行程・コース
天候
晴れ時々曇り
登山口へのアクセス
バス
その他:
往路)秦野610…蓑毛630
復路)大倉1353…渋沢1408
この登山記録の行程
蓑毛(06:27)・・・ヤビツ峠(07:56)・・・護摩屋敷の水(08:14)・・・二ノ塔(09:41)[休憩60分]・・・表丹沢林道二ノ塔尾根取り付き(1145)・・・表丹沢林道牛首(1223)・・・大倉バス停(1320)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
2/5午後から降り始めた雪は翌2/6明け方まで降り続き、丹沢山地はかなりの積雪となりました。火水と中2日開けて天候も安定してきたので、2/8(木)に表尾根を歩く計画で出発しました。神奈中バスのヤビツ峠行はまだ運休しており、蓑毛行きの始発バスに乗車。蓑毛から柏木林道を歩いてヤビツ峠へ登ります。
柏木林道もヤビツ峠が近づくと、そこそこの積雪があります。深い所で20㎝位。ヤビツ峠のバス停ロータリーと県道70号線は、すっかり除雪されていますが、アスファルトは夜間の冷え込みで凍結している箇所が多数あり、ツルツルです。とてもよく滑るので、思い返せば、県道70号線のヤビツ峠から護摩屋敷の水手前までが一番危なっかしい道でした。
菩提方面は積雪がかなり残っていて、二ノ塔までは踏み跡があり、ツボ足で何とか進むことができましたが、いつもより倍近い時間がかかりました。杉林を抜ける標高までくると展望が開け、大山や相模湾が一望できます。反対に積雪は増え、登山道には積雪が障子掘りの様になった箇所も多数あって歩けません。そのような箇所は、雪のついていない高い所を巻きます。アイゼンは無くても歩けますが、どちらかというとスノーシューがあった方が良いです。先行者が踏み跡を残してくれたおかげで何とか二ノ塔までは登れました。
二ノ塔から先、三ノ塔へ続く登山道はすっかり雪に埋もれて、木道や階段は全く見えません。登山道脇の樹木が雪のせいで垂れて登山道を覆ってしまい、先に進むにはそれらをかき分ける必要があります。少しチャレンジしましたが、樹木から落ちる雪を頭からかぶる始末。しかも雪に足が埋もれて股まで潜ります。この先はスノーシューが無いと厳しい印象。鞍部まで降りてしまって戻れなくなるとマズイ思って、あっさり撤退を決めました。二ノ塔から先、20mくらい進んだ所です。これまで何度も表尾根を歩きましたが、二ノ塔で撤退したのは初めてです。
下山は菩提方面へ向かい、途中、表尾根林道に合流した所で三ノ塔尾根方面へ向かいました。牛首から大倉方面へ降りました。
装備ですが、標高の低い所では地面もぬかるんでいるのでロングスパッツ着用は必須です。軽アイゼンは持って行きましたが、使う場面はありませんでした。むしろ12本爪のアイゼンを持って行けばよかったと思いましたが後のまつり。スノーシューを持っていれば、それが最も適切な選択だったと思いました。この日は樹上にまだ雪が残っていて、日中は水滴がポタポタと落ちて来ました。
今回は積雪が多く表尾根を歩くのにちょっと早すぎた印象です。きっと今週末の連休は積雪も溶けて、踏み跡も付いて、雪の表尾根を歩くのにちょうどよいのではないでしょうか。
みんなのコメント