行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
しまなみ海道・大島ICを降り、北方の多々羅総合公園の展望台下の駐車場に駐車。
この登山記録の行程
多々羅総合公園駐車場11:36・・・瀬戸田PAの歩行者用出入口12:23・・・道を間違ったり、地形図のルートが柵で廃道化する等、各所で右往左往・・・正規ルート入口13:26・・・ネット地形図記載の道に合流13:42・・・高度計高度330m地点で休止14:12~14:35・・・山頂15;16~15:56・・・多々羅総合公園駐車場17:40頃
※復路の時間は正確ではない。往路も疲労が蓄積した状態で登っているため、通常より時間を要している。
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
4年ぶりの投稿。現在、体力的なことで高山の登山は行わず、ハイキング程度のものを年数回弱、行っている程度。
さて、去年、当方はしまなみ海道の中の比較的短い橋を徒歩で渡って、四輪車では上陸できない無人・有人島へ上陸する、そんなウォーキング&ハイキングを何回か行っていた。
そんな中、同様に徒歩でしまなみ海道の橋を渡り、そのまま登山できる山が二座あることを机上で知る。そしてまず、生口島の観音山(所有の地形図標高472.3m、ネットの地形図標高472.1m)に登ることにした。観音山はご存知、生口島の最高峰にして、芸予諸島の最高峰でもあり、村上海賊の狼煙台跡で、眺望も優れている。
この山の登山コースで一般に知られているものは、北の垂水からのコースと北東の伊豆里峠からの縦走コース。しかしそれらの登山口は、近くのしまなみ海道の橋、多々羅大橋からは遠過ぎて、愛媛県側の大三島から多々羅大橋を徒歩で渡って登山するには不向き。
そこで調べたところ、森林基本図やネットの地形図に、南の萩からのコースが記されていた。利用者が殆どいなくても、山頂に仏堂がある山故、完全に廃道化していることはないだろう、という推測の元、登山することにした。
多々羅総合公園の展望台南西下の駐車場から展望台に上がった後、北西に階段を下り、下の道に出ると左折、次の分岐も左折し、展望台の下を一周する形でぐるぐる回り、しまなみ海道に上がる歩行者・自転車道に出て、多々羅大橋に上がるが、途中、大島桜かボタン桜が沢山咲いており、ハイキング気分を高めてくれる。ただ、既に散りかけだった。
コロナ禍ではあるものの、歩行者、サイクリスト、ライダーは少ないながらもいる。
最初から生口島の観音山は前方に見えており、段々近づいてくるとより高揚する。
多々羅大橋を渡り切ると、休憩所東方の右カーブから、しまなみ海道の南に並行する道路に下りて東進する。
四差路に来ると北に折れ、しまなみ海道下をくぐって、東進の再開。
瀬戸田PAの歩行者用出入口の箇所も四差路になっていたような記憶があるが、北東に上がる道を進む。この先、ネット地形図記載の道を探して各所に分け入ったが、ここでは読み手が混乱しないよう、正規コースを記す。
明瞭な十字路に到ると、北の急勾配のコンクリート道に入る。こんな勾配のきつい道が本当に正規コースなのか、と疑問に感じるかも知れないが、元々の登山口は瀬戸田PAの工事により、消滅したのではないかと思われる。
二つ目位の明瞭な三差路の左手には、猪の捕獲檻があるが、その西に折れる道に入る。もし捕獲檻がなくなっていたとしても、北上する道はすぐ直角に東に曲がるので、数メートル引き返して、西に折れれば良い。
この道もすぐ、直角に南に曲がるようになるが、PAの工事によって消滅したルートは、その南北に走る道の西下を並行していた。だからその直角に曲がる箇所から適当に山中に入る。整備された山しか登っていない者には分かり辛いかも知れないが、その山中に入った所から地形に沿って北東方向の地面を見ると、微かに平らになっている箇所が分かる。それが登山道跡。道跡周辺は疎らな灌木のヤブで、簡単にヤブ漕ぎでき、登るに連れ、踏み跡も明瞭になってくる。
樹林帯を抜け出し、日光が降り注ぐ林道跡みたいな箇所に出ると、ルートは直角に北に折れる。ここがネット地形図に記載の道への合流地点。ここより下方のネット地形図記載の破線道は、地権者が麓に近い所に柵を設けたため、藪化して廃道化しているのだ。
地形図の等高線を見ても分かるように、ここから山頂までは終始急登が続く。登り易いよう、丸木階段も設置されてあるので、しまなみ海道の工事が始まるまでは、ある程度の入山者がいたものと思われる。所々現れるミツバツツジが心身の疲れを癒してくれる。
上部に建物が見えてくると、火滝観音堂横に出る。堂の裏辺りからは南方向の展望が優れていたように思うが、麓の複数箇所で正規ルートを探していたこともあり、疲労が蓄積しており、地形図で視界の各所を同定する余裕はない。
三角点へ行く前に、堂から南西尾根を少し下ってみた。槙ヶ原に下るコースが残っているか否か確認しようと思ったのだが、特に踏み跡はなかった。が、標高450mの尾根の端からは、多々羅大橋方向が一望できた。この尾根もここから下方に踏み跡は見られない。
その後、観音堂まで引き返し、鐘楼を経て三角点に。展望はない。更に北東のピークに行ってみると、かつての展望は失われ、ごく一部の狭い範囲の海の展望しか得られなかった。
帰路は元来た道を引き返したが、往路の登山起点から下方に踏み跡らしきものが残っていないか確かめてみた。が、残念ながらヤブはなかったものの道は廃道化していた。
前方にヤブが現れたので、東側に上がってみると、そこは前述の登山起点の南方の小屋のある道(南北の道)のカーブ部だった。
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装備・携行品
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| バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 帽子 | グローブ |
| 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 医療品 |
| 虫除け | 非常食 |











