行程・コース
天候
快晴、平穏
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
まだ「林道一ノ瀬線」が通行止めの為、中央自動車道「勝沼IC」で降ります。国道20号線を東京方面へ向かい、「勝沼大橋」を渡った先の「柏尾」交差点を左折して進み「上町」の交差点を右折して県道38号線を北上します。「赤尾」の交差点を右折して国道411号線(大菩薩ライン)を北上して「柳沢峠」を超えて下り、「一之瀬」から左折して狭い舗装された林道を登って行きます。笠取山登山口の「作場平」を通過してさらに進むと、右手に民宿「みはらし」と4台程の駐車場(500円/日)があります。「勝沼IC」から約40km・70分です。
この登山記録の行程
民宿「みはらし」駐車場(05:50)・・・牛王院平・三ノ瀬分岐(06:20)・・・牛王院平(07:15)・・・山の神土(07:30)・・・西仙波(08:35)・・・東仙波(08:55)・・・川又分岐(11:00)・・・二瀬分岐(10:15)・・・和名倉山山頂(10:35)[食事 15分]・・・二瀬分岐(11:00)・・・東仙波(12:20)・・・西仙波(12:35)・・・山の神土(13:25)・・・牛王院平・三ノ瀬分岐(14:20)・・・民宿「みはらし」駐車場(14:40)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
民宿「みはらし」から車道を約40m下ると、左手に「将監登山道入口」の看板があります。
林道を30分近く登って行くと左に分かれる小道があり、ボロボロの「牛王院平」の看板で
左に入山します。紅葉の樹林帯からカラマツ林の黄葉を抜けて登って行くと回りが開けた
「牛王院平」に着きます。左手の小高い盛り上がりの1860mピークに登り「唐松尾山」を
見上げます。先に進み、右の「将監峠」からの道に突き当り、左の「笠取山」方面に行くと
胸の高さの笹の藪漕ぎが始まりますが、ここはウォーミングアップです。数分で藪漕ぎを
抜けると「山の神土」に着いて、右の「東仙波・白石山」に向かいますが目の前は笹です。
ここからが藪漕ぎの本番です。登山道が見えない肩の高さの藪漕ぎで、木の根を越えて
滑落しそうな斜面を抜けたり30分ほど進むと、「リンノ峰」の西側を巻いて樹林帯に入り
やっと笹の高さが膝まで下がります。しかし、途中から右後方に「富士山」が見え始める
景色が抜群の登山道です。アップダウンを繰り返して登ると、展望の無い「西仙波」です。
「西仙波」からシャクナゲのトンネルを抜けると、いきなり岩稜に出て360度の大展望が
待っています。目まぐるしく変わる登山道と景色につい足が止まります。一度岩稜を下り
登り返すと「東仙波」で、ここからの「富士山」も抜群です。「東仙波」から北に向いますが
この先は大きなアップダウンも無く、右に左に登山道を振りながら景色を変えていきます。
美しい樹林帯を抜けて時々岩場に出ると、奥秩父の山並みや影に「富士山」も見えます。
あまり歩く方がいないので苔むす樹林帯の道も足元近くまで美しいです。しかし、倒木が
多くて未整備の登山道は障害物競走の様で、倒木を避けて通ると不明瞭な登山道から
外れてしまい、道に迷います。「八百平」のダケカンバ林を抜けると、黄金色に染まった
カラマツ林に入ります。「川又分岐」を過ぎて、さらに美しいカラマツ林の中を登って行くと
「二瀬分岐」に着いて、右の「和名倉山」に向かいます。トラバースしながらカラマツ林を
抜けると、濃い緑の針葉樹林に守られた、静かで狭い「和名倉山」の山頂に到着します。
甲州では「白石山」、武州では「和名倉山」と呼ばれる山ですが、しっかりと埼玉県にある
二百名山で、山頂標は「和名倉山」です。途中で寄り道したりで、山頂までは4時間40分
かかりましたが、景色がいろいろと変わる楽しい登山道は、人の来ない密かな名峰です。
下山は往路を戻ります。民宿「みはらし」のお婆ちゃんが、登山者皆にお茶と漬物などで
もてなしてくれます。美味しくいただきお話をして、駐車料金の500円をお支払いします。
フォトギャラリー:60枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
| 帽子 | グローブ | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
| カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 |
| ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
| テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 | ライター |
































































