行程・コース
天候
☁ 2℃ 稜線はやや強風
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
兵庫県三室高原 竹呂山登山口へⓅ 路側へ駐車
この登山記録の行程
竹呂山登山口Ⓟ8:00→尾根コース登山道合流8:54→竹呂山9:28→谷コース分岐9:43→下ショウ台10:15→11:20三室山(昼食)12:00→枯れ株オブジェ12:29→大通峠13:27→三室滝14:38→登山口Ⓟ14:42
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
↑1,487m ↓1,456m 11.7km 6:36分 20,394歩
冬山を求めて兵庫の三室山へ登ってきた。雪の稜線歩きを期待して3人で出かけたのですが、予想以上に雪は少なく一部藪漕ぎもありました。
さて、早朝、師匠 M氏と3人で志引峠を越えます。千種町から遡り、千種高原スキー場への分岐を見送り、三室高原に向け谷筋を登って、竹呂山登山口分岐の路側へ駐車して出発です。
コンクリート舗装を少し歩いて、植林の中に入り急斜面を登って行く。道も目印もないバリルート、この山域を歩いたことのない管理人は付いて行く外ありません。
休み休み登り851m標高点を過ぎ、ほぼ1時間950m付近で尾根ルートの一般登山道へ合流した。雪はまったくありません。ちょっと拍子抜けですが、さらに登ります。
1,000mを越えると少し雪が出てきた、そして1,100mを越えると雪の斜面はスリップ注意。転ぶと怪我は無くても、泥だらけになるだろう(>_<)・・・
やがて植林の間から空が見え始め、頂上稜線に飛び出すと、自然林の山頂広場が広がっていた。一面雪の山頂で、見慣れた宍粟50名山の山頂標示が立っている。足もとに3等三角点「竹呂山」1129.3mが頭を出していた。M氏曰く「いいにく」だね(^_-)-☆
9時半、雪の稜線を次に目指す三室山に向けて出発。尾根コース分岐へ帰り、植林と自然林を分けるなだらかな尾根をしばらく北上すると、竹呂谷コースの分岐がある。三室山へ70分と小さく書かれている。ここからまず下ショウ台1,198mピークを目指します。途中1,110m付近で、アイゼンを装着。上部に雪庇があり、北斜面や、日影では下層に凍った雪が残っていた。
雪庇を乗り越え、下ショウ台へ向かう。進行方向に中ショウ台と岩山ピークが見えてきた。今日はこの岩山ピーク越えが核心部。先ずはスゞ竹の藪が出てきた。雪が途切れて少し藪漕ぎしたが、師匠のルート判断で登山道を登れ、比較的簡単にピークへ到着(*^^)v・・・
次の中ショウ台は眺望が開け、南側に後山山系から沖の山が望め、北側には3ノ丸から氷ノ山の広大な雪原が見える、絶好の展望地だった。
そして核心部の岩山ピークへ、風が出てちょっと厳しいピーク越えになった。11時前ピークに立つと眼前に三室山が近づいた。雪の稜線が気持ちよさそうだが、足元は中途半端な雪不足。岩場の下りは注意していても滑りそう(>_<)・・・倒木やロープに頼ってやっと降り切った。
三室山へ続く最後の稜線は快適だ。雪庇の上をガシガシ登れる。11時40分登頂\(^o^)/
ぐるりと眺望が広がって、感激…三室山の一番の魅力はこの眺望だろう・・・本当に素晴らしい‼
風はますます強く、少し下った岩陰でお昼。岩を背中に東山・くらます・扇の山・氷ノ山の眺望がおかず。食後のCaféにM氏の下さったチョコを戴きました。満足~☺
しばらくすると頭上で人の声、日曜日で、次々登山者もおられます。しかし、我々は声を聴いただけで1組も出合いませんでした。昼休憩&エネルギー補給で元気回復、下りへ向かいます。
下りも広くなだらかな尾根筋が続き、眺望抜群‼…吹き溜まりで深雪ラッセルの偽画像撮ってみたり、枯れ株のオブジェでうん蓄を傾けたりし、遊びながら大通峠へ向かいます。
夏はヤブっぽい尾根道も、この時期薮は雪の下。どこでも歩けて山歩きが満喫出来、春山だけの楽しみです。1時間ほどで峠に下る指導票につきました。さらに、ブナ林をサクサク下り、最後は峠の舗装林道へ法面ロープを伝って降り立ちました。峠の地蔵様へお参りして、降り口付近から歩いたルートを撮影し、再び登山道を下ります。
林道をショートカットし、最後は三室高原登山口の大きな看板へ降りました。そして珍しい跳ね滝の三室の滝によって駐車地へ無事下山です。
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