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奥武蔵3峰縦走

大霧山ー堂平山ー笠山( 関東)

パーティ: 1人 (yamajii さん )

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行程・コース

天候

全日快晴、風弱く絶好の登山日和でした。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 嵐山町から国道254を小川町方面に走り、途中から県道11号の秩父往還道を定峰峠方面に走る。東秩父村の橋場バス停の脇に駐車、準備を整えて歩き始める。

この登山記録の行程

橋場バス停(8:45)→(9:38)粥新田峠→(10:13)大霧山(10:18)→(10:35)桧平→(10:43)旧定峰峠→(10:57)獅子岩→(11:21)定峰峠(11:30)→(12:40)川木沢ノ頭→(12:55)白石峠→(13:34)堂平山(14:05)→(14:24)七重峠→(14:56)笠山→(15:45)萩平→(16:05)皆谷→(16:25)橋場バス停

コース

総距離
約17.2km
累積標高差
上り約1,417m
下り約1,417m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

雪道にガッガッと突き刺さるアイゼンの感触を求めて、奥武蔵の三つのピークを歩いてきました。
橋場バス停横の駐車場に駐車、トイレを済ませてまずは大霧山のピークを目指します。秩父高原牧場の看板が立つ橋を渡り、10分程林道を進む。林道の前方が拓けて右に曲がりきると、右側の皇鈴山CPへの標識から山道に入るが、10分弱で先ほどの林道と再合流する。
10分程林道を登り、右に急カーブする地点に粥新田峠、大霧山の標識がある。
標識に従い、狭い舗装道路に入り民家の軒先の前で右に進む。かなりの急坂がである。やがて舗装道が右に急カーブする地点で、舗装道を右に分けて登山道を直進すると、林道に交差する。舗装された林道を右に進み、すぐに秩父高原牧場方面への道を右に分けて左に進むと、左手に東屋が見えて来る。ここが粥新田峠で行く手左に大霧山登山口の大きな標識があり、その向い側にお地蔵さんが建っている。登山口周辺の道は、雪があるものの土が露出しておりアイゼン無で歩けました。途中から、4,5cmの積雪の登りとなりましたが、大霧山にはアイゼン無で登りました。休憩を含め所要時間は橋場から88分でした。大霧山からの浅間山、燧ケ岳等の眺望は素晴らしかったです。大霧山で5分程小休止、更に、雪を求めて堂平山に向かいました。大霧山から桧平までの尾根道は南斜面になる為、登山道は土がむき出しの所が多く、樹林の中や吹き溜まりにしか雪が残ってません。旧定峰峠を過ぎ、登りにさしかかる獅子岩周辺の登山道には雪がありましたが、アイゼンを必要とするほどではありません。大霧山を出発して63分で定峰峠に到着、10分の休憩をしました。
定峰峠の茶屋は休日にもかかわらず閉店でした。近頃、営業してるところを見てませんので、冬季休業かもしれません。定峰峠から白石峠に向かいました。この区間は、このルートでいつも私が一番厳しく感じる区間ですので、心して出発しました。
案の定、出発して10分程の杉林を抜け出たあたりの急登から、登山靴が雪に埋まるようなところが出てきました。が、アイゼンを着けるのが面倒なのと、お気に入りのザンバランののスパイク効果が良く効くので、アイゼン無で急坂を登り切ることにしました。
背中のルックの中で眠っているアイゼンを気にしながら、雪の急坂に挑み続けること20分程で道は下りに代わり、直ぐの鞍部からは、雪解けの泥を気にしながらの緩やかな土の登りとなる。しばらく進み川木沢ノ頭の北斜面の登山道にかかると、又、積雪帯にに入る。雪と土の道が交互に現れるのには閉口しました。特に、川木沢ノ頭から白石峠に降りる道で、丸太階段より上部の急斜面は、アイゼン無で降りるのに緊張を強いられましたが、白石峠を通過し、堂平山に到着したのは、定峰峠出発後120分でした。堂平山で30分休憩し笠山に向かいました。堂平山から七重峠に降りる北斜面は雪が残り、15cmほどの積雪の場所がありましたが、七重峠から笠山までは無雪道でした。笠山から皆谷に下山する山頂直下の北斜面の急坂には雪が残り、ここで初めてアイゼンを着けて下りました。ここの下りはアイゼンを着けて安全を期した方が良いと思います。皆谷に下山し出発点の橋場駐車場に到着したのは16時25分、出発から7時間40分(休憩45分含む)経過でした。
今回の反省点
アイゼン歩行を楽しみに出かけた山行でしたが、アイゼンを装着したのは僅かに数百メートルでした。雪道と土の道が猫の目のように交互に出てくるので、アイゼン着脱が面倒になり多少の無理をしてアイゼン無で歩いてしまったことです。


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フォトギャラリー:12枚

大霧山の山頂

大霧山の南斜面の登山道に雪は無

桧平の風景

ピーク701付近の雪は10cmほどでした

定峰峠の風景

定峰峠から白石峠への途中の雪は深い

川木沢の頭の電波塔周辺の雪は深い

白石峠

堂平山の山頂

堂平山から七重峠へ降りる北斜面の道に残雪あり

笠山山頂

アイゼン装着で歩いた笠山北斜面

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 着替え 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 修理用具
健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 非常食 行動食
軽アイゼン トレッキングポール アウターウェア オーバーパンツ オーバーグローブ 雪山用登山靴
ゴーグル スリング

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登った山

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