
天気は良いのだが風が強く、ウィンドシェルで行動していても汗は出ない。
にゅうの森からは岩場の登りになり30分ほどでニュウ(2352m)に着く。
このニュウという名称は刈り取った稲を積み上げた形から来ているそうな。
ただ道中の表記は ニュウ にゅう にゆ ニュー とまちまちだ。
山頂は岩場を登ったところにあるが、あまり広くない上に爆風で長居できなかった。
標識はないが三等三角点がある。
眺望は360°あり、お隣の天狗岳、硫黄岳、遠望では富士山、浅間山から谷川岳などの群馬県の山が望める。
爆風で寒かったのでちょっと休憩して中山へ向かう。
中山(2496m)へは細かいアップダウンを繰り返しながら150mほど標高を上げる。
中山も標識はなく登山道の途中が山頂だったようだ。
中山を越えてすぐに中山展望台があり、蓼科山山頂を彷彿とさせる岩場広場があり、南西方向の眺望が広がる。
ここも爆風で岩場先端はあきらめ、風をしのげる岩陰でおにぎりを1個食べて高見石小屋を目指す。
高見石小屋への下りはなかなかの岩場が続き、下りきるとオコジョの森になる。
さらに100mほど進むと高見石小屋に着く。
高見石小屋は登山者のみならず、観光客も含めてすごく混み合っている。
混み具合のわりにはそんなに待たずに揚げパンにありつけた。
噂通りホクホクふっくらの食感で、いくつでも食べられそうだ。
コケモモジュースは甘酸っぱくて、おじぃにはちょっとtoo muchかも!?
食後に高見石に登ったが、観光客が戸惑いながら登るので大混雑だ。
なんとか上部まで行ったもののここも爆風で長居はできなかったが、白駒池越しに浅間山が望めた。
高見石小屋からの下りは結構な急勾配のウェッティな岩場が続くので注意が必要だ。
下山後は白駒荘前でしばし休憩して、車道経由でPに戻った。
車道を歩いているとみるみるガスり出して、ちょうどPに着いた頃にパラパラ降り始めたのでラッキーだった!!
今回は登山というよりHIKEだろうと甘くみていたが、それなりの岩場のアップダウンがあり、木道以外は泥濘なので足の置き場に気を使いながらの山行だった。
残念ながら紅葉はほぼ終わっていたが、美味しい揚げパンを食べて、苔むした森と絶景を楽しめた良い山行だった。
この程度の行程であれば、左膝にまったく痛みが出なかったので良かったが、今後さらに山行計画が悩ましくなった・・・。
※高見石小屋からの下山中に女性登山者の両靴のソールが剥がれたようで、インシュロックと細引き(インシュロックが足りなかった)で応急処置をした。
細引きの方を最後までもつか心配していたが、下山後 白駒荘で休憩している時に下山してこられたので話を聞くと、インシュロックが切れてしまったとのこと。
岩場下りの摩擦にもたなかったのだろう。
細引きの方は最後まで大丈夫だったよう。
みなさんもソール剥がれの応急処置用で、インシュロックを持っている方が多いと思うが、インシュロックより細引きの方が良いみたい。
いい勉強になった。
当日は野辺山のシャトレーゼホテルに宿泊して、翌日近場の山屋を2軒ハシゴして帰宅した。





















