行程・コース
天候
登山口へのアクセス
この登山記録の行程
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
四季桜を見て最初の分岐を右へ上がる。一段上がって左へ折れて急坂を登ろうとすると、傾斜が急過ぎてタイヤが空回りして軽では登る事が出来ない。カーブの所へ戻って車を停め(655m、10:25)、「片道1時間余分に歩かなければならないが、最終便には乗れるだろう」と計算して砂利道を歩き始める。
順調に高度を稼ぐと、やがて下りとなる。地形図を眺めると周囲の景色が目指す林道とは一致せず、「道が違っている」と引き返す(755m、10:50)。車に戻ると小物入にキーが入っておらず、運転席のダッシュボードの上のキーに気付いて情けなくなる。窓の隙間からストックを入れてロックを解除しようとしても長さが足りず、已む無く小窓を割って車を発進させる。(ここで、熊除け鈴も失くする。)
上流へ向かい、西ヶ谷川の方へ伸びる林道を慎重に回避して進む。道はそれほど荒れてはいないものの枯枝が散乱して気持ち好くは走れない。転回出来る場所が現れず、パンクを気にしながら右から林道が合流する所まで走って車を停め、歩き始める。
500mでかつての林道終点に着く。右手に砂利道が伸びており、少し辿ってみると右の尾根の方へ上がって行く。何処へ通じているのか判らないので、ネットの記録を頼りに登る事にして終点に戻る。
沢沿いの草や木が増長した藪道の微かな踏跡を追って進む。やがて踏跡が消えて煩い藪に入り、左の杉林へ逃げ込んで沢から遠からぬ所を平行に登るとテープが散発的に現れる。幾らも高度を稼がないうちに竹藪になり、沢筋から離れて最大傾斜線を登る。藪の中には「誰かが漕いだ跡だ」と思われるような所も現れるが、断続的かつ非常に曖昧で、登るにつれて見当らなくなる。辛抱強く藪を漕いで高度を上げると次第に傾斜が落ち、「稜線が近い。もう一踏ん張りだ」と言い聞かせて笹を押し分けて進み、笹を伐採した道に飛び出す。「この道は、いったい何なんだ!」と驚き、「苦しい藪漕ぎをする必要は無かったのかも知れない」と脱力する。
左の高い方へ進むと直ぐに不溜山の頂に着く。笹を刈った広場になっており、西方が開けて笹原のピーク(乗幸山、富栄山、大空山)が望まれる。
山頂で一息入れて伐採道を辿って下ると、300mで鞍部状の所に出て林道と出合う。「この林道は、旧林道終点から分岐している新しい砂利道だろう」と考えて下って行く。985m鞍部から沢へ下る踏跡は見当たらず、砂利道を闇雲に進むと幸便に不溜山頂の写真を物にすることが出来、予想通りに目指す旧林道終点の分岐に下り着く。
みんなのコメント