唐松岳でゆっくりテント泊

日帰り

唐松岳（北アルプス・御嶽山）

2021.09.13（月）～2021.09.14（火）

パーティ： 1人 (えいちゃんさん )

えいちゃんさん

行程・コース

天候

初日：晴れときどき曇り、2日目：曇り

利用した登山口

八方池山荘　

登山口へのアクセス

バス
その他：【行き】長野より白馬行きバスで八方バスターミナル下車
【帰り】八方バスターミナルから新宿行き高速バス

この登山記録の行程

【1日目】
八方池山荘(10:41)・・・第三ケルン(11:42)[休憩 10分]・・・丸山(13:22)[休憩 10分]・・・唐松岳頂上山荘(14:22)[休憩 80分]・・・唐松岳(16:05)・・・唐松岳頂上山荘(16:20)

【2日目】
唐松岳頂上山荘(08:00)・・・丸山(08:55)・・・第三ケルン(10:30)・・・八方池山荘(11:40)

コース

総距離: 約10.5km

累積標高差: 上り約1,156m; 下り約1,156m

コースタイム: 標準6時間25分; 自己7時間39分; 倍率1.19

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

唐松岳頂上山荘は今年はコロナで宿泊営業は中止。テント泊のみ限定20張のみweb予約して利用可となっている。13日の天気予報が晴れが出てすぐに予約した。山荘は売店は営業しているので、水の補給などは問題ない。台風が少し心配だったが、幸い、停滞しているようで、何とか天気は持ちそうだ。13日は晴れで降水確率20%、14日は曇りで降水確率30%。最近、天気の悪い日が続く中では良い天気だ。
唐松岳は東京から公共交通機関を使うと、走らない限り、日帰りが難しい。前夜泊すれば、１日での登山も可能だが、それなら、テント泊のほうが、ゴンドラ、リフトの時間を気にせず、ゆったり歩ける。

【１日目】
長野から高速バスで白馬八方バスターミナルで降りゴンドラとリフトで八方池山荘前に降りる。
ここから八方池までは草原のハイキングコースで人も多い。
その先は、扇雪渓まで行って小休止。次いで丸山ケルンに向かう。
途中で猿と遭遇。10mくらいの距離だが逃げてゆかない。
丸山ケルンを過ぎると唐松岳付近が見えるようになる。
山荘手前で、水平のトラバース道が通行禁止となっていて、山荘裏手の山を経由して山荘到着。
テント設営後、空身で唐松岳山頂に向かう。
山頂では、キレット方面と剣立山方面の絶景が美しい。イワヒバリが近くに遊びに来ていた。
下りでは、最近、氷河に認定された、唐松沢氷河を見る。最上部の雪渓の上にホシガラスが止まっていた。このあたりではホシガラスは良く飛び交っている。

【２日目】
朝の気温は10度前後はありそうだ。事前のリサーチで山荘で初氷があったことを見て、0度まで下がっても良いように準備してきたが、思ったより寒くない。少し風が吹くと体感気温が下がるが、それでも冬場の低山程度の感じだ。
天気は予報通り曇り。雲は薄く、雨が降りそうな雲ではない。
出発時に山荘脇で雷鳥を発見。
天気が曇りということもあってか、さらに、丸山ケルンの下でも雷鳥発見。
ここは、窪地で遅くまで雪が残っていたところらしく、チングルマやイワカガミもまだ咲いていた。餌となる植物も多いのかもしれない。昨日はここで猿に遭遇したところだ。
時間は十分あるので、ゆっくり下って八方池へ。八方池の中でクロサンショウウオが泳いでいるのを確認できた。
そしてリフト、ゴンドラを乗り継いで下山。
八方の湯で汗を流して食事を済ませ、高速バスで寝て帰った。

この日もカリマーの40Lザックに50L以上つめ込んでのテント装備。ridge40大活躍だった。