行程・コース
この登山記録の行程
仙酔峡(06:05)・・・仙酔峡分岐(08:05)・・・高岳(08:15)[休憩 5分]・・・月見小屋分岐(08:30)・・・中岳(08:40)[休憩 5分]・・・火口東展望所(09:05)[休憩 5分]・・・旧火口東駅(09:25)・・・仙酔峡(10:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
高岳は、標高1,600m弱のそれほど高い山ではありませんが、仙酔尾根がゴツゴツした溶岩で歩きにくいことや、標高差も700m程もあり、更には登山道後半が急峻な登りとなることから、なかなか大変な登山であった。
しかし、高岳まで登ってしまうと、後は火山の作り出した異次元の景観の中、尾根筋を辿って行くばかりなので、高岳までの辛抱でした。
今回は、火山警戒レベルも1と穏やかで、噴火口に最も近づける登山道を辿ることができ、大変ラッキーな登山となりました。
しかし、レベル1で大丈夫だろうと思いながらも、火口東展望所から眺めていると、「もし今噴火されたら、、、」との思いが浮かび、そそくさと展望所を後にしてしまいました。また、展望所からの登山道の途中には、分厚いコンクリートの避難シェルターが何カ所もあり、「ここは、ゆっくりと、留まってよい場所ではないな!!」と、自然に下山の歩みが早まってしまいました。
これまで、火山をいくつか登ってきていましたが、阿蘇ほど、火山のすごさ、潜在的な恐ろしさを体感することはなかったなぁと、下山した今でも、高岳、中岳、火口東展望所での異次元の体験を思い出し実感しています。
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仙酔峡駐車場 ※無料 トイレ有
ミヤマキリシマの群生地の公園入口が仙酔尾根登山口にもなっている。
公園内の道から、高岳方向の尾根に登って行く
登山道は溶岩がゴツゴツしてとても歩き難い
尾根道の途中から駐車場方向を振り返る
幾重にも溶岩が積み重なった様子がわかる
中間地点 ※中間以降勾配がきつくなってくる
溶岩の合間にマイヅルソウの白花
仙酔峡分岐
分岐を少し進んだ所から高岳山頂を望む
高岳(1,592m)山頂
高岳山頂にて
月見小屋分岐
中岳から砂千里浜方向からの登山道を望む
中岳(1,506m)山頂
中岳山頂にて
中岳を下りたところから、吊尾根、火口東展望所方向を望む ※尾根の通り登山道が付いていて展望所まで下りていく
火口東展望所から火口を望む
展望所から仙酔峡側への登山道 ※避難用シェルターが登山道脇に設置されている
中岳への登山道の分岐
仙酔峡近くまで下る ※ミヤマキリシマが咲き始めている




