行程・コース
天候
晴
登山口へのアクセス
電車
その他:
JR笹子駅からスタート
この登山記録の行程
笹子駅(07:42)・・・桜公園(08:17)・・・南稜入口(08:23)・・・道証地蔵(08:49)[休憩 10分]・・・曲沢峠分岐(10:34)[休憩 10分]・・・大谷ヶ丸分岐(11:41)・・・滝子山(12:03)[休憩 23分]・・・1590三角点(12:27)・・・林道終点(14:22)・・・初狩駅(14:38)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
コロナも明けてゴールデンウィークに少し遠出して山へ。
山梨の富岳十二景の4番目、滝子山へ。当初の調べで、計画は南稜を考えていたが、上級者向けとのことで、沢を進むコースを選択。帰りは初狩駅に向かうコースを設定した。それでも今までの中ではそこそこの強度で、翌日休みを取っておく方針で5/4にした。
予定より早めのJRに乗れたが、松本行きだったからか、登山客を含めて結構混んでいた。笹子駅では2,30人がおりたが、滝子山方面へは10人以下だった。
駅からの道は前に歩く人がいたので迷うことはなかった。小さい看板と、時に図解した看板が所々にある。線路の下をくぐり、高速道路の上を渡り(原平橋)を過ぎて少し進むと、熊注意のある桜森林公園のゲートにつく。どうやら狩猟も行われているようで、銃器の注意書きもあった。その後も林道を進むが、途中に小さい看板があり、南稜への分岐がある。やはり登山強度が強いようであまり薦めていな書き方だった。さらに進むと道証地蔵がある。先輩登山者がおられ、南稜を目指していたが行きすぎて困っておられた。南稜分岐の看板の説明をしたところ、戻っていった。
道証地蔵で滝子山方面に入るとすぐに山道になる。すぐに小川を木の橋で渡る。山道はスギの話の間を抜けていく。スギの林の下生えはほとんどなく、時にヒトリシズカがわずかには葉をつけ、まだ緑のテンナンショウがポツポツあった。登り進めると右にスギの針葉樹林、左にブナやコナラの広葉樹林になったりする。途中で矢印の方向にはロープが張られていて、よく見るとロープで道を誘導していて、崩れた部分を回避して戻るようになっていた。その後は渓流に沿って歩く。岩を抜けて小さな滝を作って、涼しげな水音がしばらく続く。川の左岸をあるくが、深い落ち葉が積もっていて、足が沈むぐらいに所もあった。河辺にはたくさんのハシリドコロが花をつけていた。途中の木が大きくそげていた。シカが食べるにしては新緑が多い季節であり、熊のあとか?と。少し開けて日差しが良くなると、スミレがたくさん咲いていた。ヒトリシズカも日影に多いのですが日向でも元気に咲いていた。
川を渡渉するところがあり、渡ると道があるが、その先が行き止まり。川には何とか渡れる石や岩がある。渡った先は少し広くなっていて、先行する登山者がいたので、何とか渡ってみたがちょっと不安になりGPSで確認すると、登山道は川の右岸となっている。上ってきた登山者にもこちらかと聞かれたがたぶん違うようだと説明。分岐は不明でGPSはすこしずれるので、念のため最初の川の渡渉した部分まで戻ってみたが、どう見ても道はない。再度戻ってみると斜めに登るわずかな道が枯葉で埋まっている。試しの登ってみるとその先に道が出てきた。先行した川を渡った方は戻ってきてあとで抜かれたが、先は行き止まりでしたと教えてくれた。多くの人が間違いやすいのでぜひ標識を。
少し時間を費やしてしまった。疲れてきていたが、さらに滝子山への登山道が分岐していた。一方には難路と書かれていて、さらに登山者が2019年から通れくなっていると書き込みをしていたので、無難なコースへ。ジグザグと開けた斜面を登って、登りきる前に座りやすそうな石があり、しばし休憩。谷をはさんで向こうに滝子山がみえる。昨年に落ちたヤシャブシの実があった。ブナの林で、ブナの雄花がたくさん落ちていた。少し上ると曲り沢峠からの登山道に着く。日の光が良く届くところで、スミレやイチゴも咲いている。途中で、砂地が現れる。尾根から続く白い砂地で、川まで続いている。すべりやすい。よく見るときらきら光っている。雲母か?花崗岩のようなきらきらした岩もある。別のがけには黒い岩がある。いろんな岩石が層をなしているのか。面白い。浅くなった川を何度かわたるが、多くが丸太がかけてあるだけ。川幅は狭いので難しくはない。川底が緑がかった岩で、全く平らでまるでコンクリートみたいである。
ここを抜けると広い尾根になる。木々が少し切られているが、新しく木が根付かいのか幅広く、草原になっている。周りの木々もカラマツのような高地の植物に代わっている様子。とても気持ちが良い路であるが、なんだかんだと登っていくので途中で息切れして、休憩。大谷ヶ丸への分岐で広尾根が終わり、再び山道に戻ると少しして日縫神社の小さい社がある。古い一升瓶が置いてあった。さらに少し上ると山頂への分岐に着く、ここで富士山が見えた。
少し急な登りが待っているが富士山を見ながら登っていく。山頂は広くなく、ゴールデンウィークということもあり、20人弱の人で、座るところからは富士山が良く見えなかったがしばし休憩して、食事をとる。先ほどの南稜を登ってきた登山者に戻って何とか道が見つかり、無事登ってきたと挨拶してもらった。健脚である。こちらは無難涙がもうへとへとだった。
山頂を下ると、分岐を過ぎて三角点に。下りは急なところもあるが、落ち葉で滑りやすいところ除けばさほど苦にならない。のぼりではほとんどなかったミツバツヅジが咲いていた。小さい桜やミズキ(かとおもったがオオカモノキかもしれない)。フデリンドウも2株しかなかったが咲いていた。男坂もさほどきつい下りではなく、下りると檜平につく。長い杉林を抜けて、林道の終点を経て町中へ。初狩駅までの坂で富士山を最後に拝んで、帰路に就いた。
初狩駅のついたのは14時38分で14時35分で電車が出た後で、次の電車まで1時間待ちになってしまった。
変化に富んだ、楽しい山行きだった。脚力をつけて南稜もトライしてみたいものである。































































