行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
バス停「鶏足山前」を目指す。座標では「36.450283 140.217649 20」。20台弱の無料駐車場。舗装されていて、綺麗なトイレや手洗い場もあり。
この登山記録の行程
鶏足山駐車場(上赤沢駐車場)(12:49)・・・焼森山(13:14)・・・妖精の森(13:25~14:17)・・・鶏足山(14:32)・・・赤澤富士(14:44)・・・鶏足山駐車場(上赤沢駐車場)(14:55)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
※:GPSの記録が止まっていたため、距離計算のために同じルートを歩いた方の軌跡をお借りしています。
深夜出発で、トレーニングを兼ねて近隣の山を縦走しようと思っていたのに、花粉にやられて(言い訳)、結局動けず。
朝、窓を開けてみると、爽やかな空が迎えてくれた。雨と強風で大荒れだった昨日の天気が嘘のように晴れ渡っていた。
分かってはいたが、いつもこんな空を見ると「あー行けばよかった」と後悔する。
たまにはカメラを持って出かけるのもいかと、昼食をとってから遅めの行動開始。車に乗り込み、一路、鶏足山へ。気持ち早いが、そろそろミツマタが咲いている時期だと思い、2年ぶりに訪れてみることにした。
写真が目当てだったので、直接、ミツマタの群生地「妖精の森」に向かおうと思っていたが、気が付けば鶏足山駐車場の看板に吸い込まれるように上赤沢駐車場へ入ってしまった。
ほぼ満車だったが、幸い一番奥に1台分の空きがあった。さすがこのシーズンは人が多い。
目の前には、プチ静岡のような茶畑の風景があり、その奥に赤澤富士が大きく聳えている。それなりに絵になる構図だが、赤澤富士自体は標高340mしかない。この周辺は低山が集まっていて、ピクニック気分で山を楽しむには最適の場所になっている。
朝に出遅れた段階で、山歩きするつもりはさらさらなかったが、たまにはピクニック気分で散歩をするのもいいかと、登山靴に履き替えて歩き出す。
赤澤富士の急登に惹かれたが、今日の目的はミツマタなので、まずは群生地を目指そうと、そのまま林道を真っすぐに進み、焼森山へと入っていく。標高423m。斜面に立ち深呼吸。森の香りを嗅ぎながら、杉の間に規則正しく差し込む射光を見ていると、山に来たんだとつい嬉しくなってしまう。駆け上がるように稜線まで登り、焼森山の山頂へと向かう。
焼森山の山頂は見晴らしがよく、日光方面がよく見渡せた。2年前の風景を思い出す。折角登ってきたが、ミツマタの群生地は、焼森山と鶏足山との谷間にあるため、再び降っていく。焼森山からの降りは、荒れて滑りやすい急斜面が続くので少し注意が必要だ。降りきると林道に合流。その林道に導かれるまま降っていくと小さなミツマタの群生地に出る。ここでも充分見応えはあるが、本当の群生地はそれ以上なのでぜひ足を運んで欲しい。
200m程も進むと、入口に設営されたテントが見えてくる。妖精の森に到着。妖精の森と言ってもそのような飾りつけは一切ない。町興しの大事な素材なのだからもっとコンセプトを整えて力を入れればよいのにと思う。ただ、切符を販売しているおじさん達はいつも人懐っこく陽気で好感が持てる。よくよく見ると小柄でドアーフにも見えなくもない。。。んな訳ないか。
受付に並んで入園料300円を支払う。なんといつの間にか「PayPay」に対応していた。これは革新的とスマホを取り出すが、そもそもauはギリ入らずアプリが動作しなかった。発想は良かったのに。。。笑。
さて、2年ぶりに妖精の森へと入っていく。小道を斜面に沿い登っていき、右へと折れると斜面一面のミツマタの森が目に飛び込んでくる。これはもう凄いの一言。
満開には少し早く、ミツマタの花は小さくまだ白っぽさが残っていた。たぶん、もう1週間も待てば、ボールのような黄色い花が森に浮かび上がるようにあちこちで咲き誇り、不思議な空間を作り出してくれる。黄色い花に包まれるようにエネルギーを貰い、元気になれる。この時期、最高に素敵で幸せになれる場所だ。
ゆっくり鑑賞しつつ、写真撮影を楽しむ。20分ほどの道のりを、倍ほどの時間をかけながらゆっくりと園内を巡った。季節と花に想いを寄せて。また季節と共に訪れたい。
帰路は、鶏足山と赤澤富士へ立ち寄り、駐車場へと戻る。短い距離だったが週末に自然に触れ合うことができて、よい気分転換になった。
みんなのコメント