行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
その他
その他:
嶽温泉登山口まで車
この登山記録の行程
嶽温泉登山口(9:33)・・・岩木山八合目駐車場(12:23)・・・鳥海山(13:28)・・・大館鳳鳴ヒュッテ(14:00)・・・御倉石(14:18)・・・岩木山山頂避難小屋(14:35)・・・鳥海山(15:12)岩木山八合目駐車場(15:39)・・・八合目駐車場出発(15:59)・・・嶽温泉登山口到着(17:19)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
1回目登山が令和2年11月13日は9合目まで、2回目登山が令和2年12月12日8合目駐車場までといずれも天候不良のため、撤退を余儀なくされ、今シーズンは無理かなと思っていましたが、今日は朝から快晴、岩木山が山頂まではっきり見えています。
「今日は岩木山山頂まで登山が出来ますように」と心で願い、
嶽温泉へと向かいました。
数年前まで、冬の岩木山に登ってみたいという願望がありましたが、それも夢で終わるのではと思い半ばあきらめていました。
令和3年1月15日朝9時33分、嶽温泉駐車場を出発。昨年12月とは登山口の雪の積雪量が全く違います。先週まで降った雪で登山口の鳥井が上の部分だけ見えています。
12月はこの鳥井を潜って出発しましたが、今日は何処から入るのかと辺りを見回し、山のホテルさん駐車場からのトレースを発見して登山道に入りました。
今シーズンで3回目なので、トレース無しでも8合目駐車場までは登山できるのですが、今回も先行者のトレース通りに登りました。
八合目駐車場付近に近づくと次第に急登となり、一瞬、直登できるのかと思いましたが、両手のストックに力を入れ、スノーシューの前爪で踏ん張り、漸く駐車場に辿り着きました。
時刻は12時23分を指していました。
リフト乗り場脇で昼食を摂ろうとして手袋を脱いだら、その手が直ぐに冷たくなり、指が効かなくなります。ミニチョコパンを口に3個流し込みました。
山頂を見ると、2名の登山者が見えます。今日の天気では山頂まで登れることを確信、駐車場を出発。リフトワイヤーに手が届きます。ここからは未知の登山、一抹の不安を感じながら一歩一歩進みました。
3基目のリフト鉄塔を通過した辺りから、突然右足太もも痙攣。激痛が走りました。一旦、立ち止まり、右足太ももをマッサージ、しかし、痛みが消えません。冬山岩木山が、「冬の岩木山に登るのは、まだ早い」と言って、追い返しているような気がしました。
右足太ももの痙攣が治ったと思ったら、今度は、左足太ももが痙攣です。登るのを止めて立ち止まりました。
今日は無理かなと思い、撤退しようかと迷いました。
5分位休憩していると、9合目の方から2名の登山者が降りてきています。話しを伺おうとしましたが、颯爽と降りて行ってしまいました。とりあえず、9合目までは行ってみようと思い登りました。
午後1時30分リフト終点に到着。すると、山頂の方から下山した2名の登山者に会いました。山頂の様子を伺うと、風はここと同じくらいとの事。山頂にアタックすることを決心しました。
9合目からもまた、未知の登山です。
夏道なら登山者で賑わっているルートですので、何も考えずに登っていましたが、冬山はそうはいきません。
今日、登山された方のトレースはあるのですが、ない箇所もあり、手探り状態で登らないといけませんでした。
アイゼンを装着し、ピッケルを使っての登山でした。
大館鳳鳴ヒュッテからの急斜面は、トレースを頼りに登りました。一瞬、山頂かと思いましたが、見上げると更に急斜面があります。少し、がっかりしました。最後の急斜面は、トレースがはっきり見えません。滑落しないよう四つん這いになり、アイゼンの爪をしっかり雪面に刺しルートは勘で登りました。
漸く山頂に到着です。冬山の岩木山登山、絶対無理だろうと思っていました。最高です。
亡き相棒Mさんが聞いたら、絶対驚くでしょう。
雪が消えたら、墓前に報告します。
「冬の岩木山登ったよ」と。
今回の岩木山登山に当たり、山レポを参考にさせて頂いた、
HNハンターさん、SHPさん、この場をお借りして
御礼申し上げます。ありがとうございました。
*登山ルート地図が上手くアップロード出来なかったので、画像にてアップします。
フォトギャラリー:20枚
装備・携行品
登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
グローブ | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | ナイフ |
非常食 | 行動食 | 軽アイゼン | GPS機器 | アウターウェア | オーバーグローブ |
雪山用登山靴 | ピッケル | スノーシュー | ビーコン | ゴーグル |
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