高尾山ハートルート・南高尾セブンサミッツにチャレンジしてきました!
草戸山・榎窪山・泰光寺山・入沢山・中沢山・金比羅山・大洞山・高尾山( 関東)
パーティ: 2人 (ラヴィ08 さん 、ほか1名)
草戸山・榎窪山・泰光寺山・入沢山・中沢山・金比羅山・大洞山・高尾山( 関東)
パーティ: 2人 (ラヴィ08 さん 、ほか1名)
晴れ。雲あり。
マイカー
その他:
高尾駅北口駐車場に駐車。高尾駅北口からスタートする。
高尾駅北口5:50→5:58金比羅尾根登山口→6:13浅川金比羅神社6:20→6:59四辻7:05→8:07草戸山8:20→8:35ふれあい広場8:45→8:53榎窪山→9:12モニュメント9:15→9:19泰光寺山9:24→9:31モニュメント9:35→9:54入沢山10:05→10:20見晴台10:30→10:40中沢山10:45→11:07コンピラ山11:32→11:43大洞山11:45→12:07大垂水峠→12:48一丁平展望台13:00→13:49高尾山14:08→14:27薬王院山門→14:44たこ杉→15:09金毘羅台15:17→15:43古道入口
(実行動タイム7時間20分)
ヤマスタでスタンプラリーをされている方も多いと思います。先日、4つの新規スタンプラリーが始まりました。その中の2つが高尾山でした。それが、「高尾山ハートルート」と「南高尾セブンサミッツ」。昔から「南高尾山稜」と言われるコースです。どうも横文字を使われるといまどきぽくって、そそられる感じがありますよね。先日、「にっぽん百名山」でも萩原編集長がこの「南高尾セブンサミッツ」を番組の中で取り上げて、これはもしや、たくさんの人がこの静かな山稜に来るのではないかなあと思っていたところ、すごいことになってますね。かなり多数の方とお会いいました。TVの力ってすごい!と素直に思いました。
「南高尾セブンサミッツ」とは南高尾山稜にある7つの頂きを順に巡るコースです。そして、「高尾山ハートルート」は、この「南高尾セブンサミッツ」からさらに、一丁平に抜け高尾山、そして1号路を進み「金比羅台」まで進むルートです。これを線でつなげるとなんとハート形になっているというわけです。なかなかユニークで面白い!ただし、このコースそんな生易しいコースではないです。もともと南高尾山稜は、1つ1つの山があって、それが尾根でつながり、アップダウンの激しいコースです。それだけでもかなり長丁場になって、登り下りの高低差も1000mを超えるほど。そして、それが一丁平の展望台まで結び、そこから、東の外れにある金比羅台まで歩くとなると、総延長17.5㎞と半端ないです。本日歩いた歩数は、38074歩でした(笑)。危ない箇所は全くないので安心して歩けるルートですが、総延長の長さとアップダウンの激しさはなかなかなものです。標高が低いだけで北アルプスの縦走路を歩くだけのそれこそ練習コースとしてもってこいですね。
通常、この高尾山ハートルートは高尾山口スタートで、高尾山口に帰って来るのが本来のコースですが、今回は高尾駅をスタートし、高尾駅に戻って来るさらにロングコースにしました。実は高尾駅からちょっと歩くとこの南高尾山稜に取りつくことができます。
●金比羅尾根~四辻
そのスタートが金比羅尾根です。登山口の看板すらないのですが(昔はあったような)地形図を頼りにここだなというところに踏み込みます。そうすると最初は獣道みたいなほんとにここか?と思ってしまうような感じですが、徐々に高度を上げると祠に着きます。ご挨拶をして、そのまま尾根伝いに登ります。それもけっこう急登。はじめからエンジン全開です(笑)。で頑張って登ると、浅川金比羅神社にたどり着きます。尾根の頂上です。登山の無事を祈願して、先に進みます。民家の裏手をずっと進むといよいよ登山道という雰囲気になります。しかもアップダウンの連続です。四辻まで約1時間、ウオーミングアップにしてはハードです。途中開けた場所になって、今まで歩いてきた金比羅尾根が一望できます。そして四辻に着きます。
●草戸山(南高尾セブンサミッツ第1の山)
四辻~いくつもの頂を超えて尾根上を歩きます。登山道はとても歩きやすいですが、アップダウンはなかなかです。四辻以前でけっこう歩きましたので、さらにここできますね!でも頑張って歩いていくと、北側が大きく開けて、なんと高尾山がどんと顔を出します。ここが草戸峠。景色がいいです。そして少し進めば草戸山です。東屋が立っていて、雰囲気がとてもよいです。ベンチがたくさんあるので、休憩スポットとして最適です。
●榎窪山(南高尾セブンサミッツ第2の山)
草戸山~歩くといきなり階段の多数ある登山道になります。しんどいです。先に進むと「ふれあい広場」に着きます。ここも東屋です。そして目の前に城山湖です。景色もいいので、朝食にしました。そしてそのまま登っていくと、その頂上が榎窪山です。景色はありません。送電線の鉄塔が立っています。
●モニュメント
いきなり登山道の目の前に木のモニュメントが立ちはだかります。1本の木に鷲が彫られたモニュメントです。その裏にはフクロウが彫らています。これはチェーンソーとノミで彫ったものです。立派です。このモニュメントの前後の登山道はとにかくお花が豊富です。ついつい時間がかかってしまいます。春先はここは最高です。スミレはほぼ咲き乱れていて、さらに、ヒトリシズカ・ジュウニヒトエ・シロバナノヘビイチゴ・モミジイチゴ・ミミガタテンナンショウなど会えました。
●泰光寺山(南高尾セブンサミッツ第3の山)
見上げるほど登りの階段。ん?!これはもしや登るの?約40mの登りでこのルート一番の登りです。階段なので腿の筋肉が悲鳴をあげます。ここは頑張るのみ!頂上につくと、あれ、頂上の看板はどこだと探してしまいましたが、今来た方に振り返ると、木にしっかり「泰光寺山」とプレートがあります。そこいいたおじさんに「テレビでみて来たの?」と質問されて、すごい人が来るようになったなあとぽつっとにこやかに声をかけられました。本当なら巻道でまくのですが、ここを通過する人が多くなったということです。
●第2のモニュメント
西山峠を過ぎたところで、なんか横たわっているものが目に飛び込んできました。なんと竜のモニュメント。またチェーンソーでの作品です。そしてどうやらこれは出来立てです。トレランの方が来て、先週来た時にはまだ作成している途中だったそうです。なのでこの数日に完成したモニュメントです。ここも休憩ポイントです。このモニュメント実はベンチですよ。しっかり坐ってきました。
●入沢山(南高尾セブンサミッツ第4の山)
登山道の左に休むベンチが正方形につくられた休憩ポイントがあります。南が開けていて目の前に仏果山がどんと目に入ります。そのポイントの北側になんか道があります。その入り口には標識はありません。実は入沢山は登山道が地図上では表記されていません。しかし踏み跡がはっきりしています。かなり急登です。さきはずっと奥でどうなっているかは?です。みんな行き過ぎていきます。地形図を信じてその獣道?のような道を尾根にそってのぼっていきます。そして平坦になり、そのまま奥に進むとちゃんとベンチが用意されています。そして北面が大きく開けます。ここが入沢山の山頂です!そして何と、この南高尾セブンサミッツでは一番のビュースポットです。北面には高尾山と日影乗鞍・小仏城山の3つが並んで見えます。けっこう感動の景色でしばらくぼーっとみてました。今度は冬の澄んだ青い空のときにここにきて、テーブルもあるのでバーナーでご飯でも作ってここでのんびりしたいなあと思いました。最高の景色です。
●見晴台
道端に休憩スポットがあります。ここに坐ると目の前は丹沢の山塊です。一番高いのが蛭ヶ岳。下には湖があって景色がとてもよい。そして、石老山が横たわっているのですが、ここから見る石老山は、観音様が横たわっているように見えるそうです。お顔があって、胸があって、お腹になって・・・確かにそう見えます。
ここも花が奇麗ですよ。ホタルカズラが咲いていました。その横にはジュウニヒトエも。
●中沢山(南高尾セブンサミッツ第5の山)
登山道が九の字に曲がるところに上に登る階段があります。登りきると観音様の石像があります。その奥に頂上のプレートがあります。
●ななしの山
中沢峠を過ぎると、直登と巻道があります。ここは巻道でもよいのですが、あえて、直登を登りました。以前一度来た時にまだ登山を始めたばかりだったのでこれを登るのは大変だった記憶があります。なので登ってみたくなりました。頂上につくと三角点がちょこんとあります。下りもかなり急です。気を付けて下ります。
●コンピラ山(南高尾セブンサミッツ第6の山)
ここがリュックがかけられる木があるベンチで有名な山頂です。今ではこのルート上にいくつかリュックかけのある場所ができていますが、たしか最初はここです。景色がとりわけいいわけではないですが、ベンチもあって比較的広いので、ここでお昼にしました。
●大洞山(南高尾セブンサミッツ第7の山)
536mこのセブンサミッツ最後の山にして最高峰です。大きな看板があってベンチもあって休憩スポットです。今日はたくさんの人がここで休憩していたので、写真だけとってすぐ先を急ぎました。
ここまでが、ハートの下部分を右から左に歩いたことになります。
ここからさきは、高尾山ハートルートになります。
大垂水峠。20号の上を橋で渡ります。そこから「学習の歩道」という道を登っていきます。緩やかに登る良い道です。途中分岐がありますが、一丁平の展望台へ向けてさらに登ります。ここは奥多摩の石尾根を歩いている錯覚になります。石尾根を歩ているように広い尾根をどんどん登ります。南高尾セブンサミッツでもう結構疲れていたので、この登りは堪えました。そして見慣れた一丁平の展望台です。ここから高尾山→1号路→薬王院山門→たこ杉→金比羅台とあるくとちょうどハートの上部分の凹んだところを歩いたことになります。
そして、金比羅台から古道を通り、20号の古道登山口について無事登山終了です。
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