3年前の7月に、ベテランの山仲間と鎌が岳に登る時に歩いた馬の背尾根のコースから雲母峰を目指した。
　馬の背尾根登山口は、山嶽寺裏の周回コースを奥の方に登ると指導票がある。600m位から続く急登は、高低差は60mほど10分余りの時間であったが、息も切れとても長く感じる。
　湯の峰722mポイントからは、右手に朝日に照らされた御在所岳が迫って見える。780m付近の平坦なところで休憩、エネルギーを補給。8時半過ぎに白ハゲに出て鎌が岳に背を向け雲母峰を目指す。
　P791手前の分岐で落石注意の巻き道を避けP791を超え雲母峰へ。雲母峰の山頂は灌木に囲まれ見通しが効かない。
　休憩後、雲母峰Ⅱ峯へ。雲母峰Ⅱ峯には、ビニールで囲った小屋がありイスとテーブルも置いてある、また風速計もあり観測用の小屋か？ここの展望は良く、東側には四日市から伊勢湾が眺められ、北には雨乞岳も見える。
　下りは、ヒノキや杉の造林地帯を下っていくが、途中林道の終点の広場があり、伐採した木を運搬する小さなモノレールの出発点がある。林道の方には進まず杉林の中を下って、林道を2カ所ほど横切りる。
　急傾斜の山腹を横切る道は注意を要し、緊張しながら足を進める。岳不動手前の林道に出て、岳不動に手を合わせ湯の山温泉駅までアスファルトの道を歩く。
　湯の山温泉駅に着くと、ちょうど御在所ロープウェイ駅行きのバスに間に合いバスに乗り込み車を止めている駐車場へ。ロープウェイ駅隣のホテルで優待割引を使い、ゆっくりお湯につかり我が家へ。