今夏、立山・劔岳に行くメンバーとの鎖場トレーニング第2弾は中之条の岩櫃山・嵩山・岩井堂山の3つ。いずれも車で20分程度の距離なので、1日で全部登るトリプルヘッダーにしてみました。

岩櫃山に続く本日2座目は嵩山。道の駅・たけやまの駐車場に車を停めて、表登山道から登ります。岩櫃山の疲労が抜けきらないまま、のっけからジグザグの急登。きついなーと思っていましたが、あっけなく約20分で天狗の広場に到着。そこから西に少し登ったピーク「小天狗」で昼食休憩。

小天狗からの眺めは見事。360度パノラマ。気になったのは、すぐ西に見えている不動岩。鋭くとがった大岩のてっぺんに不動明王と思われる石仏が鎮座し、そこに登るための長い鎖が垂れ下がっているのが見えます。ソロ山行であれば絶対に行ってみるところですが、今日は岩場慣れしていないメンバー2人が同行のため断念。いつかまた、です。

小天狗の次は中天狗。ここは樹林の中のため眺望はゼロ。そそくさと後にし、大天狗方面に向かいます。程なくして実城の平。その名の通り、平坦な広いスペース。その北東の端から大天狗へのルートが始まってます。突入していくと、長い長い鎖場の始まり。100m近く、鎖のかかった岩場が続きます。登りであれば鎖無しでも行けるレベルの傾斜ですが、下る時は鎖があった方がいいと思います。あまりの長さに脚に疲労感を感じ始めた頃、ようやく大天狗（嵩山山頂）に到着。ここからの眺めも絶品でした。

さて下山。長い鎖場を下って実城の平に戻り、そこから東登山道に入ります。途中で見える巨大な垂直の岸壁に驚きつつ、道の駅たけやまに到着。傾斜はきついものの、危険箇所はなく、登山道・標識もよく整備され、ハイキングレベルで楽しめる岩山でした。最後はトリプルヘッダーの3座目・岩井堂山に移動します。