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行程・コース

天候

曇天、13時すぎから日が射すことが多くなる。風なし。

登山口へのアクセス

その他: 行き_
池袋駅05:00~から乗り継いで06:44新町駅06:50(日本中央バス)~07:56太田部入口バス停
帰り_
坂本バス停17:48(西武バス)~18:12小鹿野町役場※乗り換え待ち時間長い!19:24~20:06西武秩父駅20:24(ラビュー)~21:45池袋駅

この登山記録の行程

(丸ガッコ内は地理院地図の表記)
08:18~太田部入口バス停スタート
08:30~支尾根にとりつく~08:40
09:07~尾根に上がる
09:37~磐座、もしくは塚山神社跡とも(塚山の東北250m)~09:42
09:48~塚山
10:20~竹の茅山(P978)
10:50~土坂峠
11:33~大久保山(杉ノ峠の東400m)
11:54~杉ノ峠
12:12~父不見山~12:31
12:42~長久保の頭(1065.8三角点)
13:10~坂丸峠~13:15
13:37~矢久峠~13:57
14:56~(P992)
15:11~林道に降りる
15:31~二子山倉尾登山口
16:05~R299に降りる~16:13
16:25~坂本バス停フィニッシュ

コース

総距離
約19.5km
累積標高差
上り約2,403m
下り約2,198m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

神流川の太田部集落から塚山へ上がり、父不見山をこえて二子山に横から上がるプランをたてた。
事前の机上演習ではなんとかやれそうなニュアンスだったが、当日は山の中にいるにもかかわらず気持ちが山に入っていかない。そうした状態で苦手の岩山バリエーションに踏みこむべきではないと判断し、股峠をこえて坂本に降りた。きっと秋にもういちど歩くことになるだろう。
.
○ 概略
スタートから杉ノ峠までは獣道・仕事道・林業踏み跡などが錯綜し、初見ではルートを求めるのに手間どった。尾根間違いもおこしやすいと感じた。久しぶりに歩いた股峠から坂本へ下降する沢道の荒れ具合は尋常ではなく(股峠~R299区間)、今後二子山に取り付くなら北面の倉尾登山口の一択にする。
.
○ 塚山に登る
塚山には明確な登路がないらしい。入山口となるバス停からコンパクトに山頂に上がれ・山頂手前の磐座イワクラ(塚山神社跡)を逃さないルートを探し、神流川右岸の314m標高点からの尾根に目をつけた。調べれば先行者の記録も見つかった。経路がわかりやすいこのルートはおすすめできる。
塚山中腹には古墳があるとされ(太田部古墳群)、自称・古代史マニア検定5級にとってはぜひ訪れたい場所だ。しかし目指したレコはことごとく迷い、たどりついても標柱を眺めただけで先へ進んでいる。これも少し調べたが、ちゃんとした論文などを見つけることができない。古墳ではなくもっと時代が下がった「塚」だということにして、今回は探さなかった。
塚山山頂に上がる直前で人工物(アンテナ?)の左を通り過ぎる。西進して父不見山に向かうにはそこまで戻り、反対側を降ってゆくイメージだった。
.
○ 塚山以降
竹の茅山(P978)までは荒れた車道がついており、山頂手前でアンテナ施設のわきを通る。
土坂峠に下り、登り返すP848は等高線密の急斜面。北面に巻き道とも獣道ともわからない踏み跡が複数ついている。途中赤テープが1枚下がっており軌道修正して背後からピークに巻き上がった。
大久保山(杉ノ峠の東400m)から杉ノ峠に下りるあいだに大岩が2ヵ所あり、どちらもテープに導かれて巻く(写真20と22)。
杉ノ峠~父不見~坂丸峠区間は『神流マウンテンラン&ウォーク』の「スーパークラス50km」のコースと重なっている。ピンク基調のガイドテープがさかんについているので(写真29と31)、目安にすると簡便だろう。
http://www.kanna-mountain-run.com/
矢久ヤキュウ峠への降りはどんどん細くなる尾根を突端の観音様まで歩くと右手に林道へ下りるコンクリの階段があった。登りかえしのはじめ、もともと狭い尾根が林道建設でさらに削られたのかやたらと狭くて高い(写真33)。
P992は雰囲気がよいのに山名標がなく、調べても山名が出てこず、ちょっと不思議なピークだ。P992を過ぎてから林道へ下降した尾根道は傾斜もゆるくまったく問題がなかった。
繰り返しになるが、股峠から国道299号に出るまでの沢筋は台風19号の被害でとにかく悪い。こんなところで事故をおこしても意味がないので、今後通行を自粛すると決めた。
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● 尾根間違いは多い、やたらと作業道が気になっては踏み込んで時間をロスする、一服休憩をとりすぎる。みっともない山行記録だがこれも実力だ。次回は道中の神様たちにもう少ししゃんとした姿を見ていただきたい。そうできると良いが。
(了)

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フォトギャラリー:42枚

1.
日本中央バスという立派な社名のかわいらしいバス。小鹿野町営バスとおなじ規格のマイクロバスだった。終点の「ふれあい館」まで3時間の長大路線。往復するなら「奥多野線フリー乗車券」を。

2.
太田部オオタブ橋を渡り山行スタート。

3.
山に入るまでは体調も含めてふだんどおりだったのになあ。。。

4.
最後の民家。コンクリ坂道を終え(たしか)右へ入ったと思う。

5.
支尾根の風景。

6.
おなじく。

7.
P875を過ぎて200mほどであらわれるブル道をたどると、

8.
ほどなく磐座(塚山神社跡)。
ここだけ日が射してまさに神々しかった。

9.
「パワーをもらった」と思っていたが、神様にあたってしまったかなw

10.
数十メートル上部にも。

11.
塚山山頂。

12.
作業道をゆく。

13.
P978のアンテナ施設。ここまで車道(荒れている)を歩いた。

14.
アンテナ施設の奥へ進むと手製の山名標。

15.
植林帯。

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おなじく。

17.
土坂峠。

18.
大久保山の手製山名標、杉ノ峠の東400m。

19.
そうか!
きょうも眠くてアクビしたもんなあ。龍神リョウカミ様に見られたか。。。

20.
杉ノ峠の手前の岩場を振り返って。テープにしたがって巻いた。

21.
進行方向。

22.
2ヵ所目の岩場を振り返って。ここも巻いた。

23.

24.
杉ノ峠。

25.

26.
父不見山頂。ベンチに腰かけてお昼ご飯。

27.
長久保の頭=1065.8三角点。

28.

29.
『神流マウンテンラン&ウォーク』のガイドテープ。さかんに貼られている。

30.
作業道をたどり道迷いをおこしている最中に出会った不思議な場所。奥多摩の狼平や丹波天平に似ている。

31.

32.
坂丸峠。

33.
矢久峠は写真を撮り忘れ、切り通しを登り返したところで振り返って撮影。細くて高い。

34.
P982を巻けるか?と尾根筋をはずれ林業の道に入るも、

35.
打たれた枝と格闘するハメになった。決定的なロス。

36.
P992。

37.
林道に下降途中。

38.

39.
倉尾登山口へ。車いっぱい。

40.
股峠からの下りを振り返って。もっと上部が非常に悪かった。

41.
坂本バス停。手を洗いたいが石鹸はない。流しの下に「リンレイ・ウルトラオレンジクリーナー」があり、使わせてもらったらキレイに汚れが落ちた。ついでに顔もそれで洗えばよかったんぢゃないか。

42.
小鹿野の街は雰囲気があって良いな。いつかゆっくり散策してみたい。

すべての写真を見る

装備・携行品

【その他】 ラ・スポルティーバのウルトララプター。タイツにモンベルのショートパンツ。モンベルのメリノウール1枚、ペツルのヘルメット、ブラックダイヤモンドのハーフフィンガーグローブ。ザックはロウアルパインの25リッターにモンベルのギアホルダーを外付け、ココヘリ発信機・ヘッドランプ・スマホ(カメラ+GPS)・バッテリー充電器と予備電池・雨具・ウインドブレーカー・ロールペーパー。キャメルバックのハイドレーション2L+モンベルのフレックスウォーターバッグ1.2L・サンドイッチ・非常食・下山後の着替え一式・サンダル。スタート時重量7.5kg。

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登った山

父不見山

父不見山

1,047m

よく似たコース

父不見山 埼玉県

山麓の生活をささえる群馬県境の山

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
4時間50分
難易度
★★
コース定数
21
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