行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
二本杉峠(10:10)雁俣山(10:50)鞍部(1,215m/12:00)京丈山(13:05)鞍部(14:00)雁俣山(14:55)二本杉峠(15:35)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
北面の柏川キャンプ場登山口へは道路崩壊で行けない。南面から京丈山へ登ろうと考えて国道443号線を二本杉峠へ上がると、展望台の地図に雁俣山から京丈山への登山道が書かれている。「峠から京丈山まで縦走出来るかも知れない」と考えて峠の茶店の女性に「京丈山まで行けますか」と聞くと、「この前開いたから、行けるよ」と嬉しい返事が返ってくる。「何時間掛かる?」と聞くと、「お父さーん、京の丈まで何時間?」と大声で聞いている。しばらく考える風だったが、「5時間」と断定的な答えが返ってくる。
『雁俣山登山口』の道標から、平坦な凍結した砂利道を行く。黒原集落への道を分けて笹の間を行くと階段の登りが始まる。P1,250mの山頂近くまで登り、1,200mの鞍部へ下る。一登りすると再度黒原への道を分け、急登100mで雁俣山頂に着く。古い木柱とベンチが在り、北面に甲佐岳が見下ろせ、雲仙岳が靄の上に聳えている。
京丈山へ向かう。3つの瘤を持つ頂稜を進み、笹の間を100m急降下する。その先は、緩い起伏の尾根に笹の切り開きが通じている。黒原からの道を合わせてP1,280mの北側を巻いて行くと小沢に出合い、木の橋を渡ると1,215mの鞍部へ達する。
京丈山頂から西へ伸びる長い尾根に取付いて山頂を目指す。「往復5時間なら、登り3時間弱だろう。山頂着は13時前、出来れば12時半だ」とかなりのピッチで歩くが、思ったより距離があってなかなか山頂が近付かない。小丘を幾つか越えてP1,340mの肩まで上がると杉林から抜け出し、P1,432mが美しい霧氷の山肌を広げる。落葉潅木の間を行き、山頂部に岩が林立する変わった趣のP1,430mを越え、少し下ってもう1つの岩山を抜けると、待望の京丈山に着く。
盛大な霧氷の山頂からは甲佐岳が見下ろせ、遠くには阿蘇山が高岳と根子岳の間に峠を抱いてゆったりした印象で見えている。
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