行程・コース
この登山記録の行程
大倉(08:00)・・・二俣(09:36)・・・後沢乗越(10:20)[休憩 10分]・・・鍋割山(11:20)[休憩 15分]・・・後沢乗越(12:12)・・・栗ノ木洞(12:33)・・・櫟山(12:50)・・・林道(13:16)・・・寄(13:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
松田町寄ロウバイ園でロウバイ祭り開催中(https://town.matsuda.kanagawa.jp/site/roubai10/)。2022年2月6日(日)迄。今回の山行はここのロウバイを目指して、大倉から後沢乗越・鍋割山へ登り、その後栗ノ木洞・櫟山を経て寄ロウバイ園へ下山するコースを歩きました。
大倉から二俣までは西山林道をひたすら歩きます。この季節、日差しも差し込まない林道歩きは、自ずと足早になりますね。途中、丹沢国定公園化や県立登山訓練所の設立に尽力された尾関廣氏の胸像がポツリと寂しげに建ってます。初めてここを訪れた時はなんでこんなところに?と思ったものです。実はその昔、県立登山訓練所がこの近くにあり、見下ろす位置関係に胸像が建っているんですね。ちなみに現在の訓練所は、表丹沢の玄関口、水無川河畔の県立秦野戸川公園内に山岳スポーツセンター(http://www.kanagawa-park.or.jp/sangaku-sc/index.html)として登山はもちろん、合宿、研修会、クライミング、懇親会、その他レクリエーション活動などで利用されています。
さて二俣を経て四十八瀬川の渡渉点を超えると後沢乗越へ登る登山道の取り付きです。木橋に凍結箇所があるので十分注意して歩きましょう。軽アイゼンを持参しましたが使いませんでした。後沢乗越から稜線に出ると鍋割山へ登るハイカーの数がぐっと増えます。所どころ展望の良い箇所もあって南東方向には相模湾から真鶴半島が見えます。積雪は無く、凍結箇所もほとんどありません。
鍋割山荘の名物、鍋焼きうどんを目当てに登るハイカーが多いのがこのルートの特徴です。そして鍋割山荘の入口には、この日午前11時にして鍋焼きうどんの注文のために並ぶ人の列ができていました。山頂周辺のベンチでは既に鍋焼きうどんをフウフウいいながら食べているハイカーも多かったです。1月曇天の昼前にもかかわらず、改めて人気のほどが伺えます。
さて鍋割山を後にして再び後山乗越まで戻ってきました。ここからは栗ノ木洞・櫟山を経て宇津茂・土佐原方面へ降るコースです。登山道はほとんど杉の植林内を歩くので、あまり眺望はありません。櫟山の周辺に一部草原地があって東側の展望の開けるところがあります。お弁当を広げたくなるところです。櫟山から三廻部林道方面はあまり歩くハイカーは多くないようで、小石や枯葉・杉小枝などが登山道を覆って道がわかりにくくなっている箇所もあります。コンパスと地形図は忘れずに携帯しましょう。
三廻部林道を横切って宇津茂・土佐原方面へ降ると展望が開けてお茶畑の上部に出ます。すぐに松田町寄ロウバイ園です。満開のロウバイが甘い香りを漂わせていました。たくさんのロウバイが植えられていて、梅に先立って花の少ないこの時期に開花します。多くの観光客が満開のロウバイを楽しんでいました。ロウバイ園は松田町の施設で公衆トイレもあります。地元の方がお弁当や豚汁、甘酒などを販売していました。
寄からは富士急湘南バスで新松田に出るのですが、本数が少なく、周辺は飲食できるお店も少ないので、あらかじめバス時刻を確認しておくことをお勧めします。
フォトギャラリー:6枚
四十八瀬川の渡渉点を越えて、後沢乗越へ登る登山道の取り付き。木道に凍結箇所があります。ご注意ください。
鍋割山荘入口に行列
栗ノ木洞
櫟山の草原地
松田町寄ロウバイ園
ロウバイの花ズームアップ
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | ナイフ | 修理用具 | ツエルト |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | ロールペーパー | 非常食 |
行動食 | 軽アイゼン | トレッキングポール | ライター | カップ | カトラリー |
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