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月夜野~JR藤野駅 を歩く

平野峠( 関東)

パーティ: 1人 (chall 24 さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

バス
その他: JR橋本駅6:40発 → 三ヶ木7:40発 → 月夜野8:20着 

この登山記録の行程

 R413から右手集落へ入り、獣害防止柵を抜けて平野峠に至る。これより北東方向の尾根が山梨・神奈川の県境となりトレースしていく。
 綱子峠を東に降り、綱子川を右に見ながら林道を進む。
 舟久保より県道517に入り北上。車道歩きを続けJR藤野駅に着いた。

コース

総距離
約15.9km
累積標高差
上り約893m
下り約1,048m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 月夜野バス停まで乗っていたのは自分のみ。
 マイナーなコースである。

 トイレを済ませ歩行開始。

 ヘアピン状のR413を上がっていくと右脇に階段。
 小さな集落が現われ、畑をもった家々がいくつか。穏やかな朝を迎えている。
 そこへよそ者が入ってきた、といった感じ。

 そろそろ登山口の案内が出てくるのでは?
 と地図を片手にきょろきょろ。
 来た道を振り返ると人が立っていて、こちらの動きを見ているよう。

 そうだ、お尋ねしよう。

 引き返して話しかけると案の定。
 登山口はこっちだよ、と教えてくれた。
 たまに登山者がやってくるらしい。
 
 ご自宅の庭先まで案内されると、鎖のついていない犬が走って来た。
 うわ。
 身構えると、ご主人が
 「この犬が案内するからついていくといいよ」と言う。

 獣害防止柵を開けると先にくぐり抜け、小走りに数m先を行く犬。
 時折、立ち止まっては振り返り、
 客人がついてきているか確かめる仕草がかわいい。
 この役を何度かやっているようだ。

 ある地点に来ると先導を止め、私を見送るかのようにしている。
 ここまでらしい。
 ご主人が言っていた通りだった。 
 なかなか面白い、めったにない経験をさせてもらった。

 ※ご主人の善意であり、いつでも同様の応対がある訳でもない。
  この情報がご迷惑とならないように望む。
  ただ、印象としては
  このワンちゃん自身が来訪者との山歩きを楽しんでいるかのようだ。
  つまりはワンちゃんの気分次第ということだろう。

  ちなみに、峠へは迷うこともない1本道である。  

 平野峠(標高700m)へは1時間ちょっとの山道。
 落ち葉が積もった道に登山靴を沈めながら行く。
 急登はなくハイキング感覚。
 後方に御正体山(たぶん)が堂々とそびえていた。

 ※平野峠へ向うこの道は、登山地図では赤の破線になっていない。
  私有地を通ることと関係があるのかもしれない。

 平野峠に出て、迷う。
 三叉路と思っていたらはっきりとした十字路になっている。
 しかも、登山者向けの表示がない。
 
 地図アプリを使って北東方向を選択して正解。
 ここから県境歩きが始まった。

 登山地図に「入道丸714.4」とあるが、やはり表示はない。
 三角点が設置されているから恐らくそうだろう。
 帰宅してネットで調べると2017年には山名表示(手作り)があったようだ。

 それにしても、誰一人出会わない。
 
 と思っていたらぱたりと人が現われた。
 先方も驚いた風で、しばしおしゃべりをした。
 逆コースでいくらしい。

 綱子峠。
 県境歩きができるのは(登山地図上で)ここまで。

 下降するとすぐ林道に出、綱子の集落が見えてきた。
 舗装された道を進む。
 ほどなく「通行止め」の看板が100mおきに出てきた。

 困った。
 登山道を使うことも可能だが、山道に戻る気持ちはない。
 コースを調べていないし、パワーに自信もない。
 終着地(JR藤野駅)までまだまだ歩かなくてはならないのだ。

 期間が4/2~とも書いてあるので、ダメ元で進んでみた。
 工事は始まっていたが、注意を受けることもなく通れた。

 舟久保の集落を過ぎ、バスが通る県道に辿り着いた。

 ここからバス利用をしたいところだが、14時台までないことは事前に分かっていた。
 駅まで歩くことを覚悟していたわけだが、その通りになった。
 車道歩きが延々続く。

 昼食のことだが、
 登山道にはベンチ1つ設置されていない。

 綱子峠の手前の鉄塔下。ここが眺めがよく最適だったが後の祭り。
 エネルギーバーを齧りながら日連(ひづれ)大橋まで歩き通した。

 コンビニや飲食店も見えたが入る気持ちが起きず、
 日連大橋を渡り切ったモニュメントのところでカップラーメンにした。

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