日山(白い山並みを遠望／田沢から折原へ周回)2021

日帰り

日山（東北）

2021.12.03（金）

パーティ： 1人 (ブナ太郎さん )

ブナ太郎さん

行程・コース

天候

晴れたり曇ったり

登山口へのアクセス

マイカー
その他：田沢登山口・折原登山口にそれぞれ数十台止められる駐車場があります。

この登山記録の行程

田沢登山口（09:38）・・・山頂（10:27）【休憩２７分】・・・折原登山口（11:57）・・・田沢登山口（１２：１２）

コース

総距離: 約6.9km

累積標高差: 上り約520m; 下り約523m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

■日山は、富士山が見える最北の山として有名である。実際は、さらに北にある花塚山でも見えたという記事を読んだことがあるが、とにかく山頂からの展望が良い山である。登山口は、田沢と折原がメインで、大きな駐車場やトイレがある。今日は、田沢登山口を出発し、周回して折原登山口に下り、そこから車道を歩いて田沢登山口に戻る予定である。
■田沢登山口から林道に入り、よく整備された雑木林の道を歩く。右手には沢が流れていて、杉林の下に苔むした石が累積している。反対側は開放的な雑木林で、その対比が面白い。道は緩やかに続き、原生林の入り口を左に折れると傾斜が急になってきた。牧場に出て、そこから右に進むとさらに急な上りとなるが、１０分もしないうちに稜線に出た。ここから、太いミズナラや大岩を見ながら歩いていくと、もう山頂である。
■山頂は広く、日山神社が祀ってある。反対側には旭神社、中央にももう一つ鳥居があった。周辺３地区、それぞれの神社を祀ってあるようだ。山頂広場は芝生で、弁当を広げるのに絶好の場所である。背後には３階建の展望台が立っていた。
■展望台から見る景色は南と西が特によく、蔵王連峰、吾妻連峰、安達太良山、那須連山と順番に同定することができた。どの山も、もうすっかり冠雪していた。安達太良山の南に、磐梯山も顔を出している。ここからは、条件が整えば富士山が見えるということだが、大滝根山の右手の方角を凝視してみたものの、その姿を確認することはできなかった。
■下山は、折原登山口に下る。ミズナラ、ケヤキ、コナラ、クヌギなどの雑木林で、林床は笹に覆われていた。道は広く、整備が行き届いていて、快適に歩ける。途中に胎内くぐりの大岩がある。せっかく来たのでくぐってみた。
■この快適な下りは、多少飽きが来るほどに歩きやすく、雑木林の美しさを味わいながらゆっくり歩いて１２時過ぎに折原登山口に着いた。ここから車道を５分ほど歩いて田沢登山口に戻る。周辺には日山キャンプ場の公園やコテージ、炊飯施設などが点在している。今年の営業はもう終了したようで、再開するのは来年の春だということだ。