行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
バス
この登山記録の行程
愛宕町()戸町()平山(9:00)小八郎岳()八郎岳()熊ヶ峰()烏帽子岩()唐八景()田上(16:00)愛宕町
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
県立長崎西高校へ入学する。
3年生になって大学受験が頭から離れなくなるが、夏休みになっても登校を続け、伊藤、森本、由佐君等5~6名と勉強したり話をしたりして教室や校庭で気儘な毎日を過ごす。
八郎岳へは、三年生の秋に登る。動機を思い出せないが、「学力テストの成績はいま1つだが志望校への合格は確実な情勢で、受験勉強に飽き飽きした気持ちを何とかしたい」と言うような気分で、急に思い立って1人で出掛けたように思う。
思案橋から高校と反対方向の戸町行きのバスに乗り、登山口の平山で下車する。沢沿いに進んで尾根の上へ急登すると、他にも数人が登っている。八郎岳から熊ヶ岳へと足を伸ばし、道が如何なっているかも判らないまま「唐八景まで行こう」と、方向だけを頼りに闇雲に歩く。
野母半島の尾根の背に続く道を歩いて行くと誰にも出会わず寂しい感じだが、まだ暖かい秋の陽射しが心を落着かせる。進路に自信が持てず心細い思いをしながらも思惑通りに唐八景へ辿り着く。長崎市南郊の高台である唐八景は景色も良く、毎年凧揚げ大会が開催される等聞いていたが、来るのは初めてだ。
*登頂日 1962.10.x