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鹿が行き交う一等三角点峰(「日本の山」に‘14年追加)

城戸木森(四万十町)( 中国・四国)

パーティ: 1人 (マローズ さん )

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行程・コース

天候

晴れ時々曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 四万十町で国道381号から国道439号を北上し、大正大奈路から中津川沿いの中津川林道に入る。
842mピークの南西の左ヘアピンカーブの所まで来ると、山手に国有林28林班と24林班の境界標識と、「大学・城戸木森コース」と書かれた白い道標が現れる。登山口前の駐車スペースは狭いので、先客がいれば、少し林道を先に進むか引き返すかして、適当な路肩に駐車する。

この登山記録の行程

登山口(20分)稜線(50分)23・24林班境界(13分)山頂(40分)稜線起点(15分)登山口

コース

総距離
約5.5km
累積標高差
上り約349m
下り約349m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

[山の概要]
 一等三角点補点が埋設されている国有林の山。一般にはあまり知られていない山だが、登山道は「森のみち」という名称で整備されており、道沿いもその99%が自然林。モミやツガ、ヒメシャラ等の大木がある他、鹿等の野性動物に会うことも多い。
但し、’10年には遭難事故が発生しており、いくら道標があったとしても、読図を怠ることはできない。尚、その時、マスコミでは山名の読み方を「じょうどきもり」として報道していたが、当該地域に「木戸木山」という地名があり、且つ、森林管理局の資料でも「きどきもり」になっていることから、その名称が正式な読み方であることは間違いない。

〈コース〉
 登山口から急登だが、この勾配は長くは続かない。
登り始めてすぐの分岐には道標がなかったと思うが、コースは直進のカヤが茂っている尾根道の方。
 標高に於いて、七、八十メートルほど上ると、ここで初めて道は尾根を右に逸れ、尾根直下の二次林の中を進むようになる。
前方が明るくなってくると稜線に出る。ここからは頭上の空と東方が開け、道沿いには簡易ベンチも設置されている。東方には扇山や枝折山も見え隠れしている。

 小ピークから下り始めると、道は再び尾根を逸れて西直下の林の中を通るようになる。ここからは時折大木も現れるようになる。鹿に出会えるチャンスが最も高いのもこの区間。道々の木々には「森のみち」の番号札が巻きつけられてあり、これが指導標代わりになる。
 806mピークを巻き終えて再度稜線に出た地点には、東から別の登山道が上がってきており、三叉路となっている。

 23林班と24林班との境界標が立つ箇所も分岐となっているが、ここには北の中津川林道23支線の「23区登山口」からの登山道が上がってきている。
再び勾配がきつくなると、山頂への最後の上り。
 麓の集落に登山案内板が建っているわりには、山頂には一つの登頂記念板しか設置されていなかったが、’06年発行の拙著で取り上げたから、それ以降、入山者が増えているはず。
展望はないが、空は開けている。

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フォトギャラリー:5枚

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ 帽子 グローブ
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ ナイフ
医療品 虫除け 非常食

みんなのコメント

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登った山

城戸木森

城戸木森

908m

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