行程・コース
天候
曇り
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
茂垣峠(1085m/11:35)稲含神社(12:00)稲含山(12:10)南尾根(1250m)支尾根(1230m/12:50)p1,350(13:05)茂垣峠(13:35)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
「鹿岳から稲含山の良い写真が撮れるだろう」と期待していたが、視界不良のために物に出来ない。山靴のまま車を運転して登山口へ向かう。砂利道を長々と走って上がると稲含山が見上げられ、カメラに収める。茂垣峠の広場には車が1台在り、道標が立っている。
林道を200m上がると大鳥居が建っている。ここが登山口だ。よく整備された参道を上がって稲含神社にお参りし、山頂を踏む。
真東に伸びる頂稜の入口には『立入禁止 未整備に付転落の恐れあり』の警告が出ている。進入禁止のロープを越えて頂稜を東へ向かうと明瞭な踏跡が在り、赤や黄色のテープが密に続く明るい落葉樹林を楽しく歩いて行くと、踏跡は徐々に薄くなる。
1,280の小さい瘤を巻いた先は急斜面で、ブナの木にキノコが群生している。笠の大きいのは15cmもあり、立派で好い姿をしている。小岩の所まで下ると踏跡が消滅し、テープも見付からない。「さて、困った」と磁石を見ると、尾根は東へ伸びている。
「登山道へ出るにはP1,350から北へ下らなければならないのに、テープに引き摺られてうっかり南東へ行ってしまった」とP1,350まで登り返し、ヤレヤレと右手の急斜面から尾根を辿って下る。1,230mで小さい瘤に出て視界が開ける。下の方に見える筈の林道は無く、送電鉄塔が尾根の延長線上で方向を変えている。見上げるとP1,350とP1,303の2つのピークが左に見える。間違った尾根を下ったのは明白で、再度登り返す破目になる。
トラロープを跨いで細長いP1,350の北端まで戻り、西方に稲含山頂を見ながら急な小尾根を30mほど下ると、またしてもP1,303が左手にズレてしまう。「ヤレヤレ、焼きが回った」と三度登り返し、P1,303を正面に見るように真直ぐに下る。
踏跡は無く、急過ぎて尾根を下れなくなり、沢形に入って木にすがって下降するとトラロープが現れ、踏跡に気付いて左へ行くと直ぐに登山道へ出る。(踏跡は旧稲含神社への道)
みんなのコメント