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三ノ塔 ~二ノ塔尾根から政次郎尾根へ~

三ノ塔( 関東)

パーティ: 1人 (ジュンパク さん )

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行程・コース

天候

晴れのち曇り。風が強く冷たい

利用した登山口

菩提   大倉  

登山口へのアクセス

バス
その他: 小田急線渋沢駅から菩提経由秦野駅行きバスで菩提バス停へ
大倉からバスで渋沢駅へ

この登山記録の行程

菩提 6:52――(31分)――7:23 桜沢橋 7:23――(14分)――7:37 葛葉の泉 7:40――(3分)――7:43 葛葉の泉登山口 7:43――(36分)――8:19 林道(舗装道)8:27――(51分)――9:18 菩提峠分岐 9:18――(9分)――9:27 二の塔 9:40――(15分)――9:55 三の塔 9:55――(25分)――10:20 烏尾山 10:25――(20分)――10:45 行者岳 10:45--(15分)--11:00 政次郎尾根分岐 11:25――(65分)――12:30 戸沢 12:35--(21分)--12:56 新茅山荘 12:56――(34分)――13:30 竜神の泉 13:30--(28分)--13:58 風の吊橋 13:58--(5分)――14:03 大倉

コース

総距離
約14.3km
累積標高差
上り約1,899m
下り約1,807m
コースタイム
標準7時間25
自己6時間15
倍率0.84

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

表尾根縦走コースから派生する尾根筋の内、まだ歩いたことのないルートを二つ体験してみようと、二ノ塔尾根と政次郎尾根を歩くことにする。

気温が上がっているのか、麓から見上げる山は何となく霞んでいる。先ずは、二ノ塔尾根に向かう。菩提バス停から30分ほど車道を歩いて桜沢橋へ。勿論、上り坂。橋を渡った右手には、秦野市表丹沢野外活動センターの施設が広がっている。更に15分ほど進んでいくと、名水葛葉の泉があり、周囲は広場として整備されている。水を汲みに来ている人がいる。

登山口は、車道をもう少し進み、ゲートの先を回り込んだところにある。登山道は、特に整備された様子はないが、多くの人が歩いているようで、明瞭だ。植林帯の木の根をステップに登っていく。時にはえぐられてしまった場所もあるが、その脇に新しい踏み跡ができていたりする。また、一部では、作業道を歩くことも。舗装された林道を横切るころから冷たい風が吹くようになる。樹林の左手には三ノ塔尾根がチラチラと見え、少し振り返ると富士山が見えるところもある。やがて、背の低い笹が見られるようになると、植林帯も終わりとなり、景色も良くなってくる。相変わらず風が強く、富士山も雲が掛かることの方が多くなる。

菩提峠からの道を合わせると、間もなく二ノ塔に飛び出す。周囲には木道整備の資材が沢山置かれている。暫しの休憩とする。すると、ヤビツ峠方向から続々と登山者がやってくる。二ノ塔尾根で見かけた登山者は2人だけだったのに、さすがは人気の丹沢表尾根。こちらもその一員となって、時には登山道の列に加わる。

三ノ塔では、風を避けて休憩小屋に入る人が多い。帽子を飛ばされないように気をつけながら、烏尾山に向かう。登山者も少しずつばらけてくるので助かる。三ノ塔ではトイレが閉鎖されていたが、烏尾山では使用可能となっている。更に、行者岳を経てクサリ場へ。ここも、後続が一人くらいだったので、余り迷惑を掛けずに済む。そろそろ疲れも出てくる。

木道が続くキレット?を上がりきった政次郎ノ頭で大休止。今日の到達点でもあり、続々と通過する登山者を横目に早昼とする。

しっかり休憩を取ると、その直ぐ先にある分岐から政次郎尾根を下る。相変わらず風が強いが、それも最初だけで、向きが変わると風も弱くなる。先ほどのクサリ場や塔ノ岳を見上げながら植林帯へと入っていく。こちらのコースでも深くえぐられたところもあるが、二ノ塔尾根と違って整備されたステップが所々にある。足下に注意しながら急下降していく。

尾根を下ること1時間と少し、やがて、建物手前の一寸した広けた場所に到着。政次郎林道という小さな表示はあるが、登山口方向の表示が見当たらない。右手に登り気味に歩いた跡があり、左手は沢になる。ウロウロしていると、後ろから来た二人組が無理矢理沢の土手から建物際の踏み跡へと進んだので、後に続いて行ってみると、先ほどの広場的なところでぐっと建物に近寄れば、この踏み跡の続きが見えたようだ。林道終端に出てホッとする。直ぐの橋を渡ると、そこには政次郎尾根の標識と踏み跡が。後で地図を見ると、やはり沢を渡るようになっている。現場では、岩がゴロゴロしていてルートに気付かなかったし、そこが渡る場所だったかは不明。

後は、林道をひたすら下る。直ぐの河川敷にはキャンプをしている人の姿も見える。橋から少し行ったところに烏尾山方面の標識があるが、とても登山道には見えない。次の新茅山荘の所も烏尾山方面となるが、ここは随分昔に下りで歩いたことがある。長い林道歩きを続ける。鋪装されているところもあれば、砂利道も。途中には竜神の泉があり、水を汲みに来ている人がいる。のんびり歩くが、いい加減飽きてくる。もう少し前だったら、モミジの紅葉も楽しめたのだが。

1時間15分ほど歩いて滝沢園入口まで来ると、秦野戸川公園の風の吊橋ももう直ぐだ。子供たちの賑やかな声が聞こえてくる。橋を渡り、バス停へ。乗車待ちの列ができている。

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フォトギャラリー:36枚

菩提バス停から二ノ塔に向かう。バス停先では新東名の工事が進んでいる

坊集落を行く

桜沢橋右手には秦野野外活動センターの施設が広がる

葛葉の泉。その手前にはトイレもあります

葛葉の泉登山口。上がったところに指導標がある

木の根がステップ代わり

作業道を歩くところも

道が幾つもできている

鋪装された林道からの取り付きは赤いリボンが目印

振り返ると富士山が見えるところも

まだまだ植林帯を登ります

樹種が変わって明るくなってきた

富士山が見え隠れ。寒風が強く吹いている

菩提峠の道を合わせる

二ノ塔から三ノ塔を望む

三ノ塔

三ノ塔から塔ノ岳方向を見る

烏尾山先から見る富士山も相変わらず見え隠れしている

馬酔木と木道

クサリ場を振り返る

キレット?越しに政次郎の頭を見る

政次郎の頭の裏に回れば戸沢への分岐

尾根筋を下る

三ノ塔方向を見る

塔ノ岳方向を見る

植林帯に入る

やはり、えぐれられたところも

整備されたステップも

建物が見えてきた

建物の手前まで降りたが、登山口はどちら?しばし道迷い

橋の先に政次郎尾根の標識と踏み跡があった

ひたすら道路を歩く

竜神の泉。この左に水場がある

滝沢園入口まで来ました

風の吊橋を渡る

大倉でバスに乗り込む乗客の列

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
帽子 グローブ サングラス 地図 ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 熊鈴・ベアスプレー 行動食
トレッキングポール

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登った山

鳥尾山

鳥尾山

1,136m

三ノ塔

三ノ塔

1,205m

二ノ塔

二ノ塔

1,144m

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