行程・コース
天候
晴れ時々曇り
登山口へのアクセス
電車
その他:
近鉄信貴山口駅から西信貴ケーブルで高安山駅へ
この登山記録の行程
高安山駅(9:40)…十三峠(10:34)…鳴川峠(11:32)…暗峠(12:04)…天照山(12:38)…パノラマ展望台(12:58)…鬼取山(13:11)…生駒山(13:21)…くさか道分岐(14:15)…石切駅(14:48)…石切劔箭神社(15:00)…新石切駅(15:05)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
生駒縦走の4回目は最も好展望が期待できる高安山から生駒山への縦走コースだ。
高安山駅に降り立つと右手の山際にコンクリートの建造物が目に入るが、これは戦時中まで走っていた高安山から信貴山へ向かう信貴山電鉄の駅のホーム跡。70年の時を越えて残っているとは驚きだ。
高安山山頂までは6月にたどった道の復習だ。山頂の気象レーダーを過ぎると広い道になり信貴生駒スカイラインが近づき、以降はスカイラインに沿って北上する。1時間弱で十三峠に到着。かつて在原業平も通ったという由緒ある峠だ。さらに北進しスカイラインを陸橋で西に越えて進むと「鐘の鳴る展望台」。大阪側・奈良側ともに見事な景色だ。
鳴川峠で近畿自然歩道と別れ北進し横峰山を過ぎると東屋の立つ明るい台地に出る。ここが大原山の山頂。弁当を食べるのにうってつけの場所だ。ただし火気厳禁。
ここから舗装路を下ると民家が見えてきてほどなく暗峠に着く。石畳の道が印象的で江戸時代にタイムスリップしたような気分になる。峠の茶屋が営業していて温かく迎えてくれるのも嬉しい。
峠を後にして北進すると間もなく天照山への小さな道標があり、左に不明瞭な尾根を登っていく。わずかで天照山の山頂だ。残念ながら展望はない。天照山からの下りは途中から背丈を越えるブッシュが待ち構えているが、幸い足元が刈り開けられており迷うことはない。縦走路に合流し坂を上ると「パノラマ展望台」に着く。はるか神戸方面まで一望の大展望に思わず見入ってしまう。
坂を登りきると目の前に多数のアンテナが林立している。生駒山頂の南端・鬼取山だ。ここから生駒山上遊園地の中に入る。生駒山頂の一等三角点は遊園地の遊具の中。全国でも珍しいのではないだろうか。下りは駐車場を渡って北西方面に向かい再び近畿自然歩道に合流。石切への下山道は3つあるが一番北側の「くさか道」を行く。石切り場跡を右に見ながら30分ほどで住宅街に入る。左手に何やら駅のプラットホームが見えるが、これは廃止された近鉄・孔舎衙坂駅の跡。奥に生駒トンネルの入り口も見える。
石切駅を過ぎ占い屋が数多く建ち並ぶ参道を下ると石切劔箭神社。お百度参りをしている人がいた。南西へわずかで新石切駅に着いた。
見事な展望と歴史に彩られた峠道が印象深い山行となった。
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装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | 登山靴 | バックパック |
水筒・テルモス | タオル | 帽子 | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 健康保険証 | 非常食 | 行動食 |
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