行程・コース
天候
早朝のみ晴れ、後曇
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
箱根スカイライン上の芦ノ湖展望公園の駐車場を登山口に利用。夜間・早朝は箱根スカイラインは箱根峠側から進入は不可能ですので、御殿場IC側から進入する必要があります。駐車場にはトイレはありませんので、必ずPAで済ませるか、長尾峠のトイレ、金時山のトイレまで覚悟する必要があり。車中泊向けではありません。
ちなみに駐車場は行く時も帰る時も自分の車だけ、あまり登山口としては人気なさそうですね。駐車場から階段を上がって左に進むと柵の切れ目があり、そこから登山道は伸びています。公園に道標はありません、注意!
この登山記録の行程
芦ノ湖展望公園駐車場(05:00)~丸岳(06:30)~金時山(07:30)~明神ヶ岳(10:10)~(明星ヶ岳(11:10)~強羅駅(12:00)~早雲山駅(13:30)~早雲山(14:30)~神山(15:00)~駒ヶ岳(15:30)~箱根駒ヶ岳ロープウェイ~箱根園駅(15:45)~芦ノ湖展望公園(17:00)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
馬蹄型・・・?という突っ込みはさておき、箱根の外輪山北側と箱根山を繋ぐ縦走に挑んで来ました。最後は力尽きロープウェイで下山したものの、30キロ近い距離を歩きとおしました。この山旅の核心は間違いなく登山靴でのロード、この長さとしんどさが尋常ではありませんでした。
早朝は晴れていた箱根、朝日に照らされた箱根山と富士山が美しいこと!しかし幻想的な美しさは束の間、陽光に応えるかのように丹沢側に控えていた雲海が沸き起こり、あっと言う間に分厚く箱根全体に垂れ込めました。
この後は景色を楽しむよりは長いトレイルで汗を思う存分流す旅へ。金時山で最後の富士山を眺めたあとは時に立ち込めるガスをかき分け、次々と現れる偽ピークばかりの明神を越え、危うく通り過ぎそうになった明星で転進、強羅へ駆け下りました。
外輪山~早雲山は春節で来日してる中国人の方々の間を縫うようにロード、ロード、地面が硬い、モア、雪、ソフトな雪!
箱根山登山口にたどり着けば既にほとんどの登山者が下山していく中逆行して山へ、足が上がらず段差の上に膝を乗っけて這い上がるように神山登頂、駒ヶ岳からはズルしてロープウェイ下山、そしてロード・・・
とっても楽しい(?)山旅でした。
神奈川県民のみなさん!箱根すごいよ!これだけ頑張っても、半分も登れなかったよ!!
今度は南も含めて、一周してやるぞ
装備・コースについて
明星直下はスケートリンク化しており、他にもところどころ氷化している斜面があります。しかしアイゼンを使うべきか、というと疑問があります。箱根だけに積雪は薄く、氷も1㎝ありません。明星直下は安易に登山者がアイゼンを使ったせいか、木の根はズタズタ、無残な姿でした。もちろん安全のためにアイゼンを使うことに異議は全くありません。しかし環境ダメージと天秤にかけ、判断が必要かと思います。
展望公園~うぐいす茶屋間の登山道は夜間行動でも道迷いをおこすようなルートではありません。ただし火打石~明神間の樹林帯は稜線の下部を進むのでトレースがない時は注意が必要だと思います。
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