行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
日光市営上鉢石駐車場を利用。50台ほど駐車できるが日光東照宮にほど近く無料の為、日中は早い時間から満車になる。18:00くらいに着いた為、10台ほどしかいなかった。公衆トイレには200mほど歩く。
この登山記録の行程
日光市営上鉢石駐車場(18:26)・・・高原ハウス(21:07)・・・キスゲ平(21:30)[休憩 30分]・・・丸山分岐(22:38)[休憩 5分]・・・赤薙山(23:38)[休憩 17分]・・・赤薙奥社跡(01:03)[休憩 15分]・・・一里ヶ曽根独標(02:51)[休憩 21分]・・・女峰山(05:55)[休憩 91分]・・・唐沢避難小屋(08:00)[休憩 60分]・・・黒岩(10:17)[休憩 3分]・・・行者小屋(13:03)・・・日光市営上鉢石駐車場(13:39)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
初日の出登山は悪天候で諦めたが、今年初のご来光を女峰山から拝みたくて機会を伺っていた。
天候と休日が重なったため、今年初の登山を決行。
日光東照宮付近の駐車場から日光霧降高原道路を2時間半歩いて霧降高原へ。
多くの人は霧降高原ハウスに駐車して登山開始なのだが、スタッドレスタイヤでないのと、冬季はバスが無いため歩くことにした。
道路はよく除雪してあるが、標高が上がるに連れて凍結箇所がちらほら。高原ハウスの駐車場は雪が多く、やはりスタッドレスタイヤが必要だ。
天空回路の階段は踏み固められた雪がびっしりで、ところどころ階段は雪に埋もれ、急斜面となって歩きにくい。途中の東屋でアイゼンを装着する。
小丸山展望台からは踏み固められたトレースがたくさん付いているので歩きやすいし安心だ。
赤薙山直下は急斜面なので焦らずじっくり登りたい。
奥社跡、一里ヶ曽根と進むと徐々にトレースが減っていく。
踏み抜いてしまうような個所も多く、ワカンやスノーシューがあるとよいのだろうが、そんなものは持っていない。ツボ足で進む。
核心部となるロープがある急斜面を登りきると、いよいよトレースが無くなってしまった。あるのは小動物の足跡のみ。
ここから山頂まではラッセル2時間。夏なら15分、20分くらいか。
ハイマツの上のほうが浮力を得られる。それでも踏み抜いてしまうと腰まで埋まる。雪の下は空洞のようになっている。
夢中になって前に進んでいるといつの間にか御社が目に入り、その先の暗闇に山頂の標識がぼんやり見えた。
なんとか日の出前に着くことが出来た。
女峰山を独り占め。誰もいない。
日の出までは寒さとの闘い。
それでも刻一刻と変わる空の色や山の表情、厳しい寒さだからこそ感じる冬の自然の美しさに心を奪われ思わず叫んでしまった。
真っ白な日光白根が浮かび上がる。奥には浅間山。さらには八ヶ岳かな。富士山まで見える。
寒さで指が痛いのも忘れて何度もシャッターを切る。あとで見返すと同じ様な写真ばかりだ。
そして今年初めての御来光が顔を出すとオレンジ色の光に包まれて、ほんのり温かい。
1時間半も山頂にいたがあっという間だった。
唐沢避難小屋方面への山頂直下は急な下りだ。ここは思い切って滑り台。
避難小屋で朝食をとり、冷え切った体が復活する。
ここからは長い長いバカ尾根を4時間かけてじっくり下り、お昼過ぎには無事に駐車場へと辿り着いた。




































