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関八州見晴台-黒山三滝から高山三滝

関八州見晴台( 関東)

パーティ: 1人 (ジュンパク さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

バス
その他: 往き:東武越生線越生駅から川越観光自動車のバスで終点の黒山へ
帰り;西武秩父線西吾野駅

この登山記録の行程

黒山バス停(熊野神社、全洞院参拝)9:44--(車道 15分)--9:59 黒山三滝(天狗滝・男滝・女滝)10:32--(26分)--10:58 日照水 10:58--(37分)--11:35 花立松峠 11:35--(12分)--11:47 鞍部・七曲り 11:47--(15分)--12:02 関八州見晴台 12:25--(7分)--12:32 丸山 12:32--(15分)--12:47 高山不動尊 12:50--(25分)--13:15 白滝 13:16--(22分)--13:38 不動滝 13:41--(24分)--14:05 大滝 14:06--(10分)--14:16 大滝入口 14:16--(高畑林道 17分)--14:33 登山口 14:33--(車道18分)--14:51 西吾野駅

コース

総距離
約11.7km
累積標高差
上り約1,001m
下り約926m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

2年振り位で奥武蔵方面へ。しかも、全く同じ道ではないが、逆コースで歩いたのは遙か〇十年前のこと。初めて歩くようなものなので、道があちこちで交差していることもあって所々で迷うこととなったが、ハイキングとしては手ごろなコースであった。

【越生駅~黒山三滝】
越生黒山線のバスの始発が9時12分なので、それに合わせて出かける。越生駅には案内所が併設されている。乗客は3人。バスは、途中の「ニューサンピア埼玉おごせ」(今日は休館日。)まで往復してから越生梅林経由で終点の黒山へ。
バスを降りると、その手前にある熊野神社と全洞院(トイレ、渋沢平九郎の墓がある。)に寄り道してから黒山三滝に向かう。途中にはトイレもある。
15分ほどで黒山三滝の一つ天狗滝入口となる。峡谷の狭い階段道を登って行く。冬の乾燥した時期というのもあるのか水量は少ないが、高さはまずまず。そのまま九十九折りに登っていくと、東屋に至る。ここを真っ直ぐ進むと、傘杉峠を経由して花立松峠に合流し、関八州見晴台に行くこともできる。東屋から右下へと下ると、すぐに男女滝となる。落差の大きい上の段と小さい下の段から成る滝だ。
暫し休憩。改めて日照水経由で関八州見晴台に向かおうと思うのだが、道なりに舗装路を降りていくと、先ほどの天狗滝入口が見えてくる。??。間違った?。行きつ戻りつしてしまう。結局、天狗滝入口と男女滝から降りてきたところの間位に分岐があったのだ。男女滝の方から降りてくると分かりにくかったのは、私だけ?。

【黒山三滝~関八州見晴台】
ようやく見付けた山道を少し行くと男女滝を見下ろすようになる。男女滝から上に行く道らしきものがあったが、若しかしたらここに出られたのかもしれない。その先で、男坂・女坂分岐となる。念の為、女坂を登り舗装道に出る。その先で男坂らしきものが見えるが、ガードレールが切れているわけでもないので、女坂で良かったかも。
舗装路を15分ほどゆるゆると登っていくと、左に山道が分岐し、水場ができていてホースから水が流れている。これが日照水らしい。柔らかで美味しい水だ。そのホースが伸びる道を遡っていく。橋を渡るころ、左手の崖地に湧き出す水源から水が採られているのを見ることができる。
引き続き植林帯の道を行く。再び橋を渡って回り込んで行くと、植林帯を抜けて明るくなる。伐採して放置されたのだろうか。その道をどんどん上がっていくと、展望が良くなる。道が緩やかになってくると、車道に飛び出す。ここを左に200m程行くと、花立松峠に至り、奥武蔵グリーンラインとぶつかる。
グリーンラインを右後方にわずか行くと、山道が分岐している。ここからは植林帯の尾根筋の道となる。吹き上げてくる風が冷たい。ピークに向かってどんどん標高を上げていく。ピークの反対側に少し下ると、四つ辻となるが、交差している道は何処に向かうかは不明。標柱に従い、真っ直ぐまた登っていく。またピークを目指す。そのピークからは明るく平坦な道となり、関八州見晴台に到る。
関八州見晴台は、名前の通り展望の良い山頂だ。今日は霞んでいるが、東に赤城山、南にスカイツリーなどが霞んで見え、西には武甲山などの峰々が。山頂は割と広く、ベンチや東屋もある。また、高山不動奥ノ院が祀られている。風が冷たいが、ベンチに腰掛けて昼食とする。他に4組ほどの姿が見られたが、最後は誰もいなくなる。

【関八州見晴台~高山不動尊】
関八州見晴台を下ると、一旦車道に出るが、直ぐにまた山道を下っていく。すると、小高い丘に向かう道と巻き道が別れる。どちらを行っても良いが、小高い丘が丸山とのこと。丸山から尾根筋を少し下ると、標識のある斜面方向に道は通じている。そして、人家の脇の鋪装道に出る。ここで三叉路となるので、またどちらに向かうか迷うことに。結果は、右側の人家の前の道を行くのが正解。その先でまた分岐して行けば良いようだ。結果的には、先ほどの尾根筋を真っ直ぐ行った方が良かったのかもしれない。
分岐から少し行ったところで高山不動尊方向に下る道がまた分岐する。どの位下るのか心配だったが、大したことはなく、トイレの裏から境内に入り、大きな本堂に到着する。高山不動は関東三大不動の一つとのことで、江戸時代末期に再建されたという本堂はなかなか巨大で見応えがある。

【高山不動尊~高山三滝~西吾野駅】
ここからは高山三滝を巡るのだが、途中には分岐点がいくつもあり、標識があっても悩ましいところだ。
高山不動尊に下る前の道と合流すると、その先の斜面を九十九折りに下り、沢を渡れば白滝分岐だ。沢沿いに小さな堰堤をいくつか越えながら遡っていくと、6分位で白滝に至る。滝としては2段になっているのだが、いかんせん水量が乏しいのは残念だ。
分岐に戻り、右に4分ほど進むと、今度は不動滝分岐となる。谷沿いではあるが、流れは見えない道を登って行くと、10分ほどで不動滝が見えてくる。途中には山道との分岐の標識があるが、山道は消失しているので、返って紛らわしい。不動滝の足下まで行ってみる。ここも巨大な岩壁を流れ落ちる割に水は少ない。オーバーハングした岩壁の下には、小さな祠が祀られている。
また分岐に引き返し、大滝へと向かう。分岐のところは少し広くなっていて、建物の跡のようだ。山道から舗装道に出ると、さて、大滝へはどちらに向かうべきか悩ましい。表示が欲しいところだが、歩いてきた不動滝、高山不動、白滝方向しか書いてない。結局は、左に進む。
道は間もなく人家の庭先へと入っていき、舗装道もここで終わるのでビックリするが、ここからは、庭先の右端の細い道を下っていくことになる。間もなく大滝分岐となる。急な斜面を沢方向にぐんぐん下っていく。登り返しは大変だなと思っていると、沢まで下りた所でT字路にぶつかる。左手に向かう。突き当たり正面の崖に水は見られないので、滝は枯れたのかと思うと、回り込んだ左手に滝が落ちている。これが大滝だ。三滝では一番水量がある。
滝見を終えると、先ほどのT字路を真っ直ぐ進む。道は、次第に沢から離れ、人家から下ってくる道に合流する。尾根の反対側に下っていくと、次の沢を渡り、右岸を行く。舗装道に出れば、後はひたすら西吾野駅を目指す。
舗装道の下りは楽ちん。石灰石搬送の施設を潜り、沢山のデッキが作られたキャンプ場を見ながら進むと、T字路となり、その向こうには西武秩父線の高架が走っている。T字路を左に取り、後は道なりに進んでいくと、線路を潜り、やがて西吾野駅が見えてくる。駅へは、道が右にカーブするところを左に入り、登っていく。久しぶりの登りはきつい。回り込んで駅前へ。外にはトイレもある。

後で、ヤマケイオンラインの地図を見たら、ほぼ正確にルートが繋がっていた。これを参考にすれば現地で悩むこともなかったかも。

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フォトギャラリー:30枚

バス停手前の熊野神社へ

こちらは全洞院。渋沢平九郎の墓があるという

川のよどみに無数の魚

天狗滝入口

天狗滝

男女滝。天狗滝上の東屋から回り込める

男女滝

関八州方面分岐。天狗滝入口の直ぐ先。左は男女滝に続く道

男坂・女坂分岐。女坂を登り、舗装道に出る

しばらく舗装道を歩き、日照水のある分岐から山道に入る

日照水の水源

植林帯を抜け明るい登山道に出る

更に上がると展望が良くなる

舗装道に出て200m程歩くと、花立松峠に

峠から直ぐのところを尾根筋の登山道に入る

ピークを2つ越えて関八州見晴台に至る

見晴らしが良い

関八州見晴台から下り、車道経由で丸山へ

人家脇の車道に出たら右に回り込み、家の前を通ってその先を分岐していくと高山不動尊への下り道となる

山中にもかかわらず巨大な本堂に驚く

白滝。右上と左下の2段になっている

不動滝。巨岩の一部をチョロチョロと流れている

オーバーハングした岩の下に奉られている

人家の庭先を下る

大滝

舗装道を下る途中に潜る石灰石搬送路

キャンプ場があった

西武秩父線の高架が見えてきた

左上の建物が西吾野駅。最後の登りがきつい

西吾野駅に到着

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
帽子 グローブ 地図 コンパス ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 修理用具 熊鈴・ベアスプレー
非常食 行動食 軽アイゼン トレッキングポール GPS機器

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登った山

関八州見晴台

関八州見晴台

760m

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