行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
白駒池入口(10:56)・・・白駒池分岐・・・白駒池北岸(11:15)・・・白駒池南岸(11:35)・・・白駒荘(11:45)[休憩 5分]・・・高見石(12:37)[休憩 43分]・・・中山(14:39)[休憩 5分]・・・にゅう分岐(14:59)・・・中山峠(15:15)[休憩 4分]・・・黒百合平(15:23)
【2日目】
黒百合平(06:37)・・・東天狗(08:44)[休憩 16分]・・・西天狗(09:16)[休憩 44分]・・・第二展望台(10:34)[休憩 6分]・・・第一展望台(11:04)[休憩 8分]・・・枯尾ノ峰分岐(11:55)・・・唐沢鉱泉(13:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
初秋の八ヶ岳・天狗岳に登りました。
*1日目は、白駒池から高見石を経て、黒百合平へ。
曇りがちの下では白駒池周辺の苔の美しさを堪能することは出来ませんでしたが、何種類もの個性的な苔を見ながら高見石小屋に到着。名物の揚げパンを楽しみにしていたのですが、残念ながらお休みで食べられず・・・持参した昼食でランチタイムを過ごした後、高見石に登りました。雲に隠れて遠景は望めませんでしたが、白駒池が綺麗に見えていました。
高見石小屋から中山までは岩がちの登山道をひたすら登り、中山展望台に到着。雲の切れ間に槍ヶ岳はじめ北アルプスの山々が見えた時は、その雄大な景色に疲れも忘れ、暫し見入ってしまいました。その後小雨が降り始め、宿泊地の黒百合ヒュッテから満天の星空を見ることは叶いませんでした。
*2日目は、黒百合平から天狗の奥庭を経て、東天狗岳・西天狗岳に登り、天狗岳西尾根を唐沢鉱泉へ下山。
黒百合平から天狗の奥庭へは、短いながらもいきなり岩場の急登。天狗の奥庭周辺は大きな岩を縫うように歩くのですが、岩に書かれた登山道を示す〇印が分かりにくい所があり、霧がかかると道迷いしやすいかと思います。
東天狗岳直下の急登は息も絶え絶え、息を整えながら登りました。山頂に立つと、岩塊をよじ登るようにして登っただけに達成感があります。雄大な眺めを堪能する楽しみは、広くなだらかな山頂を有する西天狗岳に残して、東天狗岳を後にしました。西天狗岳の山頂からは、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、北アルプスの雄大な山々の絶景を楽しむことが出来ました。
下山は西尾根を経て唐沢鉱泉へ。急傾斜の大きな岩塊の間を両腕両足を使ってしばらく下ると、岩がちながらも幾分ゆるやかな登山道となり、第二展望台・第一展望台を経て枯尾ノ峰分岐へと下ります。枯尾の峰分岐を過ぎると湿り気を帯びた樹林帯となり、滑りやすいので慎重に歩かなければなりませんでした。
唐沢鉱泉到着後、昼食を摂り、温泉につかり疲れを癒しました。コケモモのジュース、疲れた体に染み渡るようで美味しかった! 唐沢鉱泉は隅々まで綺麗に手入れされていて、気持ち良く過ごすことができました。
久しぶりの登山で疲れましたが、豊かな山の自然に触れ、心身ともにリフレッシュ出来た充実の二日間でした。

























