行程・コース
この登山記録の行程
太刀岡山登山口(05:50)・・・カニのハサミ岩(06:05)・・・南峰(06:35)・・・太刀岡山(06:40)・・・越道峠(06:50)・・・鬼頬山(07:35)[休憩 10分]・・・八丁峰(08:10)・・・黒富士(08:25)[休憩 10分]・・・升形山(08:50)[休憩 5分]・・・八丁峠(09:05)・・・曲岳(09:30)[休憩 10分]・・・観音峠(10:10)[休憩 10分]・・・南峰(11:25)・・・金ヶ岳(11:35)[休憩 10分]・・・南峰(11:55)・・・茅ヶ岳(12:20)[休憩 10分]・・・女岩のコル・・・女岩(13:00)・・・分岐・・・深田記念公園駐車場(13:35)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
元々は茅ヶ岳&金ヶ岳の計画でしたが、地図を見ると右隣の山塊に太刀岡山と黒富士の表示。どうせならまとめて縦走することにしました。
スタートは深田記念公園駐車場。(4時半到着時は数台。下山時はほぼ満車。)キャパは40~50台ほどで自販機・トイレもあります。ここから太刀岡山登山口までは約6キロの車道歩き。所要60~70分ですが、敷島CCを過ぎて神戸集落に入った辺りでショートカット可能です。(写真参照)
太刀岡山の登山道入口には標識あり。「えっ、これ?」と言いたくなるような細い道に入ると、いきなりの急坂。フリークライミング用の巨大な岩(カニのハサミ岩、小山ロック)を経由して太刀岡山南峰に着くまで急登が続きます。
太刀岡山から越道峠までは急降下。そして鬼頬山への登り返しは悶絶の急登。45度近い斜面にはロープが張られており、これがないと確実にずり落ちます。鬼頬山からはまたしても急降下。そして、八丁峰・黒富士への登り返し。黒富士到着時点ですでに脚はクタクタ。アップダウンがキツいルートですねぇ。が、八丁峰周辺は穏やかでフラット。朝靄の中、新緑を楽しませてもらいました。
黒富士から升形山へ。黒富士も升形山も山頂付近は岩塊。このあたりの山はみんなこんな感じなので岩場を登り下りすることが多いんですが、それはこの後、嫌というほど痛感させられます。
曲岳への登りはストックを使えましたが、観音峠への下りでは無理。両手を使って岩を越えたり、足場が悪く、幅の狭い箇所やロープを使う箇所もあるのでストックは邪魔。なお、途中で「めまい岩」の標識があり、そこから登山道は右に急降下して続きます。めまい岩の先は行き止まりですが、素晴らしい眺望。足元に気を付けつつ、行ってみる価値ありです。
観音峠からは金ヶ岳への長くて険しい登り。ルートの入口には「初心者や高齢者には不向き」という看板が立ってますが、まさにその通り。通行者が少ないからか道は荒れ気味。雑草に道が埋もれた箇所もあるのでピンクテープをしっかり追いかける必要があります。そして、曲岳と同様、急傾斜に加えて岩場・鎖場・隘路の連続。もうほとんどバリエーションルートです。ストック使用については賛否両論あり。私は登攀力を優先してストックを使いましたが、岩場・鎖場対応を優先してストックを使わない判断もあるでしょう。そんなこんなで約1時間半をかけてようやく金ヶ岳到着。甲府盆地の眺めを楽しむ余裕もなくへたりこんでしまいました。
ここに至るまで出会った登山者の数は、スタートから升形山まではゼロ。升形山から金ヶ岳までは約10名でした。ところが、金ヶ岳山頂には約20名。茅ヶ岳山頂にはもっと沢山。さすがに人気の山ですが、私の印象にはあまり残りませんでした。本来は茅ヶ岳と金ヶ岳がメインの山行だったはずなんですけど、その他の山・ルートのインパクトが強すぎです。
フォトギャラリー:31枚
装備・携行品
シャツ | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | 登山靴 | バックパック |
スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 | タオル | 帽子 |
グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 修理用具 |
医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
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