行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
電車
その他:
JR大和路線河内堅上駅下車
この登山記録の行程
河内堅上駅(9:25)…堅上中学校(9:50)…高尾山(10:47)…恩智峠(11:37)…高安山駅(12:05)…高安山(12:31)…法蔵寺(13:05)…服部川駅(13:20)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
生駒山地縦走の第2回目。最南端の高尾山から高安山までの縦走を計画した。近畿自然歩道だとJR高井田駅が起点になるが、より県境に近い河内堅上駅を起点にし龍田古道を通るルートにした。
河内堅上駅をスタートして駅前を西に坂道を上り青谷の集落に入っていく。途中から下り坂になり池のあるところで1.5車線の車道に合流する。近くには金山彦神社が鎮座する。古代には製鉄で栄えたところらしい。見通しの悪い車道を車に注意しながら登っていく。駐在所を過ぎるとブドウ畑が広がり人家が見えなくなるが、突然眼前に堅上中学校の立派な4階建て校舎が現れる。「なぜこのような人気のないところに?」と思うが、実はこのまま車道を行くとまた集落がありこの山村一帯が校区のようだ。学校の建物に沿って軽四がやっと通れる道に入っていく。これが龍田古道だ。奈良時代に平城京と難波を結ぶ官道だったという伝説が残る。横尾の集落に入ると再び広い車道に出る。大きなヤギを飼っている家の前を過ぎ妙法寺の仏舎利塔が見えてくると広い2車線道路に合流する。ここからが近畿自然歩道だ。しかし途中にゴルフの打ちっ放しがあるせいか車が多い。十分注意して歩こう。しばらく行くと左手に赤い鳥居がある小道が見える。これが高尾山への登り口だ。鳥居をくぐると「鐸比古大神」の石柱のある分岐があり高尾山へは右へ登る。距離は短いがロープや小さな木のはしごがある急登だ。左に大石を見ると間もなく高尾山山頂。木の間越しに大阪平野が見える。小休止するのに良いところだ。
鳥居まで戻り再び車道を登っていく。展望もなくだらだら続く登りに気が滅入るが、ウグイスの美しい声に思わずさわやかな気分になる。信貴変電所を過ぎ柏原市斎場を過ぎると左に入る山道と道標がありここでようやく車道から離れほっとする。恩智峠を過ぎ右手に広大な霊園を見ながら縦走を続けるとケーブル高安山駅横の「ごじゅうからガーデン」展望台に着く。大阪市内をはじめ北摂方面まで見事な景色だ。いつまでも眺めていたくなる。階段を下り高安山駅の前を通り再び山道を登っていく。開運橋を過ぎてしばらく行くと高安山気象観測所の前に着く。麓からも良く見える丸いレーダードームが印象的だ。さらに山道を進み途中から不明瞭な小道に入るとわずかで高安山山頂だ。残念ながら木が生い茂り展望はきかない。
下りは開運橋まで戻り、橋の下から「おお道越え」を下っていく。最初は溝状の道だがだんだん広くなっていく。石がゴロゴロしているので躓かないよう気を付けよう。舗装された道まで下りると法蔵寺だ。ここからは住宅街になるがそれでも標高が高いため景色が良い。15分ほど歩くと近鉄服部川駅に到着する。
車道歩きが多いのと道標が少ないのが難点だが、手軽に好展望を楽しめるコースだった。
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装備・携行品
アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | 登山靴 | バックパック | 水筒・テルモス |
タオル | 帽子 | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 健康保険証 | 非常食 | 行動食 |
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