行程・コース
天候
晴後曇り微風気温駐車場7時50分-4℃。10時45分8℃。
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
城峯神社手前にある「城峯山キャンプ場」駐車場を拝借。皆野寄居有料道路(430円)蒔田ICを出て、右折し県道37号線道の駅「龍勢会館」の先約500m龍勢橋(道路標識城峯山有)を右折して、県道284号に入る。城峯キャンプ場の標識に従い、阿熊川沿いに進む。城峯1号林道(大変狭い)に入り10~15cm積雪有。最後城峯神社入口の先は急坂を下る。愛車は冬用タイヤ付の4WD。龍勢橋より約25分で到着。通過できない場合は、神社入口の広めの路肩を選んで停め徒歩5分で駐車場へ行くと良い。復路は行程参照のこと。
この登山記録の行程
自宅6:30⇒8:10道の駅龍勢会館トイレ8:15⇒8:40城峯山キャンプ場駐車場8:53・・・8:55展望所9:00・・・ 9:02城峯神社(トイレ冬季使用不可)・・・9:24城峯山電波塔10:24・・・10:45城峯山キャンプ場駐車場10:55⇒10:57神社入口(休憩)11:30⇒西立沢⇒県道284号線⇒親鼻駅入口⇒12:20道の駅みなの(昼食・コーヒータイム
トイレ)13:30・⇒皆野IC⇒15:15自宅。
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
城峯山頂には、電波塔があり、展望台が設置されています。360度の大眺望を期待して、車で出かけました。雪山登山は、持病があるし、また距離を長くまた標高差が多くなる山は、自粛するように言われています。山頂直下にある「城峯山キャンプ場駐車場」を拝借することにしました。駐車場からは、登山道をゆっくりと歩いて約20分前後で登頂できます。
懸念材料は、道路の積雪状況でした。県道284号線は、集落があり、住民の足を確保するために除雪してありました(皆野駅から町営バス有運行のため)。問題は、西立沢から上の林道です。林道の入口には、「通行止め」の大きな看板が有りました。添え書きがあって、「積雪が多い時は」と書いてありました。案の定、日陰には約10cm積雪がありましたが、日向は融けてなかったです。
しかし、上がるにつれて、日陰はもちろん日向にも積雪が残り、場所によっては約15cmもありました。車は、冬用タイヤ付4WDでも時折スリップしましたが、ゆっくりと走ることができました。数年前来た時は、城峯神社入り口から先が、特に雪が深くなり、しかも駐車場直前は急坂になっています。今回は、安全策を考えて、入口手前の路肩に車を停めようかとも考えました。
もしも戻るときに急坂を上がれなくなれば、その時は除雪しようと考え、そのまま進みました。急坂をローギヤに入れて、エンジンブレーキを効かせて、ゆっくりと下りました。駐車場に着いた時は、ほっとしました。
キャンプ場の休憩舎の西側は、展望所(ビュー・ポイント)になっています。両神山が正面に見えました。しめたと喜んだのもつかの間、またカメラが不調になりました。丸山展望台の時と同じ不具合です。ズームが出来なくなり、自動焦点機能が全く働かなくなりました。前日自宅でフル充電し、試験済みだったのに・・・。仕方なく、スマホで撮影しました。
登山道にも積雪がありましたが、登りはツボ足で、ゆっくりと歩幅を小さくして、平らな部分に足裏全体を付けるように心がけました。駐車場から約20分歩くと、電波塔がまじかに見え、9時24分城峯山頂に到着しました。すぐに展望台に上がりました。今日は、陽射しが温かくて嬉しいのですが、昨日雨が降ったので、水蒸気が上がっていて、遠くの山々は霞んでいました。
カメラ撮影は、相変わらず不鮮明でピンボケになりました。同行者と目視して、360度の眺望を楽しみました。山座同定しては、備え付けの説明板と答え合わせをしました。
東方向から時計回りに山座同定できた主な山々を記します。
(東)鐘掛城・笠山・堂平山・丸山・二子山・伊豆ヶ岳・武川岳・武甲山・大持山・蕎麦粒山・天目山・七跳山・(南)酉谷山・白岩山・雲取山・大洞山(飛龍山)・和名倉山・水晶山・雁坂嶺・破風山・木賊山・甲武信ヶ岳・三宝山・両神山・二子山・御座山・八ヶ岳(雪雲の中)・父不見山・(西)赤久縄山・稲含山・西御荷鉾山・浅間山(雪雲の中)・東御荷鉾山。
これ以降は雪雲の中に入っていました。
・鼻曲山・浅間隠山・草津白根山・横手山・榛名山・谷川岳・武尊山・赤城山・日光連山・筑波山。
展望台は、微風が吹いていて、暖かくてで気持ちが良かったです。二人で約1時間も独占しました。
下りは、滑るので、山頂でチェーンアイゼンを付け、ストックでバランスを取りながら、駐車場へ戻りました。吹き溜まりには、積雪が約15cmありました。岩場がありますが、ゆっくりと通過し、危険個所はなかったです。大変元気そうなご夫婦とすれ違い、おしゃべりしました。石間交流学習館から上って来られたそうです。
さて、わが愛車は急坂を登れるかどうか、心配しつつ、走り出しました。途中で止まると、スリップして、進まなくなりますので、やや助走を付けて、アクセルをやや踏み込んで、一気に上がりました。ハンドルを取られがちになり、車が左右に振られましたが、何とか脱出することができました。ほっとしたことは、言うまでもありません。スリップした時のために、古い御座や筵、スコップをトランクに入れておくべきだったなと反省しました。
西立沢から先は、バスが通りますので、除雪されていて、雪は全くなかったです。親鼻駅近くを通り、道の駅「みなの」へ向かいました。レストランで昼食を摂り、皆野ICから有料道路に入り、無事帰宅しました。楽しい一日を過ごすことができました。
フォトギャラリー:30枚
登山道はほとんど積雪有。吹き溜まりは約15cm。上りはツボ足。
電波塔展望台が見えて来た。もうすぐ城峯山頂だ。
城峯山頂に到着。
一等三角点の説明板。
下から電波塔を見上げる。展望台は中腹部にあり、八角形の広いテラスがある。展望台へ向かう。
展望台から撮影するがカメラが不具合。目視して山座同定を楽しむ。
南東から時計回りに山座同定を楽しむ。奥武蔵笠山・堂平・剣ヶ峰・丸山・武川岳・武甲山・大持山の遠景。
丸山・二子山・伊豆ヶ岳・焼山を少しズーム。
左は武甲山から大洞山(飛龍山)までの遠景。
左は武川岳・中央は武甲山・右は大持山をズーム。
蕎麦粒山・三ツドッケ・大平山・南には酉谷山(天目山)・雲取山。
左は大洞山(飛龍山)・中央奥は竜喰山・右は和名倉山(白石山)。
中央が水晶山・右は雁坂嶺。
甲武信ヶ岳方面。
同行者と山座同定。正解は備え付けの説明板を見て確認。
南西には破風山・木賊山・甲武信ヶ岳・三宝山。
左は甲武信ヶ岳方面。正面は両神山。
中央は両神山。
大きな山体の両神山。
両神山をズーム。右は西岳・赤岩尾根。
晴れていれば八ヶ岳が見えるはず。
父不見山・竹ノ茅山・塚山・赤久縄山。
中央は白髭山・右は赤久縄山。
左は西御荷鉾山・右は御荷鉾山。
ズーム。
谷川岳方面は雪雲のため見えない。
下山するときはチェーンアイゼン。脱着が大変簡単で2分以内でできる。
チェーンと爪が雪面を捉えて滑らない。
吹き溜まりは、積雪が約15cm。




