行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
電車
その他:
往)JR高尾駅北口から徒歩
復)JR相模湖駅
この登山記録の行程
JR高尾駅(7:01到着/7:13出発)-(大光寺の枝垂れ桜、浅川右岸散策)-遊歩道梅林入口(7:40)-関所梅林(7:52)-天神梅林(8:12)-蛇滝林道入口(8:25)-(千代田稲荷参拝、ハナネコノメ観察)-蛇滝(9:00)-蛇滝林道入口(9:14)-湯の花梅林(9:16)-摺指梅林(9:18)-日影沢林道入口(9:32)-木下沢梅林(9:40/9:50)-小仏バス停(10:02)-(浅川神社・不動滝)-ヤゴ沢分岐(10:28)-小仏峠(10:51/11:05)-車道出合(11:36)-割烹旅館五本松(12:00)-国道20号・底沢バス停(12:08)-小原宿本陣(12:13)-JR相模湖駅前(12:30)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
裏高尾の梅林と蛇滝のハナネコノメなどを巡りながら甲州道中を辿り、小仏峠を超えて相模湖駅まで歩いて来ました。梅林は何処も満開、今年の初カタクリも見ることが出来て大満足。折しもこの日、都心の桜の開花宣言が出されましたので、春も一気に深まりそうです。
≫大荒れの土曜日から一転して穏やかな春陽気となった日曜日、ピークを迎えた梅の花と、その後に続く春の花々を目当てに甲州道中を歩いてみようと高尾駅北口に降り立ちました。バス停脇の満開のハクモクレン(だと思います)に出迎えられて一気にテンションが上がります。
高尾を歩かれる皆さんは良くご存知と思いますが、甲州道中は江戸時代の甲州街道の別称で、小仏峠を挟んで駒木野の小仏関跡や小原宿本陣跡などに往時を偲ぶことが出来ます。南浅川の谷筋を通る街道沿いに大小8つの梅林があるだけでなく、民家の庭先や空き地にも沢山の梅の木がありますので、この時期は街道筋全体が広大な桃源郷になった様な華やかさです。
この日、満開の梅の花の他に出会った花は、ハクモクレン、エドヒガン、サンシュユ、アズマイチゲ、スミレ、ハナネコノメ、ヨゴレネコノメ、ユリワサビ、ニリンソウ、ミツマタ、レンギョウ、カタクリ、ヤマルリソウ等など、、、春本番に向けた選手交代が着実に進んでいることを実感出来ました。
ところで、花の知識がない者にとって山で見かけた花の名前を調べるのは一苦労で、「春、山野草、白い、小さい。。。」等とググっては写真と見比べたりしているのですが中々ドンピシャとは行かないものです。そこで今回、花の先達の皆さんの3月レコを見返して似たような姿かたちの写真を探してみたところ、かなり効率よく推定できましたので感謝、感謝です。レコにUPした〝開花前のアズマイチゲ″や〝ヤマルリソウ″がその類ですが、もし間違っていたらゴメンナサイです。
小仏峠から縦走路に入らず反対側に下りるだけというのは勿体ない気もしますが、日曜日は半日ハイクと決めていますので悩むことでもありません。底沢に向かう林道でもハナネコノメを探しながら歩きましたが、目につくのはヨゴレネコノメとユリワサビばかりだったのは残念です。
小仏峠からトコトコ歩いて1時間半で相模湖駅に無事到着、最後のお目当てのかどや食堂で軽く〆てから、気持ちよく帰路に就きました。
本日の総歩数27,284歩、歩行距離19.0km、消費カロリー1,229kcal、脂肪燃焼量87g也。
フォトギャラリー:78枚
ダイヤ改正の翌日、JR高尾駅北口から歩き始めます。
満開のハクモクレン(だと思います)が出迎えてくれました。
前日の事前調査で枝垂れ桜が咲き始めたと知ったJR線路脇の大光寺に寄り道。
樹齢400年の大木です。
小仏川沿いの遊歩道梅林に入ります。
こちらでも、ハクモクレンが春を満喫しています。
梅の大木の下を通り抜けて行きます。
一旦、川筋を離れて関所梅林にも立ち寄りました。
ここは、山茱萸(サンシュユ)も見事です。
再び川筋の小径に戻ると、児童公園の紅梅が迎えてくれます。
♪
児童公園の先で橋を渡って右岸に移ります。
恐らく〝開花前のアズマイチゲ″だと思われます。
天神梅林。
高尾天満宮にご挨拶。紋は当然「梅」ですね。
梅林越しの北高尾山稜。
無粋な圏央道の高架を潜って、蛇滝方面に向かいます。
ハナネコノメを確かめに、蛇滝迄ピストンしてみました。
途中の千代田稲荷の石段沿いで、先ずはニリンソウの蕾を発見。
ハナネコノメは何処?、、、先を行くハイカーさんのこの格好で一目瞭然です、、、、
小さなコロニーがありました。
ハナネコノメと見間違えがちなユリワサビも。
もう少し行くと、比較的大きなコロニーが。
他のハイカーさんと譲り合いながら写真を撮りまくります。
少し、ピークを過ぎた感じでしょうか。。。
他の方に、ピンク色の花があるよ、と教えて頂きました。
こちらは、開きかけのニリンソウ。
蛇滝の手前で屈みこむハイカーさん達。
沢の流れをバックにパチリ。
もう一枚。
ハナネコノメを十分に堪能して、来た道を戻りました。
蛇滝林道入口付近の紅梅の大木。
ここからも小さな梅林が続きます。湯の花梅林。
梅干し300g、550円。今日はパス。
甲州道中は花街道、まるで谷全体が桃源郷の様です。
恐らくハクモクレン。
ミツマタ♪
レンギョウ♪
トレランの団体さん!
バスから降りた多くのハイカーさんで賑わう、日影林道入口。
日影沢のハナネコノメは、2019年の台風で全滅してしまったと聞きます。
日蔭なので未だ下を向いたままですが、民家の敷地で今年の初カタクリを発見♪。
裏高尾最大規模の木下沢梅林。
去年、2月末に来た時は2~3分咲き程度でしたが、今日は満開です♪
小下沢林道に続く道。
まるで雲海のような。。。
日光を透かして、、、♪
10:00の開園を待つ皆さん。
開園を待たずに先へ進みます。
小仏バス停。バスと入れ違いでしたが、トイレには行列が。。。
浅川神社に入山のご挨拶。
神社裏手の沢に架かる不動の滝。
車道を歩いて小仏峠を目指します。
小さな女の子が鳴らしていたバードコールが余りにも良い音なので、見せて貰いました。
林道終点部。ここまで車で来る人が多いようです。
ヤゴ沢林道は「危険箇所あり、通行止め」となっていました。
沢筋の林道にハナネコノメが咲いていないか注意して歩きましたが、こちらはヨゴレネコノメばかりでした。
ヤゴ沢分岐から20分強で小仏峠に到着です。
峠から東側の眺め。スカイツリーが見えます。
お久しぶりの守屋さんの地図売り場。見ている間に2部売れました。
小仏峠から縦走路には入らず、そのまま南へ下ります。
江戸時代、ここを大名行列が通ったんですね~。
足元にスミレが沢山咲いていました。
形や色が違うことは分かるのですが、、、
名前の区別はさっぱりつきません。。。
個性的な奇木。
30分程で林道に出ました。後はひたすら車道歩きとなります。
ここでもハナネコノメを探しながら歩きましたが、白い花はユリワサビばかり、、、
これは、ヤマルリソウでしょうか?
地面に落ちたツバキ。
割烹旅館、五本松の前を通って、、、
国道20号に合流すると、直ぐ先に底沢バス停があります。
バスの時間が合わないので、そのままトコトコ歩きます。
甲州道中、小原宿の本陣。甲州道中を使った大名は、高遠、高島、飯田の三藩だけだったそうです。
嵐山と相模湖ダム。
小仏峠から1時間半ほどで、相模湖駅に到着しました。
駅前のかどや食堂で軽く〆て、気持ちよく帰路に就きました。
歩いて来た道と並行して走る電車の車窓は、まるでフラッシュバックの様です。
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| トレランシューズ | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
| タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
| ノート・筆記用具 | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 虫除け | ロールペーパー |
| 行動食 | テーピングテープ |