行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
馬場島(07:02)・・・松尾平・・・三角点・・・早月小屋(11:23)
【2日目】
早月小屋(05:23)・・・2600m標識(06:26)・・・剱岳(08:02)[休憩 30分]・・・2600m標識(10:06)・・・早月小屋(10:58)[休憩 45分]・・・三角点・・・松尾平・・・馬場島(15:03)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
昨年は別山尾根から登頂しましたが、その時、山頂から富山湾方向に続く早月尾根を見て、次回は早月尾根からの再登頂を決めていました。その願いが叶い今回の山行となりました。まずは馬場島荘に前泊します。このコースは日帰りのレポートを多く見かけますが、我々は早月尾根泊とし、のんびり山行です。そのため、馬場島荘でゆっくり朝食をいただいてからのスタートです。登山道はわかりやすくかつ歩きやすい道で、最初は樹林帯の中を淡々と登るだけです。標高が200m上がる毎に標識があり、休憩ポイントとして利用しました。早月小屋が近づいてくると徐々に岩場や鎖が現れますが、特に問題ありません。比較的ゆっくり歩きましたが、昼前に早月小屋小屋に到着し、午後はのんびり過ごしました。2日目は8割以上の方は4時前後に出発しましたが、我々は5時に朝食をいただいてからの出発です。登山道はわかりやすいのですが、進むにつれて岩場の頻度が高くなります。樹林帯も無くなり、素晴らしい景色が目に入ります。最初は富山湾と能登半島です。その後、薬師岳がくっきり見えてきました。いつのまにか前方には剱岳山頂らしきものも見えてきます。そして、2700mくらいになるとこれから登る本格的な岩場が見えてきます。日曜日のためか登山者が多く、岩場に多くの登山者が張り付いており、これからの行先がよくわかります。終盤に入り、「カニのはさみは?」と気にしていましたが、どの鎖も難易度に大きな差はなく結局わからないまま別山尾根と合流してしまいました。ここまで来ると山頂はすぐそばです。すぐに山頂に到着しましたが、山頂は大混雑。みなさま祠の前で記念写真を撮るため、大行列です。写真撮るまでに約30分かかってしまいました。ゆっくりする間もなく、来た道を引き返します。空いているはずの早月尾根コースと思っていましたが、我々の後から続々と登りの登山者が来るため、ほとんどの鎖場や岩場ではすれ違いのため一旦停止をしました。日帰りの方たちと思いますが、みなさまお元気なこと。それでも、計画した時間には早月小屋まで戻ることが出来、のんびり昼食をとりました。この昼食中に見知らぬ方からお声がけがあり、お話をすると8月に登った斜里岳山頂で、ご挨拶した方でした。こんなこともあるんですね。昼食も終わり、馬場島まで3時間強の下りです。歩きやすいのですが標高差約1500mの下りは結構足に答えます。やはり、このコースの日帰りはとんでもないことだと思いながら、仲間ともほとんど会話もなく歩き、無事に馬場島に到着ししました。
今回は山頂での混雑はありましたが、360度どこを向いても美しい景色を見ることが出来、最高の剱岳山行でした。








