行程・コース
天候
晴れ。しかし、空気中の水分が多い為か?遠くは白く霞んでいました。
登山口へのアクセス
電車
その他:
池袋方面からの朝一番の電車に乗り、小手指、飯能で乗換え、6時48分西武秩父駅着。歩いて5分の秩父鉄道御花畑駅へ向かい、7時18分発の三峰口行きに乗り(料金450円)、7時37分白久駅で下車して出発。
この登山記録の行程
白久駅(7:47)・・・谷津川館(7:59)・・・白久林道コース(廃道)入口跡(8:13)[休憩1分]・・・林道鞍部(熊倉城址入口)の城山コース入口(8:49)[休憩8分]・・・(城山コース)・・・旧日野コース分岐(廃道)(10:37)・・・熊倉山(11:12)[休憩41分]・・・(日野コース)・・・笹平(12:27)・・・水場(12:38)[休憩1分]・・・官舎跡(13:12)・・・三ツ又(13:22)・・・昔の一の橋(林道出合)(13:40)[休憩4分]・・・熊倉山登山口(14:06)・・・(林道の道間違い)・・・熊倉山登山口(14:54)・・・水車小屋(15:13)・・・弟富士(15:40)[休憩1分]・・・武州日野駅(15:53)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
熊倉山山頂近くの日陰に雪がわずかに残っているものの、今年は暖冬で雪が少なく、軽アイゼンを使うところはありませんでした。熊倉山は登山者が少なく(今回登山途中で一人だけ会いました)、踏み跡が薄いところがあるものの、要所に赤テープがあり、注意して進めば問題ないと思います。登山当日の熊谷の最高気温が22℃もあり、下山時はTシャツ1枚でした。
私が思う注意した方が良い場所としては、①城山コースの山頂近くの急斜面。窪みの雪が氷化し、他の場所は落ち葉で滑り易く、足場に困りましたが、木の根を掴んで進みました。②日野コースの山頂近くの緩斜面。登山道が多量の落ち葉で覆われ、落ち葉の下に氷化した雪のある所があり、所々非常に滑り易くなっていました。ストックで道を探りながら慎重に進みました。③日野コースの笹平から下の部分。多量の落ち葉で、道が分り辛くなっていました。踏み跡らしき所を慎重に進みました。④(昭文社山と高原地図記載)熊倉山登山口に続く林道。この林道を進めば、武州日野駅に着けるかと思い、突っ込んで進んだものの、途中で林道が登り坂となり、元来た道を戻り、1時間近くロスしてしまいました。(国土地理院の地図では抜けられそうですが、武州日野駅までは結局遠回りです)⑤寺沢集落から武州日野駅の間。観光客(登山者)を弟富士に誘導したいが為か?弟富士近くで武州日野駅への案内が無くなっていました。道間違いで疲労していた為、車道を進もうと思ったものの、結局弟富士に登ってしまいました(トレーニングとしては良かったのですが、疲れました)。
日野コースの寺沢川に、昔の地図には「一の橋」等の記載があるものの、寺沢川の橋は全て流されて、橋の残骸しかありませんでした。寺沢川の徒渉は、冬場で水量が少ない為か、靴が濡れる様な場所はありませんでした。
水場は日野コースに一か所あり、冬場でも確実に水が出ていました。今回ストック(トレッキングポール)があり、落ち葉で覆われた登山道を探ったり、寺沢川の徒渉で石の上を歩くのに大いに役に立ちました。熊倉山山頂で、AUは方向により電波が入りました。
城山コースは林道の鞍部まで車が入れます。この林道は舗装されており、熊倉城跡へ行く観光客が城山コースの林道鞍部まで車で来ていました。熊倉城址まで行く林道(舗装道)は、白久側と日野側の両方とも通行止めのゲートがあるものの動かせる状態で、沢山の車が通行していました。日野コースは、車高の高い4WDであれば昔の一の橋(林道出合)まで入れます。一般車は熊倉城址までの林道(舗装道)から、昔の一の橋まで入る林道(砂利道)の入口付近に駐車出来ると思います。車であれば、熊倉城址への林道(舗装道)の鞍部(7,8台駐車可)から、昔の一の橋まで入る林道(砂利道)の入口付近(2,3台駐車可)の間、に車を止めれば、簡単に城山コースと日野コースとを周回出来ると思いました。
フォトギャラリー:73枚
白久駅。駅構内に綺麗なトイレあり。写真左側に登山届の箱あり。
白久駅前駐車場の反対側の道路と分岐。南側の分岐へ進む。
白久駅を出て直ぐの左側にある祠。
道路から熊倉山方面の眺め。
谷津川館の分岐。左下の道を進む。
私有地との分岐。左側の通行止めを進む。
熊倉山 白久林道コース(廃道)入口跡。
熊倉城址(城山)へ続く林道。一部工事中で砂利道があるものの、ほとんど舗装され、通行止めの簡易ゲートがあるものの、一般車の通行に問題なし。
熊倉城址へ続く林道から熊倉山方面の眺め。
林道鞍部。熊倉城址への入口と、熊倉山城山コース入口の両方あり。車は7、8台止められそう(この写真の後ろ側の道が広がっている)。実際に熊倉城址へ行く観光客の車が停まっていました。
熊倉山城山コース入口。入口は、草に覆われているものの、登山道は意外としっかりしていました。
熊倉山への案内板。この案内板が13番で、山頂の1番まで順にあり。
針葉樹林の急な登り。
針葉樹林の後、広葉樹林で少し傾斜が緩くなった道。登山道に多量の落ち葉があるものの、所々に赤テープあり。
岩のある尾根上の道。
樹林から見える両神山拡大。
尾根上のピークと、奥に熊倉山。
ピークからの急な下り。
広葉樹林の尾根上の道。
尾根上の道にある岩。この岩の右側を巻く。右側に赤ペンキのマークあり。
岩のピークと、奥に熊倉山。
日野コースへの分岐跡(廃道)。
起立した岩。この後にも起立した岩あり。
樹林の間から見える武甲山を拡大。
山頂間近の急斜面。窪みの雪が氷化し、他の場所は落ち葉で滑り易く、足場に困りました。木の根を掴んで進みました。
城山コースと日野コースとの分岐。この案内板が11番で、日野コースを下るにしたがって順に数字が小さくなっていました。
熊倉山山頂に出た所。
熊倉山山頂看板。よく見ると1426の後の下に小さい・(テン)が見える。
岩の上の三角点と熊倉山山頂看板。
熊倉山山頂の一番奥にある酉谷山(天目山)へ続く道の注意書き。
中央よりのやや左の最も高いピークが和名倉山(白石山)。中央やや右奥が三宝山?右の最奥が八ヶ岳?手前のピークが妙法ヶ岳(和名倉山と妙法ヶ岳は間違いないものの、三宝山と八ヶ岳は自信なし)
山頂にある谷津川林道(廃道)通行止めの案内。
山頂にある案内板。この案内板が1番で、熊倉山城山コース入口の13番まで順にあり。
山頂を下って直ぐの所(日野コースと城山コースとの分岐の直ぐ上の所)を振り返ったところ。左右両方から行かれるものの、右側の方がマークが多い感じ。
日野コースと城山コースとの分岐。写真の後ろに人が写っており、今回の登山で初めて人に会いました。(その後も人には会いませんでした)
日野コースの山頂近くの緩斜面。登山道が多量の落ち葉で覆われ、落ち葉の下に氷化した雪のある所があり、所々非常に滑り易くなっていました。ストックで道を探りながら慎重に進みました。
起立した岩。
笹平の美しい苔(地衣類)?
雪で覆われた笹平の看板。
笹平から下の部分。多量の落ち葉で、道が分り辛くなっていました。踏み跡らしき所を探し、慎重に進みました。
水場の案内板。この直ぐ下に水場あり。
水場。冬場に涸れる水場が多いのに、しっかり水が出ていました。
寺沢川最上流部。写真の右側の岩の下に人が入れそうな隙間(洞窟)があり、確かめたかったものの、熊が出てきそうなので、見に行くのをやめました。
官舎跡。近くにトタン板の残骸あり。
三ツ又。
三ツ又から下流を見た所。川のここを渡り、(上流から見て)右岸を進む。
二の橋?の残骸。寺沢川の橋は全て流されていて、橋の残骸しかありませんでした。ただ、寺沢川の徒渉は、冬場で水量が少ない為か、靴が濡れる様な場所はありませんでした。
川が狭くなった部分は、(上流から見て)左岸を進む。左の木に赤テープあり。
川が狭くなった部分を通過した後、直ぐに(上流から見て)右岸に渡る。川が狭くなった部分を、下流の(上流から見て)右岸側から見たところ。
落ち葉で覆われた(上流から見て)右岸の道。
昔の一の橋(林道出合)の直前。右側奥に一の橋の残骸あり。
林道出合(昔の一の橋)登山口。
林道出合(昔の一の橋)登山口に続く林道(砂利道)。崖から落ちた石で一般車は通行不可と思われます。車高の高い4WDであれば林道出合(昔の一の橋)登山口まで入れると思われます。
林道出合(昔の一の橋)登山口に続く林道から見た秩父市街の眺め。
熊倉城址までの林道(舗装道)から、林道出合(昔の一の橋)登山口に続く林道(砂利道)への入口。ここに2、3台駐車出来、一般車はここに駐車すれば良いと思いました。
熊倉城址まで行く林道(舗装道)。この林道(舗装道)は白久側と日野側の両方とも簡易の通行止めゲートがあるものの、動かせる状態で、沢山の車が通行していました。
昭文社の山と高原地図記載の熊倉山登山口へ進む林道の入口(林道の分岐)。
(注意)この案内板に騙されました。この林道を進めば、武州日野駅に着けるかと思い、突っ込んで進んだものの、途中で林道が登り坂となり、元来た道を戻り、1時間近くロスしてしまいました。国土地理院の地図では抜けられそうですが、武州日野駅までは結局遠回りです。
昭文社の山と高原地図に記載の熊倉山登山口。林道分岐から直ぐにあり。
熊倉山登山口から直ぐのとこにある小滝橋。この先をかなり進むものの、林道が途中から登り坂となり、引き返す。
昭文社の山と高原地図に記載の熊倉山登山口。林道をかなり奥まで進んだものの、林道が途中から登り坂となったので引き返し、1時間近くロスして戻ってきました。
熊倉城址まで行く林道(舗装道)。この先に日野側の簡易の通行止めゲートあり。熊倉城址まで行く林道(舗装道)は、沢山の車が通行していました。
公衆トイレ。冬季使用禁止。
水車小屋。この直ぐ先に三差路があり、如意輪観音堂・矢通反隧道方面へ向かう。
如意輪観音堂。
公衆トイレ。使用可。
左:弟富士、右:通行止めの矢通反隧道。この手前から武州日野駅への案内がなく、しかたなく弟富士へ向かいました。
通行止めの矢通反隧道。道間違いで疲れたので、ここを強引に通ろうかとも思い(ネットの過去の記録に強引に通った記事あり)ましたが、止めました。
弟富士頂上。矢通反隧道の分岐から若干登りあり。道間違いで疲れた身にはこたえました。
弟富士から降りて、住宅地に出るところ。
住宅時を通って直ぐにある踏切。この踏切を渡って右に武州日野駅あり。
武州日野駅。この手前で踏切の警報器が鳴り、慌てて駅に向かいました。
ちょうど15時53分発の電車に飛び乗れたものの、切符を買う時間が無く、駅員から手渡された「乗降車駅証明書」。記念に撮影。武州日野から御花畑まで\310。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | 軽アイゼン | トレッキングポール | ||
【その他】
水2.5L |