行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
タクシー
その他:
<行き>阿仁前田駅より森吉山周遊乗合タクシーでこめつが山荘まで
<帰り>森吉山野生鳥獣センターより森吉山周遊乗合タクシーで阿仁前田駅まで
この登山記録の行程
【1日目】
こめつが山荘(12:20)・・・雲嶺峠(14:20)[休憩 10分]・・・石森(14:50)[休憩 10分]・・・阿仁避難小屋(15:40)
【2日目】
阿仁避難小屋(06:00)・・・森吉山(06:40)[休憩 15分]・・・ヒバクラ分岐(07:50)[休憩 10分]・・・ヒバクラ岳登山口(09:40)[休憩 10分]・・・森吉山野生鳥獣センター(11:10)[休憩 20分]
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
森吉山は懐の深い山である。その深い懐の最深部に、森吉山野生鳥獣センターがある。
今回は、森吉山を避難小屋泊まりで縦走し、最奥部の野生鳥獣センターまで向かう。
大人の休日倶楽部パスを利用してお得に新幹線を利用し、角館まで。
そこから、秋田内陸線で阿仁前田まで。ここから乗り合いタクシーでこめつが山荘まで。
自宅から約6時間で登山口に到着する。
当初、山と高原地図では、水場がないため、松倉コースに迂回しようと思っていたが、こめつが山荘裏の水場が使えたのでここから、2-3L程度担いで登った。このため、小屋泊だったが、テント泊と変わらないザックの重さになった。
しかし、阿仁避難小屋に着くと水場120mの標識があり、ここでも水が補給できることがわかり、結局、水を上げたのは、単なる歩荷訓練になってしまった。
阿仁避難小屋で1泊し、翌朝、森吉山山頂に登頂。360度のパノラマを楽しんだ後、下りに入る。
ヒバクラ登山口までが一般的な登山コースだが、今回は少し、足を伸ばして、森吉山野生鳥獣センターを訪れ、館内を見学し、説明員の方にお話をうかがった。
以前はクマゲラ保護センターという名前の建物が近くにあったようだ。日本最大のキツツキであるクマゲラの保護を目的に作られた施設だった。平成16年からは、野生鳥獣センターという名前で、新たに施設ができたらしい。あたりは、美しいブナ林や、クマゲラなどの営巣地、また、沢登りの場所として知られている。ちなみにクマゲラは本州では、ここと、白神山地でしか繁殖が確認できていないとのことで、それだけ、自然度の高い森だという事かと思う。
タクシーの予約時間まで、1時間ちょっと、渓流沿いの散歩道を歩いた。
なかなか、情報がないところだが、とても素晴らしい場所で、情報も仕入れられたので、次回はもう少し時間をとって、このあたりを歩いてみたいと思った。
帰りは、予約すれば、乗り合いタクシーが、このセンターまで来てくれる。
この後、また、6時間かけて自宅に戻る。
遠い場所だが、大人の休日倶楽部パスも使って、通常よりはかなり安価に山行できた。
10月からGoToトラベルで東京も追加されるとのことだが、あまり使えないので、
むしろ、このようなパスのほうがありがたい。
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